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飲み続けると危険な薬とは!?

あゆ
あゆ
こんにちは!

今回はあなたに医者が飲まない薬についてお話ししていきます。

病気を治すため、寿命を延ばすために絶対に必要な薬はあります。

しかしその一方で、実は効果がほとんどない『ムダな薬』や、知らぬうちに副作用が自分の大切な体を蝕む『危ない薬』もあります。

あなたやあなたの大切な家族が飲んでいるその薬は本当に大丈夫?

自己判断だけで薬をやめたり、減らしたりすることはとっても危険です。

まずは担当医師にご相談下さい。

担当医の指導に従った上で、今回の内容を参考にして下さいね。

飲み続けると危険な薬とは

薬の種類 薬の名称 飲み続けない方が良い理由

血糖降下薬

スルホニル尿素剤(SU剤)

ダオニール、オイグルコン、グリベンクラミド、グリミクロン、グリミクロンHA、グリクラジド、アマリール、グリメピリドなど 糖尿病患者に出される薬のうちでもっとも低血糖を起こしやすい。すなわち、使い方を誤ると生命に関わるリスクがあるわけで、糖尿病薬の減薬候補の筆頭だ。

血糖降下薬

チアゾリジン薬

アクトス、ピオグリタゾンなど 膀胱がんが増えるとのデータがあり、男性はやめるべき。フランス、ドイツでは禁止。2015年、発がんリスクを隠したとしてアクトスの製薬会社が巨額の和解金を支払った。

コレステロール低下薬

スタチン系

クレストール、ロスバスタチン、リバロ、ピタバスタチンCa、リピトール、アトルバスタチン、ローコール、フルバスタチン、リポバス、リポザート、リポバトール、ラミアン、シンバスタチン、メバロチン、メバトルテ、プラバスタチンNa、メバリリン、メバレクトなど 近年の大規模試験のデータにより、コレステロール値に加えて総死亡率も下がるという「スタチン神話」が崩れつつある。高齢者や閉経後の女性に「過剰処方」されているケースも多数。また、75歳以上では寿命が短くなるかもしれないことを示唆するデータも報告された。

中性脂肪降下薬

フィブラート系、EPA製剤

ベザトール、リピディル、トライコア、リポクリン、クロフィブラート、エパデール、ロトリガなど 血栓を防ぐ反面、出血を起こしやすくする性質があり、「薬効よりも副作用の方が大きい」と結論付けた医学論文も多い。そもそも中性脂肪は生活改善で下がりやすく、遺伝や家族性の異常でなければこれらの薬の必要性は低い。

睡眠薬、抗不安薬

ベンゾジアゼピン系

ハルシオン、トリアゾラム、デパス、エチゾラム、レンドルミン、ブロチゾラム、リスミー、サイレース、ロヒプノール、ロラメット、エバミール、ユーロジンなど 肉体的・精神的依存性が高い。不眠症は運動や規則正しい生活などで改善でき、薬の常用はNG。ベンゾジアゼピン系薬を長く使うと認知症になりやすいというデータもある。

骨粗しょう症治療薬

ビスホスホネート製剤

ボナロン、フォサマック、アクトネル、ベネット、ボノテオ、リカルボンなど 飲み薬は骨粗しょう症の治療の他、ステロイド治療の副作用防止目的で使われる。副作用として顎骨壊死が多発しており、虫歯や歯周病のある人では特に注意が必要。長期服用により骨折リスクも増大する。

解熱鎮痛剤

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

ロキソニン、ボルタレン、アスピリン、バファリンなど 定期的な服用ではなく、症状が出た時に服用する頓服薬として出されることが多いが、慢性的な痛みを抱えていると長期連用になりやすく、胃腸や腎機能にダメージを与える。依存から薬物乱用頭痛を招くこともある。

胃腸薬

プロトンポンプ阻害薬(PPI)

オメプラール、オメプラゾン、オメプラゾール、タケプロン、ランソプラゾール、パリエット、ラベプラゾールNa、ネキシウムなど 症状の改善に使う場合、高用量の保険適用は8週間だが、それ以上連用しているケースも多い。1年以上飲み続けると骨折のリスクが高まるというデータがある。

便秘薬

アントラキノン系

プルゼニド、センノシド、センノサイドなど(その他、センナ、ダイオウ、アロエなどの成分による大腸刺激性下剤) 長く飲み続けると効き目が悪くなり、安易に増量を繰り返すと、腸の機能が低下して自然な排便が困難になる。さらなる長期連用は低カリウム血症を誘発する。
あゆ
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いかがでしたか?

あなたが現在、服用している薬がもしも上記に記載があった場合は、少し考え直した方が良いかもしれません。

生活習慣病の危険な薬

『基準値主義』で数値だけを下げても健康にはならない!

寿命は延びない!

では、なぜ生活習慣病の薬を飲むのでしょうか?

それは、検査値を下げることで脳梗塞心筋梗塞糖尿病三大合併症などを予防して、健康寿命を延ばすためです。

ところが薬の中では「検査値を下げるだけ」で、寿命を延ばす効果が証明されていないものもあります。

生活習慣病で薬を飲んでいる人、飲んでいない人を追跡した海外の大規模調査では、ほぼ例外なく、それらの薬は総死亡率を改善しないという結果が出ています。

飲んでも飲まなくても寿命が変わらないという薬がほとんどです。

中性脂肪を下げる薬に至っては、飲むと余命が短くなるというデータもあります。

薬を飲めば検査値は下がります。

しかし、検査値を下げることと、寿命を延ばすことは、必ずしも一致しないのです。

あゆ
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加えて、”基準値主義”というべき実態もあります。

男女差や年齢、症状の程度など、患者個別の条件を勘案することなく、検査値のわずかな異常だけで薬が出されるケースも少なくありません。

「一生、お付き合いしていく薬です」と説明されることもありますが、ほとんどの生活習慣病は、食事と運動によって検査値の改善が見込めます。

あゆ
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そして、減薬や断薬も十分に可能です。

そもそも日本人は必要のない薬を飲み過ぎているのです。

肥満の人が痩せると、インスリンの分泌量は変わらなくても、感受性がよくなるのです。

あゆ
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その結果、血糖値も下がりやすくなります。

小さな頃からインスリン注射を打たなければいけないI型糖尿病や、遺伝による家族性高コレステロール血症狭心症肝臓病などの病気は薬が必要です。

ですが、不摂生が原因である生活習慣病の場合、薬は心がけ次第でやめられるケースがほとんどなのです。

自分にとって益の低い薬を知り、生活改善で減らせる薬は減らす。

あゆ
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それが、生活習慣病の薬との正しい付き合い方なのです。

高血圧糖尿病脂質異常症のうち、主に生活習慣の要因が大きいと考えられるケースに向けた情報です。

遺伝的要因の大きい「本態性高血圧」「家族性高コレステロール血症」「I型糖尿病」などについては医師の指導に従ってください。

高血圧の危険な薬

高齢者では血流悪化脳梗塞認知症白内障緑内障の元凶になる。

脳や目にダメージ

高血圧の治療は減塩指導と合わせて投薬するのが一般的です。

あゆ
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ですが、医師の正しいコントロールが重要です。

特に高齢者では動脈硬化が進んでいることも多いです。

ですから、全身の血流を維持するためには、ある程度は高い血圧が必要ということもあります。

それを薬で無理に下げてしまうと、思わぬ事態を招くこともあります。

脳に血が巡らなくなったら死の危険があります。

医師は薬の種類、量、服用する時間などを、患者一人ひとりに合わせてコントロールする必要があります。

さらに、90歳を超えた患者さんにβブロッカーのテノーミン50というかなり強い降圧薬を投与した結果、亡くなった例があります。

また、2016年には、糖尿病患者の血圧120/80mmHg未満に下げると総死亡率が上がるという研究報告も発表されました。

血圧は、単に数値だけを下げればいいというものではないのです。

薬で無理に血圧を下げれば、体全体の「血の巡り」が悪くなります。

腎臓血流不足に敏感な臓器です。

特に高齢者などでは、薬で血圧を下げすぎた結果、これらの臓器がダメージを受けてしまうことがあります。

あゆ
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脳への血流が悪化すれば、脳梗塞や認知症のリスクも上昇します。

白内障や緑内障の高齢者に降圧剤の服用者が多いことは知られている話です。

『新薬=良い薬』ではない

ところで、高血圧の薬といえば、2013年に発覚したノバルティスファーマ社のディオバン事件が記憶に新しいです。

ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)に分類されるディオバン(一般名:バルサルタン)という薬が、降圧効果以外にも、他の薬に比べて、脳卒中、狭心症、心不全などを大きく減らせる効果があるとの優位性を示した論文のデータが、製薬会社主導で捏造されていました。

もちろん、製薬会社がインチキな論文を作ったことは大問題なのですが、そのデータを鵜呑みにして使う医者が多かったことも問題です。

現在使われている高血圧治療薬の中で、1番新しい薬がARBなのです。

あゆ
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新薬は薬価が高いのです。

昔から使われている利尿薬は安いものなら1錠6〜10円ほど、3割負担の患者さんなら自己負担分は1錠あたり2〜3円ほどです。

一方でARBは、1番安いディオバンでも約200円(160mg錠の薬価)です。

製薬会社としては、安い薬よりも高い薬をたくさん売りたいのは当然です。ですが、そのためにデータの捏造までしたのです。

あゆ
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新しい薬だからこその不安材料もあります。

ARBは新薬ですから、10年、20年と飲み続けた場合にはどうなるのかというデータがまだありません。

それ以前に、わずか数年のデータでも、脳卒中心筋梗塞予防できるという十分なエビデンスはないのです。

一方で、今まで長く使われてきた薬は、使っている患者さんが多い分だけ、発生する副作用やその確率もわかっています。

あゆ
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新薬というと頼れるイメージを抱くかもしれません。

ですが、多くの患者さんに使われた実績のある古い薬の方が、医学的根拠安全性は高いのです。

高血圧の薬は歴史も古く、世界中で広く使われているため、大規模な調査をもとにした信頼できるデータも多いです。

しかし、古くから使われているサイアザイド系利尿剤というタイプの降圧剤だけがわずかに寿命を延ばす効果があると認められているだけです。

つまり、ARBなど最新の降圧剤は薬価が高いだけです。

なので、古くからある薬と比べて寿命を延ばす効果があるわけではないのです。

頸動脈、エコー検査を受けて動脈硬化が進んでいなければ、薬をやめられる可能性があります。

ですが、高齢者では薬によって血圧が下がりすぎるケースに注意が必要。

血糖値の危険な薬

命に関わる低血糖の副作用『アクトス』膀胱がんの危険もあります。

薬による低血圧で死亡例あり

血糖値を下げる飲み薬は現在、7タイプが使われています。

あゆ
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そして、「薬が効く仕組み」は種類によって様々。

この中で、α-GI薬(α-グルコシダーゼ阻害薬)は生命に関わる低血糖の副作用がないことからもてはやされています。

あゆ
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α-GI薬は糖の分解・吸収を遅らせる薬です。

ですが、薬を飲まなくても、野菜や海藻類を先に食べてから主食を食べる方法もあるのです。

副作用の低血糖の心配がないからといって、すぐに出してしまう医者もいます。

ですが、効果も大したことはなく、ヘモグロビンA1cを0.5くらいしか下げません。

一方で、お腹が張ったり下痢をしたりといった副作用があるので、積極的に使う意味はないでしょう。

SGLT2は「痩せる糖尿病薬」として注目され、2014年以降、複数の医薬品会社から相次いで発売されました。

ですが、SGLT2は、高齢者では脱水による死亡例が報告されている危険な薬でもあるのです。

そもそも、若くて太っている人は食事運動で痩せることを優先するべきです。それをしないで、1錠250円もする高い薬をどんどん出すということには疑問を感じます。

国際糖尿病学会のランク付けで1位となっているBG薬は、1錠わずか9円です。

SGLT2阻害薬は、体内の異常な糖(グルコース)を尿中に排泄させる薬です。

体を動かす燃料でもある糖を体外に出す代わりに、体内では内臓脂肪がエネルギー源として利用されます。

ですが、痩せ型の人や高齢者など、余分な脂肪が少ない人ではタンパク質必要な脂肪が使われてしまいます。

そして、基礎代謝の悪化筋力低下などのリスクが高まるのです。

太っている糖尿病患者が、体重を落とすために期間限定で使うのはいいかもしれません。一切使うなとまでは言いませんが、効き目に個人差があります。

あゆ
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特に、高齢者には危険が伴う薬です。

SGLT2は血圧のコントロールが難しかったり、腎症の進行が懸念されたり、心不全がある患者さんで考慮される薬です。

血糖値降下薬はタイプによって働き方が異なり、患者さんにより大きく向き不向きがあるのです。

膀胱癌の危険性あり

あゆ
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ここで、2種類の薬について危険性を指摘します。

糖尿病の飲み薬のうち、最も低血糖を起こしやすいのがSU剤という種類です。

膵臓にムチ打ってインスリン分泌を促す薬で膵臓が早く弱ってしまうデメリットがあります。

もう一つ、チアゾリジン系のアクトスという薬は膀胱癌の恐れがあるとしてフランスでは禁止されています。

アメリカのFDAは、使用を認めていますが、認可前の議論で散々もめた経緯があります。

あゆ
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日本でも処方されていますが、男性は飲まない方が良いです。
FDAとは

アメリカ食品医薬品局。

日本の厚生労働省にあたる政府機関、DHHS(保健福祉省)に属す。

アクトスは、膀胱癌膵臓癌前立腺癌のリスク増加に対する懸念があります。医学部教授たちもチアゾリジン系の薬を問題ありとする人が実際のところ多いです。

チアゾリジン薬を飲んだ人は、飲まなかった人に比べて脳卒中心筋梗塞のリスクが約50%高まるというアメリカの研究報告があります。

癌のリスクについてはチアゾリジン系以外の薬剤でも多くの報告があり、癌のリスクがないという報告があるのは、メトホルミンくらいのものです。

また、心筋梗塞のリスクが増えるのは、ロシグリタゾンという日本未承認の薬です。

日本で発売されているアクトスでの報告はないと指摘しつつ、チアゾリジン系の薬を人はとめにした時に問題となるのは、心不全の増加です。

糖尿病治療薬の選択肢が豊富になった現在、チアゾリジン系薬剤をあえて使う必要はないと思われます。

もし、アクトスなどを服用している人がいれば、別の薬に変更することを検討するべき。

薬で合併症は予防不可

全ての血糖値降下薬について、特に高齢者については慎重な服用が求められます。

高齢者医療の現場において血糖値が上がりすぎて具合が悪くなる人は意外にも少ないです。

しかしその一方で、薬で低血糖になってしまい、冷や汗震えに始まって、失神、時には死亡に至るケースは少なくないのです。

確かに薬によって、血糖値をコントロールして神経障害、網膜症、腎症などの合併症を引き起こさずに済んでいる人はいます。

しかし一方で、副作用によって亡くなる人もいるという現実があります。

海外で糖尿病の薬を飲んだ人と飲まなかった人とを比較する大規模な追跡調査が行われました。

あゆ
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その際の結果、総死亡率には差がありませんでした。

一言でいって、薬を飲んでも飲まなくても寿命にはそれほどの差はないのです。

糖尿病は薬で数値を下げる以上に、生活習慣の改善が重要です。

あゆ
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薬を飲んでいても、食事・運動療法は必須。

特に太った糖尿病患者は、体重がコントロールできないと結局、症状が悪化してしまいます。

太った人に限らず、糖尿病に関しては、薬だけに頼ってもうまくいかないのです。

薬で血糖値を下げても、下げた分に見合う合併症予防効果はないという明確なエビデンスがあります。

治療のゴールは、「数値が下がること」ではなく「健康的に長生きすること」なのです。

コレステロールの危険な薬

患者を診ない「基準値主義」の治療で飲まなくてもいい薬が出される。

閉経後の女性での高値は異常じゃない

あゆ
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コレステロールとは、血液中に存在する脂質の一種です。

血中のコレステロール値や中性脂肪値に異常が認められると、心筋梗塞脳卒中などの動脈硬化性疾患を引き起こす「脂質異常症」とされます。

一般に「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロール値が140mg/dl以上になると高LDLコレステロール血症と診断され、治療の対象となります。

このように基準値が定められているものの、数値だけを見て一律に投薬するのは間違いだと断じる医者は多いです。

あゆ
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まず、男性と女性は分けて考えるべきです。

女性は、女性ホルモンのエストロゲンによってLDLコレステロールの代謝が円滑に行われます。

あゆ
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ですので、本来、数値はあまり高くなりません。

しかし、閉経後は女性ホルモンの働きがなくなるため、おのずとLDLコレステロール値が上がります。

この場合の高値は病的なものではないので、投薬治療の必要はありません。

一方で、個々の患者を診ずに数値だけを見て薬を出す医者もいます。

医者
医者
160mg/dlあるから薬を出しておきましょう。

このような勉強不足の医者は、検査数値だけを見て判断します。

数値だけで判断するのではなく、動脈硬化遺伝など、他の危険因子を調べた上で、状況に応じて投薬するのが正しいやり方です。

男性の場合は、コレステロール値動脈硬化が強く関連するため、数値が高ければ積極的な治療が必要になります。

その場合も、数値が高すぎない限り、まずは生活習慣を改善するべきです。

あゆ
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そして、薬はそれでも下がらない時の手段とするべきです。

80代・90代は薬やめてOK!?

医者
医者
コレステロール値は少し高めでも問題ありません。

実は、このように言う医者は少なくありません。

特に高齢者では、コレステロール値が低い人よりも高い人の方が、自分で買い物に行ける、一定の距離を歩けるといった日常生活能力保たれるというデータがあります。

また、高齢者に限らず、コレステロールが低すぎるからとかえって健康上の問題が出やすいのです。

コレステロールは、うつ病予防にも大切な役割を果たしています。

感情や気分のコントロール、精神の安定にはセロトニンという神経伝達物質が深く関わっています。

ですが、このセロトニンがうまく機能するためには、血中のコレステロール濃度が一定レベルに保たれていることが必要なのです。

コレステロールは、細胞膜やホルモンを作る材料でもあります。ですから、悪者扱いをしていると、かえって健康を損なうことになりかねません。

あゆ
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コレステロールの薬は年齢に応じた使い方も大事です。

スタチンという種類の薬はエビデンスが豊富で、心筋梗塞脳血管障害の予防に効果があることは明らかです。

なので、特に壮年期の40代、50代で動脈硬化が起きている人は飲んだ方がいいのです。

あゆ
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過去に脳梗塞や心筋梗塞を起こしたことがあるなら、尚更!

しかし、80代90代になったら飲むのをやめても大丈夫です。

医学的なデータによると、スタチンを飲んでも死亡率がわずかに下がるだけで、高齢者の健康に寄与していないのです。

現在、問題となっている多剤投与の一因はスタチンであり、高齢期には使用を減らすことを検討すべきなのです。

スタチンは見事に検査値が下がり、総死亡率も下がる画期的な薬という位置付けでした。

ですが、最近、データの再分析によって、コレステロールだけが高い人がスタチンを飲んでも、何のメリットもないという見解が出されました。

このように、生活習慣病の薬では、服用すれば長生きできると証明されている薬が、実はほとんどないのです。

コレステロールに限らず、中性脂肪にしても血圧にしても、検査値の異常が何か1項目だけというケースや、基準値をわずかに超えているという程度なら、生活習慣を改めるだけで効果が現れるはずです。

あゆ
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それが根本的な治療にもつながります。

最初から薬に頼ることはオススメしません。

HDLコレステロール値が40mg/dl未満の場合は「低HDLコレステロール血症」として治療の対象となります。

中性脂肪の危険な薬

血液サラサラになりすぎて、内臓出血の危険がある。

中性脂肪の敵は炭水化物

中性脂肪は、コレステロールと同様に血液中に存在する脂質の一種です。

コレステロールと違って、数値の変動が非常に大きく、1日のうちでも大きく増減を繰り返しています。

例えば、朝9時から健康診断があるとして、朝食を食べたり、前日の深夜にラーメンを食べたりして検査に挑む人が多いのです。

そうすると、中性脂肪が1500mg/dlというような数値になることもあります。

あゆ
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食事内容によっても変わり、特に食後は変動が大きくなります。

なので、一度の検査数値で判断するのではなく、正しい検査をした結果を継続的に見ることが必要です。

中性脂肪が高くなるのは、運動不足でエネルギー消費量が少ないか、過食、特に炭水化物(ご飯、パン、麺類などの主食や甘いもの)の摂取量が過剰な場合です。

ですが、脂肪分の多い食事を控えることは、中性脂肪対策としては意味がないことが、医学的データで明らかになっているのです。

また、「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」もポイントです。

同じものを食べても、早食いの人は中性脂肪が急激に高くなりますし、時間をかけて咀嚼する人は上がり方が緩やかになります。

あゆ
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なので、数値のピークも低くなります。

肉や主食を食べる前に、食物繊維の豊富な野菜海藻類を食べることも中性脂肪対策として有効です。

血糖値への対策として、食事をする際に野菜から食べ始める「ベジファースト」はすでに常識です。

あゆ
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でも、この工夫は中性脂肪対策にも効果的です。

体質的に中性脂肪の高い人もいますが、大半のケースは、食事の工夫や運動で改善できます。

あゆ
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薬を飲むのは、最後の手段なのです。

コレステロールや血糖値にも対策を

中性脂肪値が高いまま放置しておくことは危険です。

あゆ
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ですが、投薬が最優先されるべきではありません。

中性脂肪が高いと、善玉コレステロールが減る一方、悪玉コレステロールよりもたちの悪い超悪玉コレステロールが増えることがわかっています。

これは小型LDLコレステロールと呼ばれるもので、心筋梗塞など、心疾患の原因になりやすい性質がありますから、対策は必要です。

あゆ
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とはいえ、いきなり投薬治療はしません。

食生活の見直しをはじめとする生活習慣の改善が第一です。

中性脂肪値が高い人は、血糖値やコレステロール値も高くなりがちです。

ですが、薬を使って中性脂肪値だけを何とかすればいいというものではありません。

生活習慣を改善するように注意して、それでも数値をコントロールできなかった時に、薬を投薬してもらうのがいいでしょう。

血液サラサラの副作用

中性脂肪を下げる薬の副作用には極めて深刻なものがあるので、使用はなるべく避けた方がいいのです。

現在、主流となっているフィブラート系とEPA(エイコサペンタエン酸)を中心とした薬には、どちらも出血を起こしやすくする性質があります。

あゆ
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中性脂肪を下げる薬には、血液が固まる血栓症を防ぐ効果があります。

ですが、この働きが強すぎると血液がサラサラになりすぎてしまい、出血につながるのです。

これにより、脳出血胃腸の出血などの危険が伴います。

中性脂肪を下げる薬に関する医学研究を総体的に見ると、薬効よりも副作用の方が大きいと結論づけた論文が数多くあるのです。

EPAはOTC化されたため、市販薬やサプリメントとして誰でも薬局などで簡単に買えるようになりました。

『OTC化』とは

医療用医薬品が、医師の処方箋がなくても、薬局などで購入できるようになること。

ですが、”血液サラサラ”の副作用やリスクについても頭に入れておくべきなのです。

中性脂肪は生活習慣病に関連する検査項目の中でも、比較的、自力で正常化しやすいです。

薬に頼るよりも生活改善から始めるのが健康長寿の秘訣なのです。

EPAは市販薬やサプリメントとしても簡単に手に入れることができます。

ですが、「血液サラサラ」の副作用も頭に入れておく必要があります。

精神的な不調の危険な薬とは

依存耐性の危険を軽視して効かない薬ムダな薬が広く処方されている!

あゆ
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患者さんは、薬が出されたら「効く」こと期待します。

ですが、効果に疑問符のつく薬や、危険性を軽視できない薬もあるのが現実。

うつ、不眠症といった「精神的な不調」に処方される薬や、認知症、加齢に伴う不快な症状の改善など「高齢者向け」の薬には、とりわけ、そういった問題を抱える薬が多い印象を受けます。

代表的な抗うつ薬であるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)があります。

これらの薬は、実は、二割の患者さんにしか効かないとされています。

抗うつ薬の厄介なところは、8割の患者さんには効果がない上に、断薬すると離脱症状が出る恐れのあるところです。

離脱症状とは

薬を急にやめたり、減らしたりしようとした時に出現する、様々な病的症状のこと。

めまい、頭痛、吐き気、強い不安感や焦燥感、過度の興奮など、辛い禁断症状が現れます。

そのために、なかなか薬がやめられず、服用量も増えていってしまいます。

本来は、慎重の上にも慎重を期した処方が求められる薬ですが、現代社会のストレスフルな状況とも関連して、高いニーズのもとに処方量が増えているのです。

睡眠薬または抗不安薬として処方されるベンゾジアゼピン系睡眠薬も、多くの医者が問題を指摘する薬の一つです。

依存度が高く、飲み続けると、記憶障害抑うつ感情麻痺などの深刻な症状も出ることがあります。

ですが、日本の医療現場では、この種の薬の処方に対するハードルが低いです。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、海外では処方期間を4週間に限定するなど、依存への対策をしています。

しかし、日本では無警戒で、何年にもわたって飲み続けている人が少なくありません。

あゆ
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日本くらい、この薬がお気軽に処方されている国はないのです。

精神科医療と同様に、高齢期医療の分野でも、無意味な薬や問題のある薬が多いです。

個別の薬の問題だけではなく、高齢者においては多剤併用のリスクも重大なものとなっています。

年をとるほど体の不調は増え、服用する薬の種類が多くなります。

ですが、「必要な薬」「優先度の高い薬」「害の多い薬」「無用な薬」「優先度の低い薬」をしっかり見極めましょう。

あゆ
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後者から減らしていくことが健康長寿への必須条件です。

抗うつの危険な薬

8割の患者に薬は無意味!

第一選択薬のSSRIも効果は偽薬並み。

薬より大切な3つの生活習慣

ストレスフルな社会の「現代病」ともいえるうつ病。

その治療薬は、製薬会社主導の「うつ病は心の風邪」キャンペーンの効果もあって非常に広く、気安く処方されるようになりました。

心の不調を感じた時、薬を飲むよりも先にすべきことがあります。

あゆ
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うつ病に関わる生活習慣は三つしかありません。

睡眠不足運動不足お酒の飲み過ぎです。

この三つを改善すれば、憂鬱な気分や不安感は軽減や解消に向かいます。

睡眠は1日7時間、連日が無理なら週に50時間を確保しましょう。

そして、1日7000歩、週に5万歩を目標に歩き、お酒は一旦やめる。

それを2〜3ヶ月続けてみて、改善されないのであれば、次善の策として医者にかかるのもいいでしょう。

例えば、仕事や人間関係でストレスを感じるのは当たり前。

あゆ