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やらない方が健康!?体に悪影響な治療と手術

あゆ
あゆ
こんにちは!

体に負担をかける手術や治療はそれ自体がリスクとなります。

特に、70歳を超えると人によっては体力の格差が大きくなり、場合によっては、『積極的に治療しない』という選択肢が幸せな晩年につながることもあります。

一方で若い世代や、働き盛りの世代で知っておきたいのは、高い健康意識が、『過剰医療』による害をもたらす可能性です。

あゆ
あゆ
医療は、『100%万能』ではないのです。

腹腔鏡・胸腔鏡手術とは

傷が小さい

体の負担が少ない

回復・退院が早い

小さな内視鏡カメラが映し出す画像で、体内の様子を見ながら術野を切っていく腹腔鏡・胸腔鏡手術

開腹・開胸手術に比べて『低侵襲で、体に優しい』が売り文句ですが、潜むリスクも無視できません。

術野を直接見れない

胆石、胆嚢ポリープ、早期大腸がん、早期胃がん、腎がん、急性虫垂炎、良性卵巣腫瘍、子宮筋腫など、様々な病気に用いられている腹腔鏡手術。

開腹手術と違い、術後の痛みが少ない傷が目立たない早く退院して社会復帰できるといった利点があります。

一方、腹腔鏡手術後に8人の患者が死亡した事件が大きく報道されたこともありました。

あゆ
あゆ
腹腔鏡手術はメリットばかりではないのです。

開腹手術に比べると視野が狭い、全身麻酔が必須、大量の二酸化炭素ガスを使用するといった限度があります。

また、内視鏡カメラの画像を見ながらのチマチマとした操作になります。

なので、手術時間長くなりやすいといったデメリットもあります。

例えば、川島なお美さんの腹腔鏡下胆管がん切除の手術は12時間もかかりました。

“腹腔鏡手術ができる病院=高レベルな病院”という風潮で各病院が競って導入したものの近年はそれなりに問題があることもわかってきました。

メリット・デメリット

では、腹腔鏡手術で問題となるのはどんな点なのでしょうか?

腹腔鏡手術は血管損傷のリスクが高いです。

大血管を損傷して出血したら、一瞬でモニター画面の視野はなくなります。

そこで即座に開腹に移れば止血処理は行えますが、間に合わない可能性も少なからずあるのです。

また、胆管膵管損傷も大きなリスクです。

これらは血管の場合と違って、損傷したときにあまり派手でないこともあり、見落とすこともあり得ます。

あゆ
あゆ
ひとつのミスで取り返しのつかない結果を招くことも…

そんな現場を目の当たりにしている外科医は、自分自身が大きな病院で手術を受けることを想定した時、腹腔鏡を敬遠するのです。

メリット デメリット

腹腔鏡手術

胸腔鏡手術

傷が小さい、痛みや癒着が少ない、回復が早い入院期間が短い。 術野を直接視認できず、臓器に直接触れられない。

大きな血管を傷つけて出血した場合、開腹に比べて対応が遅れる。

(ダ・ヴィンチなどのロボット手術はさらに出血への対応が遅れる可能性がある)

開腹手術

開胸手術

術野を直接視認でき、臓器に直接触れられるので、確実で安全な手術ができる。 傷が大きいので、術後の痛みが強く、回復に時間がかかる。

癒着や腸閉塞が起こりやすい。

大きな傷跡が残る。

腹腔鏡手術では、二酸化炭素ガスを注入して腹部を膨張させます。

そして、へそ周辺の数cmの切開箇所から内視鏡を挿入し、テレビモニター上に映し出される腹腔内の様子を見ながら、鉗子という細長い器具を操作して、手術が行われます。

内視鏡とモニター画像が執刀医の目の代わりに、鉗子が手の代わりになります。

腹腔鏡手術を受ける前のチェックポイント

①自分の症例は、腹腔鏡手術に合うか?

肝臓、胆道、膵臓領域のがんは、各医学会の調査でも『リスクが高い』という結果が出ており、医師の技術レベルに関わらず、腹腔鏡手術を避けた方がいいです。

②腹腔鏡手術の症例数は豊富か?

手術経験が多い方が技術が習熟しやすいです。

また、手術数が多いのは入院ベッドの回転数が良い証拠であり、合併症再発の少ない質の高い手術ができている証でもあるといえます。

③執刀するのは腹腔鏡手術の認定医か?

腹腔鏡手術を安全・適切に施行できる技術、指導できる技量を有していることを認定する制度があります。

④説明をきちんとしてくれるか?

デメリットを含めた情報開示をきちんとしない医師はNG。

患者
患者
自分の手術はどれくらい危険なのか?
患者
患者
合併症の確率はどれくらいなのか?
患者
患者
入院期間は何日くらいなのか?

このように具体的な質問をしてみるのもいいです。

これを面倒くさがるような態度の外科医なら、転院も視野に入れましょう。

“ムダ死に”する可能性も

ある市中の病院に勤務する医者は自身の体験から、医療事故はレアケースではないと語っています。

オペが下手なことで有名だった外科医が、腹腔鏡による内視鏡下直腸高位前方切除術をやったときのことです。

術前のカンファレンス(症例検討会)で、内視鏡下粘膜切除による組織診がクラスIIIの患者でした。

IIIというのは悪性・良性の境界型という判断で、“がんじゃないかもしれない”というレベル。

腹腔鏡下で腸管の一部を切除して繋ぎ直すオペですが、医師が鉗子で腸を引っ張っているうちにちぎれてしまいました。

モニター画面を見ても術者は正確な位置の把握ができず、腸管のどの部分かがよくわからないままオペをしているのです。

高レベルな技術が求められる腹腔鏡手術で“オペが下手”な医師に執刀された結果、起きてはならないミスが起きてしまうことがあるのです。

その結果、腸がちぎれて便が漏れ、当然ながら開腹になりました。

オペはなんとか終わりましたが、その患者は結局、腹膜炎で術後から40度の高熱が続き、2〜3日後に亡くなりました。

医師の話によれば、この患者はまだ現役で仕事をしていた60代。

術後の病理検査で、摘出標本からがんは見つからず、結果論ではありますが、がんではないのに腹腔鏡下直腸高位前方切除術を受けて、腹膜炎になって死亡してしまったのです。

あゆ
あゆ
もし、自分や自分の家族が知らぬ間にこんな医師に執刀されたら…

正しい病院・医者の選び方

このように技術力が求められる腹腔鏡手術では『誰が執刀するのか』が開腹手術以上に重要なカギとなります。

腹腔鏡手術そのものの是非よりも、手術を受ける施設外科医吟味して選ぶことが最重要なのです。

胸腔鏡手術も同じで、治療のを左右する最大の問題は、どこで誰が執刀するかということ。

手術数の多い病院で、経験豊富な外科医のもとで手術を受けられるかどうかにかかっています。

例えば、がんの場合、最初に診断された病院で…

医師
医師
手術しましょう。

このように言われて、考える余裕もないままに手術を決める人が少なくありません。

腹腔鏡胸腔鏡の手術が適応となるのは基本的に、すぐに命を落とすわけではない早期のがんや、良性疾患

あゆ
あゆ
まずは、下調べをしてからでも遅くありません。

自己防衛の対策をする

あゆ
あゆ
腹腔鏡手術を検討している人に、アドバイス。

腹腔鏡手術は基本的には、がんではない腫瘍、胆石、癒着剥離などの良性疾患や、ごく初期のがんが対象。

しかし、過去に腹部の手術をしたことがある人には、あまりオススメできません。

出産時の帝王切開なども含め、開腹手術の既往があると、お腹の中に癒着が残っていて、手術の難易度が上がるからです。

では、いざ自分や家族が腹腔鏡や胸腔鏡で手術を受けることになったら?

患者側が直接、執刀医を選ぶことはできませんが、“自己防衛”の策を具体的にご紹介します。

腹腔鏡手術のメリットのみを並べて、限界デメリット、また、開腹手術に移行する可能性を説明しない外科医は要注意。

そんな医者に当たったら、場合によっては転院した方がいいかもしれません。

それができない状況だとしたら、どうすればいいのか?

術前説明の際に…

患者
患者
病気が治れば、傷は大きくても構いません。腹腔鏡にはこだわりません。

このように伝えた上で…

患者
患者
何かあれば、遠慮なく開腹してください。

と、ダメ押ししておくといいでしょう。

治療においての優先度は、『小さい傷で済むこと』ではありません。

『病巣をきちんと切除すること』が常に上位にこないといけません。

あゆ
あゆ
これは大原則です。

開腹・開胸手術腹腔鏡・胸腔鏡手術であれ、双方のメリットデメリットを理解しましょう。

そして、十分な説明を受けた上で治療に臨むのが肝心。

腹腔鏡手術のオススメ度

評価 消化器外科 産婦人科 泌尿器科
A 胆嚢摘出術

肝臓生検

子宮内膜症の焼灼

卵管癒着の通水(不妊治療)

なし
B そけいヘルニア

虫垂炎

卵巣腫瘍(良性)

子宮筋腫の核出

子宮外妊娠

腎臓全摘出

副腎摘出

C 初期の胃がん、大腸がん

脾臓摘出

子宮脱

子宮体がん

前立腺(ダ・ヴィンチ手術)

腎臓部分摘出

D 進行した胃がん、肝臓がん、胆管がん、膵臓がん なし なし

A→オススメ

B→まぁ、オススメ

C→専門病院ならやってもいい

D→実験的。基本的には開腹手術にした方がいい

開腹手術の既往があれば、評価を1ランク下げること。

心筋梗塞・脳卒中の予防医療

高度な検査がもたらす『過剰医療』のワナ

日本人の死因の2位と3位にランクインしている、心臓血管の病気。

突然死を避けたいと、人間ドッグや各種検査に躍起になる人も少なくありません。

しかし、絶対的に正しいと思われる『早期発見』『予防的治療』で必ずしも寿命が延びるわけではないのです。

胸部エックス線の被ばく量

心筋梗塞と、その前段階である狭心症の検査と治療を兼ねて行われるのが、カテーテルと呼ばれる細く長いチューブを使った処置です。

まずは、カテーテルを足や手首の血管から挿入し、心臓の血管(冠動脈)まで送り込みます。

そして、カテーテルの中に、放射線が透過しない液体(造影剤)を注入し、エックス線撮影を実施します。

これが血管造影検査で、血管が詰まっている箇所を調べることができます。

通常はこの検査と併せて、詰まった場所を拡張する治療も行われ、最近では、ステントと呼ばれる金属製のリングを詰まった部位まで送り込み、留置する方法が採られています。

あゆ
あゆ
この検査と治療には、2つの問題があります。

ひとつは、血管内にカテーテルステントといった異物を挿入するため、血管の内面を傷つけてしまうことです。

造影剤にアレルギーのある人もいて、検査に伴う合併症が起こる危険もあります。

もうひとつは、処置の最中、ずっとエックス線テレビによるモニターが行われるために、甚大な放射線被ばくがあることです。

ある研究によれば、その被ばく量は1回の処置で、胸部エックス線写真撮影1枚分の2万倍と計算されています。

しかも、海外の医学調査で、この処置を行わなかった患者の方が長生きしたというデータもあります。

治療上、必要な検査であることが多いですが、症例によってはMRAやCT、エコー検査などで代用可能な場合もあります。

必要のない治療は寿命が縮む

あゆ
あゆ
大きな病気を防ぐ予防医療は大事です。

ですが、むやみに検査をありがたがることは、必ずしも健康に繋がりません。

脳ドッグは健診の一種で、基本的には脳に明らかな病気や症状を抱えていない人が対象となります。

CTMRIなど、ハイテクを駆使した画像検査法によって、自覚症状のない動脈硬化症脳梗塞、小さな動脈瘤まで見つけ出すことが可能です。

そう聞くと、すぐれた検査に思えてきますが、問題はその先です。

例えば、動脈瘤が見つかって手術をしても、放っておいた場合と比べて大きなメリットがあるわけではないのです。

動脈瘤を見つけた場合に手術するかどうかは医師にも判断が難しい。

アメリカ、カナダなどの医師たちによる興味深いデータがあります。

それは、過去に脳出血を起こしたことがなく、脳動脈瘤が見つかった1077人を追跡調査したものです。

5年間に、このうち41人に脳動脈瘤の破裂が認められました。

動脈瘤の大きさ別では、7mm未満は0.2%、7〜9mm未満は0.5%、9mm以上は3.1%でした。

一方で、破裂予防のためにカテーテルや外科の手術を受けた人は術中や術後に脳出血脳梗塞を起こす割合が高いです。

あゆ
あゆ
1年後に2.7%の人が、治療が原因で亡くなっています。

治療の結果、後遺症が出た人も含めると、不利益を受ける人は12.6%にのぼります。

このように、症状が現れていない病変を無理に見つけ出して治療を施した結果、かえって健康をしてしまうことが少なくありません。

健康ブームにのって、脳ドッグのような特化型健診も人気を集めています。

しかし、健康志向が『過剰医療』に繋がってあだとなる可能性は頭に入れておきましょう。

『脳動脈瘤』って?

脳の血管(動脈)の一部がコブ状に膨らんで弱くなっているところを脳動脈瘤という。

1.5〜5%の人が有していると考えられている。

そのうちの0.5〜3%が破裂して症状を引き起こすといわれている。

無症状でも、見つけた方がいい?

脳ドッグなどで無症状の脳動脈瘤が見つかっても、その脳動脈瘤が破裂するのかどうかを診断する手立てはない。

年間の破裂率は2%前後と考えられている。

これは100人中2人にくも膜下出血が起きるということ。

残りの98人は放っておいても何も起こらないとも言え、医学的にも、症状のない脳動脈瘤を積極的に探した方が良いということが定説にはなっていない。

眼科治療の思わぬ落とし穴

白内障
緑内障

80代でほとんどの人が発症するといわれる白内障の手術件数は、年間140万件以上。

ありふれた手術・治療だからこそ、気をつけたいリスクと注意点をご紹介します。

慎重に医者選びをすること

手術法の進歩によって、痛みもなく、短時間でできる安全な手術がしたいですよね。

このように、簡単で安全性の高い治療ながら、どんな医師に手術を任せるかが重要です。

白内障手術で用いる眼内レンズは、以前は単焦点眼内レンズしかなかったので、医師が決める場合が多かったのです。

現在は様々な多焦点レンズがあり、乱視矯正用の眼内レンズもあります。

その選択肢がきちんと説明され、患者が各自の症状ライフスタイルに合わせて、自分で選ぶ余地があることも重要です。

選択肢の説明がなく、医師が一方的に決めてしまう話には乗らないようにしましょう。

そして、手術のタイミングも重要です。

患者
患者
とてもよく見えるようになった!

このように白内障では、実際に手術を受けた人からこういう話を聞き、まだ白内障が進行していない状態の人が早い段階で手術を受けてしまうケースが少なくありません。

術前にさほど進行していない人が手術を受けても、改善は軽度です。

患者
患者
あの人はあんなによくなったと言っていたのに…

そのため、このように術後の状態に満足されない場合があります。

手術の時期は、生活に支障が出るようになったり、免許更新の視力検査が難しくなったりなど、実際に自分が不自由を感じてからにしましょう。

誤診断も意外と多い

眼圧が上昇することで、視神経に異常が起こり、視力低下視野障害を引き起こす緑内障は、眼科治療の中でも厄介な病気の一つです。

緑内障は自覚症状がないまま病気が進行し、徐々に視野が欠けていって最悪の場合は、失明することもあります。

日本人の失明原因の約4分の1緑内障です。

障害された視神経は回復しないため、緑内障を発症したら、治療によって進行を遅らせるしかありません。

あゆ
あゆ
そのためにも、早期発見が重要です。

ですが、健康診断で緑内障の疑いありと誤診される人は、案外多いです。

健康診断でよく引っかかるのが、『視神経乳頭陥凹による要精密検査』です。

その後、眼科を受診して緑内障が疑われると言われ、緑内障点眼を処方されている患者の中には、緑内障とは言えない患者がかなりいるのです。

緑内障は眼底検査などで視神経乳頭と呼ばれる部位の形態を確認することで診断されます。

ですが、正常でも緑内障と間違われるケースが少なからずあるのです。

特に、近視の目は視神経乳頭が傾いて楕円になるなど変形しています。

そのため、緑内障と間違われやすいのです。

誤診によって点眼薬が処方されれば、様々な副作用を引き起こすこともあります。

緑内障点眼は、基本的に一生使い続けるものであって、容貌全身に影響を与える副作用もあります。

緑内障でないのに緑内障点眼を行うということは、一生お金を払い続けて副作用だけもらうということになります。

最近は、OCTという眼底検査機器が普及し、視神経乳頭だけでなく、網膜を評価して緑内障の診断ができるようになってきました。

正確な診断が必須であり、疑いの段階では緑内障点眼は使用せず、経過を診ることが大切です。

緑内障は完治しない病気だからこそ、民間療法やサプリメントに頼りたくなる人もいるでしょう。

あゆ
あゆ
しかし、これらの効果はありません。

一部のメディアで…

患者
患者
これをやったら、緑内障がみるみる改善した!
患者
患者
これを食べたら、緑内障がよくなった!

このような方法が紹介されることがあります。

ですが、緑内障を改善できる民間療法食事サプリメントの類は存在しません。

眼科で処方される薬は緑内障の進行を抑制することが統計的に立証されており、十分な医学的根拠が存在します。

緑内障早期に発見できれば必ず進行を抑えることができます。

なので、40歳を過ぎたら、眼科検診を受けることをオススメします。

眼科医が教える危険な目薬

スマホやパソコンによる目の酷使、コンタクトレンズの使用、エアコンによる空気の乾燥など、現代病ともいえるドライアイ。

多くの人は、市販の目薬を用いますが、眼科医が警鐘を鳴らしています。

ドラッグストアなどで市販されている充血を抑える点眼薬の多くには、血管収縮剤が含まれています。

この成分の作用で一時的に血管が収縮して充血が引きます。

ですが、常用すると、かえって充血しやすい目になります。

眼科医としては、市販の充血を抑える点眼薬オススメできません。

また、目薬に防腐剤として含まれる塩化ベルザルコニウムなどの成分が角膜悪影響を及ぼします。

成分の接触時間が長くなるほど角膜障害のリスクは高まります。

特にコンタクトレンズ装用中の点眼薬には、必ず防腐剤血管収縮剤が使われていない物を選びましょう。

危険な歯科治療とは

『保険では白い歯はムリ』自費診療に誘導

被せ物、差し歯をつなげる連結冠で歯周病になる

格安インプラントで客引きするクリニック

今や『コンビニよりも数が多い』とされる歯科クリニック。

診療メニューも保険診療から自費診療まで選択肢が幅広く、良い病院、良い医者の見極め方、ベストな治療法の選び方は一般医科以上に難しいです。

被せ物・詰め物の下で菌が繁殖

銀歯などのクラウン(被せ物や詰め物)には、保険適用かどうかでが大きく異なるというイメージがありますが、治療法は日々進化しています。

例えば、以前は保険適用の素材といえば銀歯でした。

あゆ
あゆ
ですが、今は白い素材も対象になっています。

プラスチックとセラミックの混合素材で強度があるCAD/CAM冠が2014年より小臼歯で保険適用となり、2017年には下顎の大臼歯にも対象が広がっています。

医者
医者
保険では白い歯は入れられません。

もしこのように歯科医から言われたら、利益が大きい自費治療誘導しようとしている可能性があります。

さらに、保険診療の場合、治療した歯が虫歯になりやすいという説について否定します。

虫歯治療に用いた詰め物被せ物の隙間に虫歯菌が侵入し、再び虫歯になってしまうこともあります。

ですが、これは被せ物や詰め物それ自体に問題があるわけではなく、歯科医の不完全な治療に問題があるのです。

その原因として、『う蝕検知液』が十分に活用されていないことです。

虫歯を治療する際、除去が必要な感染部分を全て取り切っているかどうかを肉眼で確認することは難しいです。

そこで感染部分が残っていると、色が染まって判別できる『う蝕検知液』の出番となるわけです。

あゆ
あゆ
ですが、歯科医院に置いていないケースも少なくないのです。

きれいに削り取ったように見えても、検知液を使うとまだ不十分だとわかることがあるのです。

あゆ
あゆ
確実な治療を提供する歯科医院なら、必ず使っているはず。

逆にいえば、う蝕検知液を使わない歯科医院の治療水準は低いと判断せざるを得ません。

悪い部分を取り切れば、どのような被せ物でも安心かといえばそうではないのです。

そして連結冠は、隣り合う2本や3本の虫歯に使う被せ物をつなげて一体にした物です。

歯はもともと1本ずつ生えているのに、被せ物が連結していると、歯本来の動きを妨げてしまいます。

しかも、下に汚れが溜まりやすいので、歯茎が腫れたり、歯周病が悪化したりといろいろな問題が起こります。

術後管理が重要なインプラント

虫歯を抜くなどして歯を失った場合の治療の一つに、インプラントがあります。

ほとんどのケースで保険が利かないため、高額な診療になる場合が多いです。

あゆ
あゆ
義歯など、既存の治療方法と比較しましょう。

そして、メリットデメリットを担当の歯科医とよく相談をする必要があります。

では、そのデメリットとは?

インプラントは、健康な顎骨に拒否反応が起こりにくいチタンをコーティングした製品を埋入します。

重篤な全身疾患がないことが手術を行える条件です。

あゆ
あゆ
また、喫煙者も不利になると思われます。

例えば、全身疾患のうち、心疾患高血圧の人は手術時に問題が起こる可能性があります。

また、糖尿病患者は喫煙者と同様に、術後に課題があります。

その理由は、天然の歯が歯周病になって骨が壊れていくように、インプラントも感染が起こると、骨が壊れていきます。

あゆ
あゆ
インプラント周囲炎と呼ばれるものです。

糖尿病や喫煙などで免疫力が低い人は歯周病になりやすく、インプラント周囲炎もなりやすいのです。

歯周病治療コントロールが不完全な人にはインプラントはしないよう、国内外の学会でも注意喚起されています。

インプラント周囲炎が進行すれば、埋め込んだインプラントは抜け落ちてしまいます。

あゆ
あゆ
この原因の多くは、術後の管理不足にあります。

インプラント虫歯になりませんが、細菌が感染しやすい特徴があります。

そんな弱点を抱えた異物を体に埋め込むわけですから、歯科医も患者も、入れっぱなしではいけません。

感染が起こっていないか定期的にチェックし、感染していれば消毒が必要。

インプラントが抱える問題は、治療法自体ではなく、管理説明を怠る歯科医側にあるのです。

安さ重視のインプラントはダメ

インプラントの印象を悪くする原因は他にもあります。

流通しているインプラントの質が“ピンキリ”で、メーカーによっては劣悪なものもあるのです。

あゆ
あゆ
その材質は料金に反映されます。

例えば、インプラント1本で7万円や9万円といった安い料金を売りにする歯科医院があります。

しかし、このような料金設定だと、品質の良い物を使えば軽く赤字になります。

インプラントを埋め込むと長い付き合いになることを考えれば、料金だけを判断材料にするのはあまりにも危険です。

安かろう悪かろうでは、お金をドブに捨てるようなものです。

健康を害するがん検診

『過剰医療』こそが健康長寿の敵!

『早期発見』『早期治療』で大きな害を被ることもあります。

必要ながん検診と、無駄ながん検診をご紹介します。

早期発見の害とは

自治体が実施する各種がん検診の中で、乳がん検診には特に過剰診断の弊害がつきまといます。

放っておいても問題のない小さな変化乳がんと診断して、ありとあらゆる治療が行われているのが現状です。

実は放っておいても悪化しない、あるいは消えて無くなってしまう腫瘍は一定数存在するものです。

特に、乳がん前立腺がん甲状腺がんなどにおいて非常に多いことがわかっています。

そういった命をおびやかさない腫瘍まで治療してやっつけようとするのは、まさに“無駄な医療”なのです。

様々な医学調査から、乳がんの多くは放っておいても大きくならないか、小さくなってしまうものが多いことがわかっています。

ですが、現代医療でマンモグラフィをすると異常とみなされてしまいます。

そして、顕微鏡検査(病理検査)をすると、がんと診断されて、手術から抗がん剤、放射線まで、ありとあらゆる治療をされてしまいます。

その結果として、経済面はもちろん、肉体精神的な面でも本来ならば受けなくていい大きな負担を受けてしまうのです。

『早期発見』『早期治療』の正義を疑う人はほとんどいません。

あゆ
あゆ
しかしこれは、全てのがんに当てはまるものではありません。

『早期発見』『早期治療』のスローガンが過剰診断に繋がります。

そして、患者に不利益をもたらしてしまう場合もあるのです。

前述した乳がん前立腺がん甲状腺がんなどの検診では、そのリスクが特に高いことが医学的な調査で明らかになっています。

アメリカの研究者が行った厳密なデータ分析によると、仮に2000人が乳がん検診をすると、1人の生命を救います。

ですが、その陰で10人の女性が様々な治療によって人生の質を落とし、かつ、その10人のうちの1人が死亡しています。

乳がん検診によって、死亡率は変わらないのに、過剰医療で苦しむ人が多数出ているのです。

乳がん検診で被ばく量が増える

乳がん検診は、全世代の女性に必要なものではないのです。

あゆ
あゆ
乳がん検診は、年齢によって有効性が大きく異なります。

30代までは確実に受けなくて良いでしょう。

この年代は乳腺が発達しているため、マンモグラフィで撮ると白っぽく写ります。

あゆ
あゆ
がんも白く写りますから、見つけにくいのです。

若い方は乳がんになる確率が非常に低いです。

検診で早い段階から放射線被ばくのリスクを背負うのもデメリットです。

著名人が乳がんになると、メディアでは…

女性
女性
若い人も検診は受けましょう!

このような啓蒙活動が盛んになりますが、実は乳がん検診の推奨年齢には制限があります。

マンモグラフィで行われる乳がん検診の推奨年齢は40〜74歳とされ、次のような説明書きが添えられます。

40〜74歳を対象として、死亡率減少効果を示す相応な証拠があります。

不利益については偽陰性過剰診断放射線誘発乳がんの発症の可能性があります。

乳房専用のエックス線装置であるマンモグラフィに医療被ばくのデメリットがつきまとうことは、確実です。

毎年のように乳がん検診を受ければ、そのリスクはさらに上がります。

医学的に、マンモグラフィを受けた方がいいと断言できるのは50代に入ってから。

厳密には40代も、乳がん検診を受けることで死亡率減少効果があるとは言えません。

見逃しが多いPET検査

PET検査腫瘍マーカーを人間ドックの検診などに取り入れる医療機関もあるようです。

しかし、これらは早期がんを見つける検診の方法としてはほとんど意味がありません。

特に、PET検査は高額な一方で、見逃しも多いです。

日本人で死亡率が高い大腸の三大がんの3つの検診に、女性は子宮頸がん40〜50代から乳がんの検診を受ければ十分でしょう。

三大がん検診の正しい受け方

大腸がん検診

広く実施されている便潜血検査は、死亡率減少効果が認められています。

そして、有効ながん検診と言えます。

内視鏡検査とセットで受ければ、高確率でがんを見つけられます。

運動不足赤身肉加工肉の摂取過多、野菜果物の摂取不足、肥満喫煙飲酒の習慣など大腸がん高リスクの人は、便潜血検査だけでも毎年受けましょう。

肺がん検診

レントゲンによる肺がん検診には、放射線被ばくのリスクがあります。

肺がんのリスクが高くなる喫煙者の場合は、レントゲンによる肺がん検診に喀痰細胞診を合わせることで、死亡率減少効果があります。

非喫煙者の場合は、定期的にレントゲン撮影をすると、医療被ばくのデメリットの方が大きくなってしまいます。

費用はかかりますが、レントゲン検査よりも低線量CT検査ならば比較的デメリットが少なく、かつ、より詳しく調べることができます。

胃がん検診

胃カメラはバリウム検査よりも、胃がんを発見する能力がはるかに高いです。

あらかじめ、採血だけで良い胃がんリスク検診(通称:ABC検診)を受けて、必要と判断された場合に、胃カメラ検査を受けるといいです。

あゆ
あゆ
この場合、自発的な受診でも胃カメラに保険が適用されます。

放射線を浴びるバリウム検査よりは、胃カメラ(内視鏡)検査がオススメ。

厚生労働省は自治体での胃がん検診の指針を改定し、2016年から胃カメラ検査を追加しました。

あゆ
あゆ
一部自治体では無料や格安で受けることができます。

最後に…

最後までお読み頂き本当にありがとうございました。

あゆ
あゆ
あなたに素敵な人生が訪れますように。

櫻根 あゆ

あゆ
あゆ
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あゆ
あゆ
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では、またお会いしましょう!