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多剤併用の6つの危険性とは

あゆ
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こんにちわ!

複数種類の薬を常用する『多剤併用』の状態では、有害事象(好ましくない徴候や症状、病気)の出現率が高まります。

薬は、種類が増えれば増えるほど、それらの成分が影響しあう『相互作用』が複雑になり、未知の副作用が出やすくなるのです。

あゆ
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その怖さは、歳をとるごとに増します。

加齢で高まる6つのリスク

リスクの内容 主な原因薬剤
①ふらつき・転倒 高齢者のふらつきや転倒には、足腰の筋力の衰えだけではなく、薬剤が原因の場合もあります。 降圧薬(α遮断薬、β遮断薬)、睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬(三環系、SSRI)、抗てんかん薬、抗精神病薬(フェノチアジン系)、抗パーキンソン病薬(トリへキシフェニジル)、抗ヒスタミン薬
②せん妄 見当識障害(時間や場所がわからなくなる)、意識混濁、幻覚や錯覚がみられる状態など 抗パーキンソン病薬、睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬(三環系)、抗ヒスタミン薬(H2受容体拮抗薬含む)、ジギタリス製剤、抗不整脈薬(リドカイン、メキシレチン)、気管支拡張薬(テオフィリン、アミノフィリン)、副腎皮質ステロイド
③抑うつ 憂うつであったり、気分が落ち込んだりして生きるエネルギーが乏しくなっている状態 降圧薬(中枢性降圧薬、β遮断薬)、H2受容体拮抗薬、抗精神病薬、抗不安薬、抗甲状腺薬
④記憶障害 物忘れなどの軽度の記憶障害は高齢者にはよく見られますが、薬剤が原因の場合もある 降圧薬(中枢系降圧薬、α遮断薬、β遮断薬)、睡眠薬・抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)、抗うつ薬(三環系)、抗てんかん薬、抗精神病薬(フェノチアジン系)、抗パーキンソン病薬、抗ヒスタミン薬(H2受容体拮抗薬含む)
⑤食欲低下 歳をとれば少食にはなるが、栄養が不足すれば体力が低下し、病気にもかかりやすくなる 非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)、アスピリン、緩下剤、抗菌薬、ビスホスホネート製剤、抗不安薬、抗精神病薬、抗パーキンソン病薬(トリへキシフェニジル)
⑥排尿障害・尿失禁 加齢による生理的変化もあるが、薬剤が原因で排尿困難や尿失禁が出現する場合もある 抗うつ薬(三環系)、腸管鎮痙剤(ブチルスコポラミン、プロパンテリン)膀胱鎮痙剤、H2受容体拮抗薬、睡眠薬・抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)、抗精神病薬(フェノチアジン系)、抗パーキンソン病薬(トリへキシフェニジル)、α遮断薬、利尿薬

特に、6種類以上の薬を飲んでいる人で、①〜⑥の症状に心当たりがある場合は…

患者
患者
薬に優先順位をつけて、必要性の低い薬から減らすことはできますか?

このように、主治医に相談してみてください。

そのためにも、普段から自分の『おくすり手帳』をしっかりと管理しておきましょう。

高齢者の薬との正しい付き合い方

使っている薬は必ず伝える

むやみに薬を欲しがらない

薬は優先順位を考えて最小限に

医療機関にかかる時は必ずおくすり手帳を持参しましょう。

常用している健康食品やサプリメントがあれば、それも正確に伝えられるとなお良いです。

薬をやめたい、減らしたいときには自己判断せずに必ず医師に相談しましょう。

最後に…

最後までお読み頂き本当にありがとうございました。

あゆ
あゆ
あなたに素敵な人生が訪れますように。

櫻根 あゆ

あゆ
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