アナログ『イラスト』を始めたい!!
だけど・・・
まず『何を』準備すればいいのやら…。
今、あなたは、そんな風にチクチク心を痛めていませんか?
イラストを描きたい気持ちはある。
だけど・・・
イラストと聞いて、手も足も出ない状態で、迷っていませんか?
ですが、安心して下さい。
今回は、私がアナログイラストを描く上で実際に使っている5つの道具を、あなたにご紹介します。
最初に揃えておくと便利な道具も、あなただけにコッソリお伝えしていきます。
アナログイラスト初心者オススメ5つの道具
①marumanのスケッチブック
まず1つ目は・・・
イラストを描くための『画用紙』です。
何かを描く『画用紙』がなければ、イラストを始めたくても、始められませんよね?
ちなみに、私が1番最初に買ったのは…
marumanのスケッチブック
です。
草原地帯に生息する凶暴な野生の『トラ』を連想させる、この黒と黄色の表紙!!
そう。
きっと一度は、あなたも目にしたことがあるはずです。
文房具屋や、画材店には必ず売っている代物です。
あなたが、これを使えば・・・
あなたの自前の鉛筆を、スラスラ自由に紙の上で走らせ、思いのままスケッチをすることが可能です。
あなたの頭の中に広がる無限の世界を、絵で表現することが十分にできます。
あるいは。
水彩マーカーや多種多様な絵の具色使って、色とりどりなカラーを塗りたぐり、より幻想的なイラストを生み出すことができます。
紙の表面の『デコボコ』が、アナログイラストならではの深い味わいを表現することができると実感してます。
確かに。
今の主流は『デジタル』なのかもしれませんが・・・
アナログには、アナログの良さってものがあります。
そして。
マーカーで色を塗っても、インクが画用紙を拒絶して、弾くことなく『吸収性』も抜群にいい。
色の発色も、極めて優れているため、初心者にはもってこいの画用紙です。
あなたのイラストを見た人の心をグッと惹きつける、魅惑のイラストを完成させて下さい。
あなただけの素敵な世界を、頭の中だけに、そっと住まわせておくのは…
もったいない!!
今こそ、あなた『だけ』の表現技法を駆使して、人の心を揺さぶり感動を与えてあげましょう。
…えっ!?
イラスト『なんか』描いてるヒマは、自分には無いって?
例えば、
・学校の勉強
・いやな仕事
・無給の家事
etc…
もしかしたら忙しい毎日を過ごす中で、あなたの素敵な夢を、どこかに置き去りにしてきてしまったのかもしれません。
確かに。
目の前に立ちはだかる無数のやるべきタスクに忙殺されるあまり、心の声が聞こえなくなってしまうことはあります。
ですが・・・
1日に『10分間』だけでもいい。
頑張って毎日を生きている『あなた自身』に、素敵なご褒美タイムをプレゼントしても、バチは当たらないでしょ?
どうしても私たちは大人になると何でも…
・これはお金になるのか?
・これはお金にならないのか?
そんなことばかりを考えてしまうようになっていき、つまらない退屈な大人に成り下がってしまうものです。
ですが、若い世代がそんな姿を見たら、どう感じるでしょうか?
「私はそんな大人にはなりたくないな」
「私は、もっと人に感動を与えることができる人になりたい」
不平不満を漏らしている大人を積極的に目指すような次の世代は1人もいないでしょう。
ぜひ!!
これをきっかけに。
あなただけが、密かに抱いている素敵な世界を、画用紙の上に描いてみてはいかがでしょうか?
②コピックマーカー(スケッチ、チャオ)
2つ目は・・・
あなたが素敵な『イラスト』を描くためのペンが必要ですよね?
イラストマーカー界の中で、最も有名な…
コピックマーカー
です。
コピックのマーカーは、世界70カ国以上で愛用されているカラーマーカーです。
アナログイラストを描いている人の大半は、コピックマーカーを使っています。
ここで!!
コピックマーカーの良さを『1つ』あなたに紹介します。
1本のマーカーで、
・スーパーブラシタイプ
・ミディアムブロードタイプ
この『2種類』の描き味を、あなたは存分に楽しむことができます。
もしかしたら今、あなたの中でピンと来なかったかもしれません。
「何でもかんでも、スーパーを付ければいいってものじゃないでしょ!」
「ブロードとか言われても、意味分からないんだけど…。」
じゃあ!!
言葉で説明するよりも、お見せした方が分かりやすいと思います。
簡単に言います。
ブラシは、筆タイプ。
そして。
ブロードは『蛍光ペン』に似たペン先をしています。
色を塗る時は、
・塗りやすさ
・塗り心地
が、良い『ブラシタイプ』で、私は塗ることが多いです。
誰でも至極カンタンに『グラデーション』をつけることも可能です。
コピックのマーカーには『2種類』あります。
1:コピックスケッチ
2:コピックチャオ
塗り心地や色の発色は、どちらも変わりません。
では、どこが違うのか?
それは・・・
・インクの量
・ペンの形
・色の種類
・金額
です。
スケッチ | チャオ | |
色数 | 358色 | 180色 |
価格 | 418円(税込) | 275円(税込) |
ペンの形 | 楕円形 | 円形 |
インクの量 | 約1.8ml | 約1.4ml |
スケッチよりも、チャオの方が色数やインク量は少ない。
だけど、その分、価格が安くなっているので、初めての方にとっては手が出しやすい。
ただね・・・
コピックは、何度か『重ね塗り』をすることで、濃くすることができます。
なので!!
初めは『薄い色』から買うことをオススメします。
もちろん。
あなたの『好きな色』から、集めても問題ナシ。
それでも悩んでしまう場合は…
色が『セット』になっている初心者セットも販売されています。
そこから、デビューしてもいいですよね。
インクが無くなったら『補充用のインク』も売られています。
ちなみに・・・
あなたが手に入れたコピックのペンを収納するケースは、無印良品で売っているクリアケースが『サイズ感』もピッタリ。
ちょうど良い大きさのクリアケースで、私個人的には超オススメです。
③コピックカラースウォッチカード
3つ目は、
コピックマーカーで色を塗るときに、大変便利な道具を紹介します。
それは・・・
コピックカラースウォッチカード
です。
価格は、600円です。
道具の名前だけでは、使う用途がわからないですよね。
簡単にいうと、今、自分が持っている色の見本を作れるようになっています。
コピックのマーカーは、『キャップの色』と『紙に塗った色』は少し違います。
なので・・・
色の見本があれば、自分が塗りたい色も悩まず、すぐに見つけることができます。
キャップの色だけで色を決めて、実際に色を塗ったら、自分が思っていた塗りたかった色と違かった、ということが起こらなくなります。
半透明のケースもついてくるので、持ち歩きに便利。
紙がバラバラになって無くしてしまうということもなくなります。
新しい色のマーカーを買ったら、忘れてしまう前に、すぐに塗って保管しましょう。
④コピックマルチライナー
4つ目は、
コピックマルチライナー
です。
価格は、1本200円です。
これは何かというと、『線を描くためのペン』です。
マルチライナーで描いた線の上から、コピックマーカーで色を塗っても、全く滲まないラインドローイングペン。
せっかくキレイに線を描いて、塗り絵でその線が滲んでしまったら、ガッカリしてしまいますよね。
ボールペンのサラサなどのペンは、すぐに滲んでしまいますが、このマルチライナーは速乾性もあって、全く滲まない上に、とても使いやすいです。
色は、黒が1番オススメ。
黒以外にも、定番のグレーやブラウン、絵の感じがガラリと変わるピンクやラベンダーなど、全部で10色あります。
イラストや漫画、ペン画などに最適です。
ペン先の太さもたくさんあって選べるので、その時の状況で使い分けてみてくださいね。
ちなみに黒は、『0.03mm』『0.05mm』『0.1mm』『0.3mm』『0.5mm』『0.8mm』『1.0mm』があります。
初心者の方には、細すぎず太すぎずの『0.3mm』が1番描きやすくてオススメ。
いろいろな太さを試して、自分に合った太さを見つけましょう。
⑤トレース台
5つ目は、
トレース台
です。
これからアナログイラストを始める初心者の方には、初めて耳にする道具だと思います。
トレース台とは一体何なのかというと…
簡単にいうと、描きたいイラストをなぞって写し絵ができるのです。
このように、下に自分の写したいイラストが描いてある紙を置いて、その上に画用紙などのこれから自分が直接描く紙を置いてセットします。
セットしたら、電源ボタンスイッチをオンにするとLEDライトがつきます。
LEDライトがつくと、下のイラストが写って絵を複写することができるのです。
絵が全然上手く描けない…
上手な人の絵を真似して上達したい…
そんな人にオススメです。
ですが…
写してばかりだと、絵を描く練習にはなりますが、それでは一向に絵を上達することは難しいです。
なので、トレース台を使いつつ、時には自分で頑張って描きたい絵を模写するとか、考えながら使うということがポイント。
描きたい絵(イラスト)を見ながらマネして描くこと。
使ってみると、とても便利なので、初心者の方は特に買っておいて損はありません。
まとめ
今回は、あなたにアナログイラストを始める初心者オススメ道具5選をお伝えしました。
もう一度、復習しておきましょう。
①marumanのスケッチブック
②コピックマーカー
③コピックカラースウォッチカード
④コピックマルチライナー
⑤トレース台
私がアナログイラストを描く上で、愛用している5つの道具。
今はデジタルイラストが主流になっていますが、アナログイラストでしか表せない良さもあるので、挑戦してみて下さいね。
今回、あなたにお伝えした5つの道具の中で、
これ使ってみたいな!
この道具、便利でいいな!
そんな風に思ったら、ぜひ使ってみてくださいね。
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最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。
KIYORA Group
イラストFactory イラストレーター
櫻根 あゆ(さくらね あゆ)