私の闘病日記

私の闘病日記vol.51『回腸嚢炎入院レポート【No.3】』

あゆ
あゆ
こんにちは!

今回は…

私の闘病日記vol.51

『回腸嚢炎入院レポート
【No.3】』

をみなさんにお話ししたいと思います。

前回のお話を読んでいない方はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

私の闘病日記vol.50
『回腸嚢炎入院レポート
【No.2】』

私の闘病日記vol.50『回腸嚢炎入院レポート【No.2】』 今回は… 私の闘病日記vol.50 『回腸嚢炎入院レポート 【No.2】』 をみなさんにお話ししたいと思います。 前回のお...

そして。

私と同じ病気で悩んでいる方。

または。

大切な家族に私と同じ病気に
かかってしまった方に向けて、
少しでも勇気になればと思っています。

そして。

私みたいに病気ではなくても、
人生を生きていれば、誰もが
悩みを抱えて生きていますよね。

仕事で抱えるストレスに、
人間関係のトラブル。

将来に不安を抱える人や、
お金で困って毎日の生活が息苦しくて…

中には『自殺』を
してしまう人だっています。

何か、もう、
消えてしまいたくなる気持ち。

私もそういう感情になった時あったので、
少し分かる気がします。

でもね…

正直に言えば!!

もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、
元気な状態であれば…

私は、
あなたが『羨ましい』です。

だって…

私は22歳の時、大腸を手術で
全部『摘出』してしまったので、
日常生活でも不便なことが多い。

病気がなくて健康な人は、
いいなぁ…

と思うことも多いです。

でも!

人の悩みに、
大きいも小さいもない。

そんな風にも思います。

私みたいに『体』に問題を抱えてる人、
それに体は元気だけど『心』に
何かを抱えてる人。

いろいろな人がいるけど、
『生きてる』ってことは、
本当にラッキーなんだよ。

そんな当たり前なことに今回、
あなたが気づいてくれたら嬉しいです。

私の闘病日記

では、ここからは、

私の闘病日記vol.51

『回腸嚢炎入院レポート
【No.3】』

をお話していきたいと思います。

あゆ
あゆ
レッツゴー!!

採血の結果

無事レントゲン撮影を終えて、待合室の椅子に座って呼ばれるまで待っていると…

優男先生が待合室にやって来た。

「じゃあ、診察室に戻りましょうかね!」

と、優男先生は言った。

私も椅子から立ち上がって、そのまま後ろをついて歩く。

診察室に向かっている途中、優男先生はこう言った。

「血液検査の結果なんだけど…」

「実は、驚くほど、、」

待って、待って、待って…

“驚くほど”、、

何……!?

も、、もしかして、、

『驚くほど結果が悪かった』

とか、、でしょうか…?

それだけは、、

嫌。。

絶っっ対に、嫌!!

そう思っていると…

続けて、優男先生は、

「驚くほど、何も異常がなさすぎて、、」

「というか、むしろ良い結果すぎて…」

「健康そのものですよ!!」

と言った。

えっ、、

今、先生なんて……

思わずその場で呆然と立ちつくす。

いや…

まさかそう言われるなんて、全く想像すらしていなかったから。

びっくりした、、というか。

この時、私、

“驚くほど悪かった”

そう言われるのかと思っていたから。

優男先生も深刻そうな表情をしていたし…

これはもう諦めるしかない。

きっと腸の炎症が悪化しているんだ…

もしかしたら自分が思っている以上に、深刻な状態なのかもしれない。

って。

でも…

よかったぁぁ!!!

採血の結果は異常なし、ってことだよね。

もう!!

優男先生、びっくりさせないで…!

というか、、

採血の結果が出るの、めっちゃ早い。

さすが救急外来。

すると…

優男先生は、

「これ、、」

「入院する必要あるのかな…」

と、つぶやいた。

続けて、

「一応、外科の先生にも相談してみますね!」

と、優男先生は言った。

ということは、、

今日帰れる……!?

一気に期待が膨らむ。

早く、、

早く点滴取って!!

そして…

無事、診察室に到着。

採血の結果が書かれた紙を見せてもらいながら、炎症の数値について教えてもらった。

「検査項目の中にある『CRP』『白血球数』を見るんだけど、、」

「この2つの項目が炎症の数値を表していて…」

と、優男先生は言った。

ここで!

採血の検査項目にある『CRP』『白血球数』について、まとめてみました!

『CRP』とは?

C反応性蛋白。

数値が高い場合、感染症やいろいろな炎症性疾患などの疑いあり。

炎症状態の経過を見るには重要な検査値。

でも、どの臓器に炎症反応が起きているという診断はつかない。

『白血球数』とは?

数値が高くなっている時は、身体のどこかに炎症や感染、病気があることを示している。

こんな感じです!

今までの採血の結果で『CRP』も『白血球数』の数値もあまり気にしたことがなかったけど、この頃から結構気にするようになった。

それからこれを機に、他の採血の項目も調べてみたり…

どの項目が肝機能を表す数値なのか、とか、腎機能を表す項目なのか、とか。

今は勉強中です。。

そして。

今回の私の『CRP』『白血球数』の数値はというと…

【CRP】0.13 mg/dl

基準値
0.00〜0.14 mg/dl

【白血球数(WBC)】8.93 H

基準値
3.30〜8.60

『CRP』も『白血球数』も、ギリギリ基準値を超すか越さないかくらい。

異常値でもなんでもなく、ほぼ基準値。

問題ない、ってことでいいよね…?

『CRP』と『白血球数』の数値以外の項目で、『空腹時血糖』が結構低めだったらしく、点滴ルートをとった所から、ブドウ糖を入れてもらった。

実は血糖値が低いことに関しては、心当たりがあって…

目覚めて、病院に電話して、家を出て、電車に1時間半乗って、、

朝起きてから、何も食べずに病院に来てしまったから、だと思う。。

とりあえず。

『健康そのものですよ!!』

って、優男先生も言っていたし、私自身結構元気だし。

ただいつもと違うことというと、ちょっと微熱があるくらい。

でも具合が悪いわけでもないから。。

きっと大丈夫でしょ!!

これは家に帰れる可能性が高くなってきた…

入院回避できそうな予感。

心の中でガッツポーズ。

それから…

診察が終わったあと、優男先生と一緒に別室に移動して心電図をとってもらった。

心電図に関しては、5年前の術前検査の時以来、かな…?

優男先生は、私の手首、足首、胸部に電極を装着していく。

なんか、、

眠くなってきた…

すでに結構疲労が。。

心電図は寝ているだけだから、楽でいいんだけどね。

そして…

無事、心電図検査終了!

優男先生は、

「一通り検査お疲れ様でした!」

「次は外科の先生の診察があるので、待合室で呼ばれるまで待っていてくださいね〜」

と言って、その場をあとにした。

ありがとう、優男先生。。

女医さんの診察

ついに、、

次はラストステージ。

外科の先生による診察。

入院するか、しないか。

この診察によって決まる。

極めて重要な診察。

ここまでくるのに長かった。。

ドキドキドキドキ……

どうなるかな。。

でも!!

採血の結果で、

『驚くほど、何も異常がなさすぎて、、』

って優男先生、言っていたし。

だって、異常がないなら入院する意味…

ない、、よね…?

それに今普通に元気だし、痛いところもないよ。

強いて言うなら、少し微熱があるくらい。

家では体温36度台だったのに、病院に来てからは37度超えちゃったから。。

ちょっと心配ではあるけど…

でも!

元気だから問題ない!!

それに正直、今日はもう家に帰って自分のベッドでぐっすり眠りたい。

家に帰りたいな。。

すでに軽くホームシック。

私の予想。

今回入院する確率『20%』くらいかな…

診察に呼ばれるまでの待ち時間が暇すぎて、ひとりで予想大会。笑

そもそも”外科の先生”って、、

一体、誰が診察してくれるのかな…

主治医がいいな。

というより主治医に会いたい。

優しい雰囲気に包まれる、あの安心感。

そして…

診察室の扉が開いたあと、中から看護師さんが出てきた。

「櫻根さん〜」

「こちらにどうぞ!」

と、看護師さんは言った。

ついに、この時が来た!!

どうか…

今日はこのまま家に帰れますように。

入院回避できますように!!

そう願いながら、診察室の扉を開けた。

診察室の中に入ると、そこには…

今まで会ったことのない女医さんが椅子に座っていた。

だ、、だれ……!?

もしかして大腸外科の先生かな?

女医さんの第一印象。

優しそう。

頼りになりそうな、しっかりとした先生。

ホッと安心するような、そんな感じだった。

すると…

「今日○◯先生(主治医)は、午前中は病院にいたんだけど、午後には帰っちゃって…」

と、女医さんは言った。

そうなんだ…

心の中でガッカリ。。

続けて、女医さんはこう言った。

「採血の結果を見る限り、大丈夫そうなんだけど…」

大丈夫そう、なんだ“けど”…?

“けど”って、、

“けど”って何……!?

ここでちょっと嫌な予感。

そして、、

その嫌な予感は、見事的中してしまい…

さらに女医さんは続けて、

「微熱が出たりトイレの回数が急に増えたということもあって、しばらく点滴で様子を見て、その間は絶食…」

「お腹を少し休ませるという意味でも、一応今回は入院してもらおうかなと思っていて、、」

「◯○先生(主治医)とも相談したの…」

と言った。

そっ、、かぁ……

点滴と絶食、お腹を休ませる。。

何だか信じられない気持ち。

というか信じたくない。

ちょっと自信あったんだよね。。

採血の結果も問題なかったし。

でも、、

決まってしまったことは仕方ない。

すぐに、

「あっ…」

「わかりました…」

と私が言うと、

「今日帰れると思っていたと思うけど、申し訳ない…」

「でも年内には退院できると思うよ!」

と女医さんは言ったあと、続けて、

「もっと具合悪そうにしているかと思っていたけど、元気そうで安心したよ〜」

と言った。

そうなんです、、

私、普通に元気なんです。。

そして…

無事、女医さんの診察が終わって、診察室から出た。

入院決定

診察室から出たあと、看護師さんが来るまで待合室の椅子に座って待つ。

病棟のベッドの空き状況の確認や、入院の準備ができるまで、時間がかかるらしくて。

はぁ……

無意識に、ため息がこぼれる。

ということで。

私、この度…

『回腸嚢炎』のため、
入院しました!!

ちょっと期待してたんだけどな。。

いや、、

だいぶ期待してたのに…

もしかしたら入院せずに済むかも!

今日は、このまま家に帰れるかも!

って。

なんて、のんきな考え。

だけどね、入院が決まったこと自体はもういいの。

ただ、、

今日って、何の日か知ってる…?

クリスマスイブだよ!!

クリスマスイブに入院って、、

そんなことある…?

前に主治医の診察がクリスマスイブの日だったことはあったけど、さすがに入院は初めて。。

私のクリスマスはどこへやら…

でも。

せめて年内に退院できれば!

年越し入院だけは、
絶対に避けたい!!

病室で独りハッピーニューイヤーは、、

それは絶対ダメでしょ…!!

想像しただけで、もう嫌になっちゃうね。。

頭の中でいろいろ考えているうちに、どんどん暗い気持ちになっていった。

いや、、

でも、しょうがない。

そういう運命なのだ…

早く退院できるように、精一杯とことん、ゆっくり休む。

それに最近仕事も忙しかったし。

入院すれば好きなだけたくさん寝れるし、休めるし…

ポジティブシンキング、大事!!

そう自分に言い聞かせる。

すると…

看護師さんが、こっちの方に向かって歩いてきた。

「病室の準備ができたので、8階の病棟へ行ってくださいね〜」

と、看護師さんは言った。

“行ってくださいね”と言われましても、、

ここから病棟って、
どうやって行くの…?

今自分がいる場所は、救急外来の待合室。

まっ、歩いていればそのうち着くか!

そして…

今回入院する8階病棟について。

看護師さん曰く、8階は呼吸器系疾患の患者さんが入院する病棟みたいで…

私のような消化器系疾患の患者さんが入院する、10階の病棟ベッドが今は空いていないとのこと。

呼吸器系病棟って、、

私、全然関係ないじゃん…

できることなら、消化器系病棟に入院したかったな、なんて、、

今回は急に決まった入院だから、仕方ないのかもしれないけどね。。

退院できる日まで、なんとか耐えるしかない。

あとは早く退院できるように、主治医によくお願いしておこうっと…

そんなこんなで、、

また入院生活がスタートするのでした…

 

ということで、今回はここまで!

最後に

今回は、

私の闘病日記vol.51

『回腸嚢炎入院レポート
【No.3】』

をみなさんにお話しました。

いかがでしたか?

次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!

↓↓こちらから続きが読めます↓↓

私の闘病日記vol.52
『回腸嚢炎入院レポート
【No.4】』

私の闘病日記vol.52『回腸嚢炎入院レポート【No.4】』 今回は… 私の闘病日記vol.52 『回腸嚢炎入院レポート 【No.4】』 をみなさんにお話ししたいと思います。 前回のお...

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最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。

あゆ
あゆ
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