私の闘病日記

私の闘病日記vol.54『回腸嚢炎入院レポート【No.6】』

あゆ
あゆ
こんにちは!

今回は…

私の闘病日記vol.54
『回腸嚢炎入院レポート【No.6】』

をみなさんにお話ししたいと思います。

前回のお話を読んでいない方はこちらから

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私の闘病日記vol.53
『回腸嚢炎入院レポート【No.5】』

私の闘病日記vol.53『回腸嚢炎入院レポート【No.5】』 今回は… 私の闘病日記vol.53 『回腸嚢炎入院レポート【No.5】』 をみなさんにお話ししたいと思います。 前回のお話を...

そして。

私と同じ病気で悩んでいる方。

または。

大切な家族に私と同じ病気にかかってしまった方に向けて、

少しでも勇気になればと思っています。

そして。

私みたいに病気ではなくても、

人生を生きていれば誰もが悩みを抱えて生きていますよね。

仕事で抱えるストレスに、人間関係のトラブル。

将来に不安を抱える人や、お金で困って毎日の生活が息苦しくて…

中には『自殺』をしてしまう人だっています。

何か、もう、消えてしまいたくなる気持ち。

私もそういう感情になった時あったので、少し分かる気がします。

でもね…

正直に言えば!!

もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、元気な状態であれば…

私は、あなたが『羨ましい』です。

だって…

私は22歳の時、大腸を手術で全部『摘出』してしまったので、

日常生活でも不便なことが多い。

(病気がなくて健康な人は、いいなぁ…)

と思うことも多いです。

でも!

人の悩みに、大きいも小さいもない。

そんな風にも思います。

私みたいに『体』に問題を抱えてる人、

それに体は元気だけど『心』に何かを抱えてる人。

いろいろな人がいるけれど、

『生きてる』ってことは、本当にラッキーなんだよ。

そんな当たり前なことに今回、

あなたが気づいてくれたら嬉しいです。

私の闘病日記

では、ここからは、

私の闘病日記vol.54
『回腸嚢炎入院レポート【No.6】』

をお話していきたいと思います。

あゆ
あゆ
レッツゴー!!

主治医の夜回診

「櫻根さんっ」

と、カーテン越しから声が聞こえた。

(この声は…!!!)

声の雰囲気から、主治医だとすぐにわかった。

そして、

カーテンが開くと、主治医が病室に入ってきた。

なんかこの感じよ、、

懐かしい。笑

5年前に入院した時も、主治医はいつも夜の回診はひとりで来ていたから。。

思い出すなぁ。。

私の主治医、もう本当にね、

優しいの、最高すぎなの、、、

自慢の主治医なの。笑

「体調どうですか?」

と主治医に聞かれ、

「元気なんだけど…」

「まだ微熱も下がらないし、何も食べてないのにトイレの回数も減らなくて…」

と言うと、

「うーん…何でだろうね。。」

と首を傾げる主治医。

結構思ったよりも厄介だな、回腸嚢炎よ。。

でも、私的には元気だから、今すぐに退院でもいいんだけどね。笑

帰りたいし。。

すると、主治医は、

「今朝の血液検査の結果が出て…」

と言って、血液検査の結果が書かれた紙を受け取った。

まずここで着目するのは『CRP』『白血球数』の数値。

炎症の数値を表している、この2つの数値が重要なのだ。

ここで!!

『CRP』『白血球数』って何だっけ?

という方に向けて、再度解説します!

こちらの記事にも、解説が書かれています!

私の闘病日記vol.51
『回腸嚢炎入院レポート【No.3】』

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『1.採血の結果』を読んでね!

こちらでも『CRP』『白血球数』について説明していきます。

『CRP』とは?

CRPの数値が高い場合、感染症やいろいろな炎症性疾患などの疑いあり。

この検査値を見ても、どの臓器に炎症反応が起きているという診断はつかない。

でも、炎症状態の経過を見るには重要な検査値。

『白血球数』とは?

体内に侵入するウイルスや細菌を撃退する白血球。

白血球の数値が高くなっている時は、

身体のどこかに炎症や感染、病気あることを示している。

調べたところ、こんな感じかな?

もし間違えていたら、ごめんなさい!

そして、そして、、

今回、私の採血の結果はというと…

【CRP】0.15

基準値(単位)0.00~0.14 mg/dl

【白血球数(WBC)】6.66H

基準値(単位)3.30~8.60

CRPはギリギリ基準値超えてるけど、ほぼ基準値みたいな感じだし…

問題ないでしょ…?

それに、白血球数に関しては、もう基準値中の基準値!!

もう元気でしょ!笑

優男先生の言っていた通り、もう健康体そのものでしょ!笑

『優男先生』って誰だっけ?

っていう方は、この記事を読んでね!

私の闘病日記vol.49
『回腸嚢炎入院レポート【No.1】』

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『9.優男先生』を読んでね!

主治医曰く、

「血液検査の結果、そこまで悪いわけでもないんだけどね…」

って。。

そうだよ、、私もそう思う。。

だからさ、先生…

私もう退院しても、、イイヨネ…?

と言いたいのを抑えて、そのまま頷く私。笑

夜中の点滴漏れ

そして、この日の深夜。

ベッドに横になって、ウトウトしていると…

痛っっ!!!

点滴している腕が、急に痛み出した。

それに、腕もパンパンに張っている。。

若干、点滴の針が刺さっている周りも赤くなっている気もする。

痛い、、痛い。。

ここで嫌な予感。。

(あぁぁぁ、、)

(絶対、点滴漏れてるわ…)

この症状は、絶対に血管外漏出。。

もうわかるよ、私。

細くて脆弱だもん、私の血管。。

5年前に入院した時もそうだったし。

入院中、何回点滴を差し替えたことか…

せっかく昨日、優男先生が

エコーを使ってまで、念入りに点滴のルートを取ってくれたのに…!

あんなに慎重にやってくれたのにな、、

さすがに早すぎるよ、漏れるの。。

だって、やってもらったの昨日だよぉぉぉ…

仕方ない…!

ナースコールだ!!

ここで、今回の入院初ナースコールを押す。

ポチッとな。笑

プププププ…

すると…

看護師さんは、すぐに駆けつけてくれた。

結構、早く病室に来てくれて安心。。

そして、この日の夜勤担当の看護師さんに、

「腕が痛くて…多分漏れてるかも…」

と伝える。

そして、

看護師さんは、ベッド脇の小さな電球を照らしながら私の腕の状態を見る。

すると、ひとこと。

『あちゃぁ〜…これ漏れてるね…」

「点滴差し替えますね〜」

と言った。

(やっぱり。。ルート大丈夫かな…)

すると、看護師さんは

「じゃあ、点滴に必要なもの取ってくるから、少し待っててくださいね」

と言って、静かに病室から出て行った。

(触ると痛いし、、というか何もしなくても痛い…)

ズキズキと痛む腕。。

苦戦するルート確保

そして、数分後。

看護師さんが病室に戻ってきた。

そろりそろり、と。。

「お待たせしました〜…」

と、小声で。。

夜だから、病室すごい静かなんだよね。

そして、そして…

ここからが本当に長かった。。笑

何回も刺されてしまい。。

もう何回、刺されたかもわからないくらい刺されちゃって…

腕が痛々しい感じになっちゃって。笑

本当に本当に痛かった。笑

それでも、看護師さんは諦めることなく、

失敗したらまた次、また失敗して次…

っていう感じで。笑

負けず嫌い、、みたいで。。笑

違う看護師さんに頼むっていう手段もあると思うよぉぉ…

なんて心の中で思いながら。笑

それから、どれくらい時間が経ったかわからないけど、

無事に点滴ルート確保完了。。

長かった。。

眠い。。

点滴の針を差し替えてもらったけど、やっぱり刺された部分はズキズキと痛む。。

看護師さんは、

「漏れる可能性が高い場所に今回点滴を刺してあるから、

明日の日勤の看護師さんに、また点滴入れ直してもらってね…」

って。。

えぇぇぇ…

こんなに頑張って注射の痛みに耐えたのに…

そういう感じ…デスカ。。

でも、仕方ないよね。。

と、自分に言い聞かせる。

この日の夜は、そのまま点滴が刺さっている腕を庇うように眠った。

下がらない微熱

2023年12月26日(火)。

入院3日目。

朝起きると…

痛っ!!

昨日の夜、何回か刺された腕にものすごい痛みがあった。

仕方ないことかもしれないけども。。

でも、昨日の夜ちゃんと点滴差し替えてもらったのに、、

また漏れてるのかな…

朝から自然とため息が出る。

それから時間が経っても、痛くて、痛くて…

すると、

この日の日勤看護師さんが、バイタルサイン測定をしに病室に入ってきた。

「昨日の夜、点滴が漏れて差し替えてもらったんだけど、痛くて、痛くて…」

と伝えると、

「じゃあ、今日シャワー浴びた後に差し替えましょうね!」

と、看護師さんは言った。

シャワーの予約も済ませて、バイタルチェックをしてもらう。

血圧とサチュレーションの数値は正常。

だけど、

体温はというと…

37.2度。。

おいおい…

どうなってるのよ、私の体。。

とりあえず休む。。

これに限る…!!!

痛みによる吐き気

そして、

病棟の朝ご飯の時間になり…

私は何も食べられないけど。笑

お薬を飲むために、冷蔵庫から水を取り出そうとすると、

冷蔵庫の中は空っぽ。。

(あぁ…そうだった。。買いに行かなきゃ。。)

昨日の夜、薬を飲んだ時に水を切らしたことを思い出した。

そう思い、病棟内にある自動販売機に行くことに。

病棟を歩いている時も、点滴している腕がズキズキと痛み、、

歩いていると、だんだん吐き気がしてきた。

痛みのせい…なのかな?

血管迷走神経反射かな…?

『血管迷走神経反射』とは?

ここで、簡単に『血管迷走神経反射』についてまとめました!

血管迷走神経反射は、緊張やストレスなどで起きやすくなります。

原因として、

・注射(採血や点滴など)
・痛み
・疲労
・長い間立っている
・長い間座っている
・満員電車などの人ごみの中にいる

などなど。

そして、

血管迷走神経反射の症状について。

急に失神する場合もあるので、要注意!

血管迷走神経反射の症状としては…

・吐き気、おう吐
・冷や汗
・頭痛
・物が何重にも見える
・視界が暗くなる
・腹痛
・疲労
・睡眠不足

などがあります!

間違えていたらすみません!!

そして、話を戻して…

自動販売機まで行く途中で、気持ち悪くなってしまった私は…

(やばい…無理、、かも。。)

その場に座り込もうか、、

このまま頑張って自販まで行って、急いで水を買って病室に戻ろうか、、

一旦悩んで、また歩き始める。

(我慢。。まだ大丈夫…)

そして、自動販売機に到着。

その時には、吐き気は少しマシになっていた。

お金を入れてお水を買って、、

あとは、病室に戻るだけ…!!

点滴スタンドと共に病棟内を歩いて、無事に病室へ帰ることができた。

安心。。

自動販売機まで、そこまで距離があるわけではないのに、何だかすごく疲れた。

それから、お薬も飲み終わって、しばらくベッドで休むことにした。

 

ということで、今回はここまで!

最後に

今回は、

私の闘病日記vol.54
『回腸嚢炎入院レポート【No.6】』

をみなさんにお話しました。

いかがでしたか?

次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!

↓↓こちらから続きが読めます↓↓

私の闘病日記vol.55
『回腸嚢炎入院レポート【No.7】』

私の闘病日記vol.55『回腸嚢炎入院レポート【No.7】』 今回は… 私の闘病日記vol.55 『回腸嚢炎入院レポート【No.7】』 をみなさんにお話ししたいと思います。 前回のお話を...

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最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。

あゆ
あゆ
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