私の闘病日記

私の闘病日記vol.44〜退院後編〜『大腸全摘・膵腫瘍手術を終えて』

あゆ
あゆ
こんにちは!

今回は…

私の闘病日記vol.44
『大腸全摘・膵腫瘍手術を終えて』

をみなさんにお話ししたいと思います。

前回のお話を読んでいない方はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

私の闘病日記vol.43
『遺伝性腫瘍遺伝子検査と検査結果』

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そして。

私と同じ病気で悩んでいる方。

または。

大切な家族に私と同じ病気にかかってしまった方に向けて、少しでも勇気になればと思っています。

そして。

私みたいに病気ではなくても、人生を生きていれば誰もが悩みを抱えて生きていますよね。

仕事で抱えるストレスに、人間関係のトラブル。

将来に不安を抱える人や、お金で困って毎日の生活が息苦しくて…

中には『自殺』をしてしまう人だっています。

何か、もう、消えてしまいたくなる気持ち。

私もそういう感情になった時あったので、少し分かる気がします。

でもね…

正直に言えば!!

もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、元気な状態であれば…

私は、あなたが『羨ましい』です。

だって…

私は22歳の時、大腸を手術で全部『摘出』してしまったので、日常生活でも不便なことが多い。

(病気がなくて健康な人は、いいなぁ…)

と思うことも多いです。

でも!

人の悩みに、大きいも小さいもない。

そんな風にも思います。

私みたいに『体』に問題を抱えてる人、それに体は元気だけど『心』に何かを抱えてる人。

いろいろな人がいるけれど、

『生きてる』ってことは、本当にラッキーなんだよ。

そんな当たり前なことに今回、あなたが気づいてくれたら嬉しいです。

私の闘病日記

では、ここからは、

私の闘病日記vol.44
『大腸全摘・膵腫瘍手術を終えて』

をお話していきたいと思います。

あゆ
あゆ
レッツゴー!!

手術を終えて

無事に、大腸全摘と膵腫瘍手術を終えることができて、

とりあえず、今はホッと安心しています。

本当に、入院・手術しなきゃいけないってわかった時は、まさに絶望…

絶望でしかありませんでした。。

そこで!

今回は、

大腸全摘と膵腫瘍の手術を終えて、今の気持ちをお話ししたいと思います!

前向きな気持ちよりも、ちょっと不安に思っていることの方が多くて、、

少し暗くなっちゃうような内容も書かれているけど、

それでも大丈夫だよ!

っていう方は、ぜひ読んでください〜笑

今の気持ちと将来の不安

終わりのない3ヶ月ごとの検査。

死ぬまで残る手術の創。

これから先も消えない、病気になるかもという不安と心配。

まるで、

一点の光も見えない真っ暗な長いトンネルが

目の前にずっと続いているみたいな。。

無事にひとつの検査が終わっても、また新たに検査の予約をしてまた検査…

このように、永遠の検査のループ。

もう一生抜け出せない。

もし病気にならなかったら…

もしがんにならなかったら…

もし検査しなくても大丈夫な体だったら…

何度も考えた。

もちろん、泣きたい時もたくさんあった。

死ぬまでに、病院であと何回この検査するんだろうとか、

少しでも体の異変を感じると、

もしかしてまた病気?癌?と考えてしまったり…

病気になる前の自分だったら、絶対に気にならないような症状でも、

今ではすごく気にしてしまったり。

もう自己判断は良くないことも思い知ったし、

病気って、自分が思っている以上に恐ろしいものなのかもしれない。

気にしすぎもよくないのは、分かってるんだけどね。。

考えれば考えるほど怖くなって、考えないようにしようって心がけても、

それは無理なことで。。

どうしようもなくて、恐怖に押しつぶされそうになって、

泣きたくなって、この先また病気になるのではないかって、、

そればっかり。。

学生の頃はまるで健康体そのもので、まさに病気とは無縁な、そんな体だったのに、、

まさか病気や癌になるなんて、、

自分が1番信じられなかったし、信じたくもなかった。

それに、大腸癌になる前までは、

大腸にポリープがたくさんできてしまう体質だけど、

自分は、ほどほどに周りと同じくらい健康だと思っていた。

家族性大腸腺腫症も、大腸癌も膵腫瘍も診断された時は、

どうして自分がこんな目に遭わなきゃいけないの?

と思うと同時に、

これからどうしたらいいの?

このままだとどうなるの?

どうして、私は健康に生きられないの?

頭の中がパニックになって、

目にだんだん涙が溢れてきそうになるのを必死に抑えながら、毎回先生の話を聞いてきた。

これから先、もしかしたらまた何かの病気になってしまう時が来るかもしれない。

その度にまた頭がパニックになって、泣きそうになってしまうかもしれないけど、

きっとこれからの自分なら、また病気になっても乗り越えられる気がする。

それはもう振り返ってみると、いっぱい苦しいこともあったし、辛かったこともあった。

だけど、入院生活を経験して、たくさんの人に支えられていることを実感した。

一番最初に通っていた病院で2年半お世話になった先生、

今の主治医に出会えて本当によかった。

優しい先生たちや看護師さんに出会えて、自分は恵まれているなって思う。

それに、病気が自分を強くしてくれた気がする。

弱かった自分の心を強くしてくれたのかもしれない。

入院・手術することになるってわかった時は、

本当にこれから先どうなるのかと思ったけど、

今は、ずっと毎日元気に過ごせていることが1番の幸せ。

こんな普通のようで当たり前じゃない幸せが、

また遠ざかってしまう日がきてしまうんじゃないか不安になる時もあるけど、

きっときっと大丈夫。

病気になってからは、健康ということが何よりも幸せなことなんだなと改めて実感した。

もちろん、健康に生きるということは大事なのは、ずっと昔から分かってはいたけど、

病気をしてからは、特にそう思うというか。。

家族性大腸腺腫症(FAP)や大腸癌、膵腫瘍と診断された時、

入院、手術した時のあの景色は今でも鮮明に覚えているし、

これから先もずっと忘れないと思う。

みんなにメッセージ

最後に、今このページを読んでくれているみんなに向けて。

どうか健康でいられることを、当たり前だと思わないでほしい。

自分の体を守れるのは自分しかいないし、今ある自分の体を大事にしてほしい。

後で後悔しても遅いから、今できることをして自分の体を大切にしてほしい。

自分は大丈夫。

自分は病気にならないだろう。

まだまだ若いから。

症状がないから、検査を受ける意味ないし。

健康診断でランクがまだ悪いわけじゃないし。

とかとか。。

それに、

怖いから…

仕事も忙しいし…

そんなふうに何かしら理由を作って、病院に行くことを後回しにしないでほしい。

それに私、血便などの症状が出た時、その時ちゃんと病院に行っていなかったら、

きっと今頃、もうこの世にいないんだろうなって。。

その時はもちろん、怖かったし、不安でいっぱいだったし、、

でもね、、怖いのはみんな一緒。

その1歩の行動する勇気が必要で、大事なんだと思う。

検査を受けて、何も病気とかなかったらそれでいいし、

何かあったとしても早期発見できれば、それはそれでいいし。。

あと先、後悔しても遅いから。。

健康で元気なら人生何でもできる、何でも叶えられる、

何にでもなれる、何でも挑戦できる。

行きたいところにも行けるし、やりたいことも何でもできる。

そんなふうに思います!!

病気って自分や家族、大切な人、関係なく襲ってくる。

本当、容赦ないよね、、病気ってさ。。

この世界から、病気というものがなくなったらいいのになって。。

一応、日常生活の中で病気にならないために、いろいろなことに気をつけてはいるつもり。

だけど、

それをやったからって、絶対に病気にならないっていうわけではないのもわかってる。

それでも、これからもずっと元気でいられるように、

あとで後悔しないためにも今から予防できることを

これからもやっていきたいと思っている。

そんなふうに心配になったり落ち込んだり、

不安に押しつぶされそうになったりする時もたくさんあるけど、

きっと大丈夫だと信じて。

これからもずっと定期的にいろいろな検査はしないといけないし、

もう病院からは離れられない存在となってしまったけど、

この先も前向きに元気に頑張っていこうと思っています!

 

ということで、今回はここまで!

最後に

今回は、

私の闘病日記vol.44
『大腸全摘・膵腫瘍手術を終えて』

をみなさんにお話しました。

いかがでしたか?

次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!

↓↓こちらから続きが読めます↓↓

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では最後に。

私の好きな動画をあなたに紹介させて頂いて、
今回のお話を終わりにしたいと思います。

あゆ
あゆ
感動する動画です

最後までお読み頂き本当にありがとうございました。

あゆ
あゆ
あなたの人生がもっと素敵になりますように

イラストレーター
櫻根 あゆ(さくらね あゆ)

 

追伸

人生とは、選択の連続だ。

いずれにせよ、その分かれ道
一度、道を選んでしまえば
二度と引き返すことはできない。

不確かな分かれ道の連続。

しかし、どちらかを選び
そして進んで行くしかない。

いつだってそう
結果は誰にも分からない。

人ができることはせいぜい
後悔しない方を選ぶことだけ。

人生の岐路は容赦なく
自分の目の前に迫ってくる。

私たちが生きる現実世界は
ドラマや映画とは違う。

仕事、恋愛、人生
それらに奇跡はない。

現実世界にあるのは
理不尽極まりない事実のみ。

そんなことは分かってる。

しかし・・・

奇跡を願わない人間はいない
それも分かってる。

だけれども奇跡なんて言葉が
虚しくなるような残酷な状況が
私たちの生きる現実世界には
確実に存在する。

人は1人では命を大切にしない
人は1人では生きていけない。

・一緒にいたい
・悲しませたくない

そう思える人がいるから人は
自分の命を大切にすることが
できる。

人は生きていくことができる。

だけど・・・

現実世界には奇跡はない。

違うだろうか?

そもそも『奇跡』とは何か。

・自分や愛する家族が健康である
・大切な人の笑顔
・胸に抱く目標や夢
・打ち込める何かがある

間違いを正してくれる仲間がいたり
負けたくないと思えるライバルが
いることかもしれない。

もしも。

そういった些細な幸せを
奇跡と呼べるのであれば、

私たちが生きるこの現実世界は
奇跡で溢れてるのかもしれない。

ただそれに気づかないだけで
すぐそばにあるのだ。

たくさんの奇跡が。

それでは最後に。

「あなたにとっての奇跡って何ですか?」