私の闘病日記

私の闘病日記vol.29〜膵腫瘍手術編〜『ストーマ閉鎖・膵臓手術入院スタート』

あゆ
あゆ
こんにちは!

今回は…

私の闘病日記vol.29
『ストーマ閉鎖・膵臓手術
入院スタート』

をみなさんにお話ししたいと思います。

前回のお話を読んでいない方はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

私の闘病日記vol.28
『手術前検査と診察』

私の闘病日記vol.28〜膵腫瘍手術編〜『手術前検査と診察』 今回は… 私の闘病日記vol.28 『手術前検査と診察』 をみなさんにお話ししたいと思います。 前回のお話を読んでいない方は...

そして。

私と同じ病気で悩んでいる方。

または。

大切な家族に私と同じ病気に
かかってしまった方に向けて、
少しでも勇気になればと思っています。

そして。

私みたいに病気ではなくても、
人生を生きていれば、誰もが
悩みを抱えて生きていますよね。

仕事で抱えるストレスに、
人間関係のトラブル。

将来に不安を抱える人や、
お金で困って毎日の生活が息苦しくて…

中には『自殺』を
してしまう人だっています。

何か、もう、
消えてしまいたくなる気持ち。

私もそういう感情になった時あったので、
少し分かる気がします。

でもね…

正直に言えば!!

もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、
元気な状態であれば…

私は、
あなたが『羨ましい』です。

だって…

私は22歳の時、大腸を手術で
全部『摘出』してしまったので、
日常生活でも不便なことが多い。

病気がなくて健康な人は、
いいなぁ…

と思うことも多いです。

でも!

人の悩みに、
大きいも小さいもない。

そんな風にも思います。

私みたいに『体』に問題を抱えてる人、
それに体は元気だけど『心』に
何かを抱えてる人。

いろいろな人がいるけれど、
『生きてる』ってことは、
本当にラッキーなんだよ。

そんな当たり前なことに今回、
あなたが気づいてくれたら嬉しいです。

私の闘病日記

では、ここからは、

私の闘病日記vol.29
『ストーマ閉鎖・膵臓手術
入院スタート』

をお話していきたいと思います。

あゆ
あゆ
レッツゴー!!

前向きに、ポジティブに

次の『膵腫瘍核出術』と『人工肛門閉鎖術』の入院まで、主治医やストマちゃん、肝胆膵外科の診察、採血やレントゲンなどの検査で何回か病院へ行った。

大体この時期は、1週間〜2週間ごとに病院に行ってたかな…

入院するまでの間、1日1日、なんとかびらんの痛みに耐え抜くことができた。

手術できる日が待ち遠しすぎて。。

早くストーマ閉鎖したい。

その一心で、ずっと頑張ってきた。

振り返ると、ここ最近いろいろなことがあった。

たくさんあった。

大腸癌と診断を受けた、あの日から今日まで。

大腸全摘の手術から始まって、ストーマパウチ漏れに悩まされて、それが解決したと思ったら今度は、びらんに悩まされて。。

正直こんなに大変な毎日が続くなんて思ってもいなかった。

自分が想像していた以上に、つらいことが多くて…

もう今はとにかく1日でも、1分1秒でも早く手術してストーマから解放されたい。。

毎日のように”早く早く”って思っているけど、それでもやっぱり手術の日が近づいてくると緊張してくる。

当たり前だけど、痛いのも苦しい思いをするのも嫌。

今はストーマの周りにできたびらんが痛くて毎日苦労しているけど、閉鎖したあとも、きっと今回のように何かしらまた悩みが出てくるはず。

次の手術が終わったら、もう手術する予定は今のところないけど、今まで通り普通の生活に戻れるとは思ってない。

きっと今度はストーマ閉鎖後の排便障害で、大変な日々が待っていると思う…

主治医もそう言っていた。

結構、排便障害で悩んでいる人が多いみたいで。

・下痢
・排便回数の増加
・便失禁
・便意切迫感

などなど。。

一般的には、術後数ヶ月から数年かけて徐々に改善していくらしいんだけど…

中には数年経っても、排便障害がひどくて生活に支障が出る人もいるみたいだし、またストーマに戻す人もいるみたいで…

できればそうはなりたくない。。

手術自体も怖いけど、手術後の生活もどうなるのか、これから先ちょっと不安。

それに手術直後は多分、、というか絶対に痛いだろうし…

また痛みとの闘いが始まる。

痛み止めを使っても尚痛みに悶え苦しむ、あのたまらなく、つらい時間を。。

そう思うと憂鬱な気持ちになった。

でも…

今までずっと頑張ってこれたし、自分結構強いし。笑

そう思って頑張るしかない。

今回の『腹腔鏡手術』とは違って、次の手術は『開腹手術』。

ストーマ閉鎖手術だけだったら、開腹手術はなかったんだけどね…

手術の傷もどれくらい残るのかはわからない。

結構大きく傷残っちゃうのかな…

何もわからないから、本当に未知の世界。。

予定ではストーマ閉鎖手術をしたあと、そのまま肝胆膵外科の先生にバトンタッチして膵臓の手術をするとのこと。

手術、無事にうまくいくといいな。。

あと私にできることは、ただ祈ることのみ。

それから自分の生命力を信じることだけ。

手術もどれくらい時間かかるのかな…?

ストーマ閉鎖と膵臓の手術両方したら、結構時間かかりそう…

入院する初日に術前説明があるから、その時にいろいろ話を聞くんだろうけど。。

考え始めると止まらない。

それでもまだ手術する実感が湧いてこない。

自分の体のことなのに、まるで他人事。

でも、きっと大丈夫。。

次の手術も乗り越えられるはず。

いや…

絶対に乗り越えてみせる!!

そう誓った。

次の入院は、驚異的なスピードで退院するのが目標!

何が起こったとしても、前を向いて頑張る!!

入院生活スタート

2019年3月29日(金)

ついに…

入院当日。

電車に乗って病院へ向かった。

いつも通り、外来の時と同じように。

でも…

いつもよりは、ちょっとドキドキ。笑

病院に着いて早速、入院センターで手続きを済ませた。

前回と同じ、今回も10階病棟に入院するとのことだった。

よかった。。

安心……!!

前回の入院の時に看護師さんたちと仲良くなったから、今回も同じ病棟だということがわかってホッとした。

ということで、、

ついに。

『回腸人工肛門閉鎖術』
『膵腫瘍核出術』

のため、、

入院しました……!!

早速病棟へとつながるエレベーターに乗り込む。

お見舞いに来た人や入院している患者さんで、エレベーターの中は人でいっぱい。。

前回入院した時と同じ、10階のボタンを押す。

病棟へとつながるエレベーターには、入院している患者さんもいるけど、ほとんどがお見舞いに来た人が使っている。

ような気がする。笑

そして数分後。

あっという間に10階に到着した。

エレベーターから降りて、病棟へつながる自動ドアを抜けると…

懐かしい。。

見慣れた景色が目の前いっぱいに広がっていた。

約1ヶ月半ぶりの病棟。

何だか懐かしさを感じて、思わず笑顔になる。

でも…

ここに戻ってきたのは手術するためであって、ただ遊びに来たわけではない。

また地獄な日々が待っているのかもしれない…

そんな楽に、簡単にいくはずがない…

前回入院した時と同じように、入院センターで受け取った書類をナースステーションにいる看護師さんに渡しに行く。

看護師さんとの再会

約1ヶ月半ぶりの入院。

今回はまだ何週間入院するのか分からないけど、またここでの生活が始まるんだな。。

そう思いながら、ナースステーションへ行くと…

前回仲良くなった看護師さんが、私に気付いて手を振りながらこっちに来てくれた。

他の看護師さんも私のことを覚えていてくれて、

「久しぶりだね!!」

と声をかけてくれた。

みんな覚えててくれてる……!!

嬉しいぃぃぃ。。

早速日勤担当の看護師さんは、ナースステーション前にある体重計と身長計を指さして、

「身長と体重を測っておいてね〜」

と私に言った。

手術前に身長と体重を測ることには、ちゃんと意味があるみたいで…

・麻酔の量
・術中の体液管理
・術後の経過観察

などなど。。(Google調べ)

さまざまな目的で必要な情報なんだって!

そして…

今回入院する病室に案内してもらうことになった。

窓側、、

窓側よ、、来い……!!

そう願いを込めながら、看護師さんの後ろをついていく。

「櫻根さんの病室は、こちらです〜」

そのまま看護師さんと一緒に病室の中へ入ると…

4人部屋の大部屋。

ベッドの位置はというと…

出入り口側。。

残念……!!

窓側と比べたら、やっぱりちょっと暗い。。

でも病棟自体が明るいから、そんなに寂しいとは感じなかった。

募る不安

手術は3日後の予定。

入院初日の今日は、前回入院した時と同じく、やることが多くて結構忙しかった。

まずは採血とレントゲン。

採血は無事ルート一発成功し、比較的スムーズに終わった。

そして…

次はレントゲン。

病棟からレントゲン室まで行くのは久しぶり。

病棟を出て外来エリアに来ると、外来で病院に来ている人たちが羨ましく感じた。

これは前回入院した時も同じ。

いいな……

みんな家に帰れて。。

そう思い始めると、だんだん悲しくなってきて、急激に寂しくなって、、

だんだんしんどくなってきた。

時間が経つにつれて、入院したことの実感が湧いてくる。

いつ退院できる…?

どれくらいで元気になる…?

早く家に帰りたい…

まだ手術すらしていないのに、こんなことばかり考えちゃって。。

そして…

ブルーな気持ちになりながら、無事レントゲン室に到着。

放射線技師の指示に従いながらレントゲンを何枚か撮って、そのまま病室に戻ってきた。

ベッドに横になって、ボーッとして過ごしていると、ありとあらゆることを考え始めたら止まらなくなってきた。

私、、
どうなるんだろう……

手術をすることに対する不安が、どんどん募っていく。

ちゃんと生きて家に帰れるかな…?

術中死、、なんてことにはならないよね…?

もう自分ひとりでは、この状況をどうすることもできないけど。。

ねぇ、、

私、、大丈夫だよね……?

『大丈夫』って、、

誰か言って。。

でも…

生きるためには乗り越えなければいけない、絶対に。

そんな中、入院中の唯一の楽しみといえば…

病院食!!

1ヶ月半ぶりに食べる病院食も、ちょっと懐かしく感じた。

やっぱりここの病院のご飯は、結構美味しい。

病院食っぽくないというか。

おかわりしたくなるような、そんな美味しさ。笑

 

ということで、今回はここまで!!

最後に…

今回は、

私の闘病日記vol.29
『ストーマ閉鎖・膵臓手術
入院スタート』

をみなさんにお話しました。

いかがでしたか?

次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!

↓↓こちらから続きが読めます↓↓

私の闘病日記vol.30
『手術前準備・術前説明』

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最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。

あゆ
あゆ
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