私の闘病日記

私の闘病日記vol.4〜FAP診断編〜『初めての大腸内視鏡検査』

あゆ
あゆ
こんにちは!

今回は…

私の闘病日記vol.4
『初めての大腸内視鏡検査』

をみなさんにお話ししたいと思います。

前回のお話を読んでいない方はこちらから

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私の闘病日記vol.3
『壮絶な下剤との闘い』

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そして。

私と同じ病気で悩んでいる方。

または。

大切な家族に私と同じ病気に
かかってしまった方に向けて、
少しでも勇気になればと思っています。

そして。

私みたいに病気ではなくても、
人生を生きていれば、誰もが
悩みを抱えて生きていますよね。

仕事で抱えるストレスに、
人間関係のトラブル。

将来に不安を抱える人や、
お金で困って毎日の生活が
息苦しくて…

中には『自殺』を
してしまう人だっています。

何か、もう、
消えてしまいたくなる気持ち。

私もそういう感情になった時あったので、
少し分かる気がします。

でもね…

正直に言えば!!

もしも今のあなたの体に
何も病気がなくて、
元気な状態であれば…

私は、
あなたが『羨ましい』です。

だって…

私は22歳の時、大腸を
手術で全部『摘出』してしまったので、
日常生活でも不便なことが多い。

病気がなくて健康な人は、
いいなぁ…

と思うことも多いです。

でも!

人の悩みに、
大きいも小さいもない。

そんな風にも思います。

私みたいに『体』に問題を抱えてる人、
それに体は元気だけど『心』に
何かを抱えてる人。

いろいろな人がいるけれど、
『生きてる』ってことは、
本当にラッキーなんだよ。

そんな当たり前なことに今回、
あなたが気づいてくれたら嬉しいです。

私の闘病日記

では、ここからは、

私の闘病日記vol.4
『初めての大腸内視鏡検査』

をお話していきたいと思います。

あゆ
あゆ
レッツゴー!!

検査準備

検査室の中に入ると…

そこには、検査室全体にたくさんの医療器具が置かれていた。

なんか、、

医療ドラマみたいな光景…

見たことのない機械もたくさん。。

変にテンションが上がってワクワクするのを感じつつも、ドキドキも止まらなくなった。

すると…

「体の左側を下にして、膝を抱えるようにベッドに横になってくださいね〜」

と、検査室まで案内してくれた看護師さんに言われた。

体の左側が下…?

膝を抱える…?

どういうこと?笑

一瞬何を言われているのかわからなかった。

とりあえず、言われたようにスリッパを脱いでからベッドに上がって、疼くまるように横になった。

看護師さんに、膝や手の位置を調整してもらう。

すると…

左右にいる看護師さんに、血圧計を腕に通して血圧を測ってもらって、人差し指の指先にパルスオキシメーターをつけられる。

『パルスオキシメーター』とは?

皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2と脈拍数を測定するための装置。

一般的に96~99%が標準値。

マニキュアやジェルネイルをしていると正しい数値が出ないので、検査する際はネイルオフをしてから病院へ行くようにしましょう!

初めての大腸内視鏡検査で、流れが全くわからなすぎて。。

ていうか機械とか看護師さんに囲まれすぎて、何をしていればいいのかわからない。

じっとしていればいいだけの話なんだけど、やっぱり全然落ち着かない。

看護師さんたちも、何だか忙しそうに動き回っていて大変そうだな。。

そんなことを考えていると、検査前の準備が着々と整っていった。

それと共に、緊張感もどんどん増していった。

内科の主治医との出会い

内視鏡検査が始まるまで横になって大人しく待っていると、検査室のドアが開いた。

あ、、誰か入って来た…

ドアの方を見てみる。

すると…

手術着のようなものを着た1人の男性の先生が、検査室に入ってきた。

どうやら、この男性の先生が私の大腸を診てくれるらしい。。

「こんにちは〜」

と先生は言った。

漂う雰囲気で、優しい先生だということがすぐに伝わってきた。

よかった!!

優しい先生に限る…!!

怖い先生だったら嫌だなと思っていたから、とりあえず安心。。笑

人生初めての鎮静剤

「じゃあ、これから眠くなる薬を入れていくね」

と言われて、先生が注射器を手に持った。

その手元の注射器を見てみると、真っ白の液体がぎっしり入っていた。

何これ。。笑

まさに牛乳じゃん!!笑

え、、なに?

これが例の鎮静剤ってやつなの…?

鎮静剤って体の中に入ったら、どんな感じなのかな…

初めてだから何もわからない。。

そして、鎮静剤がゆっくり、少しずつ体の中に入ってくる。

すると…

だんだん頭の中がぼんやりしてきた。

自分の体が、どんどん下へ下へと沈んでいくような感覚がする。

体に全く力が入らない。。

あれ、、なんか、

急にすごい。。

眠くなってきた…

だんだん、もう目を開けていられないくらいすごい眠くなってきて…

今ままで感じたことのない、なんともいえない不思議な感覚だった。

人生初めての『鎮静剤』。

でも、私的に鎮静剤で眠るあの瞬間、、

結構好きかもしれない。笑

検査後の不安と恐怖

それからというものの、どれくらいの時間が経ったのかわからないけど、気付いたら1人掛けのソファにいた。

あれ…

私、何してたんだっけ…?

一瞬ここがどこなのか、自分が何をしていたのか全くわからなかった。

たしか今日は、、

あぁ…

そうだった。。

私、内視鏡検査してたんだった…

目が覚めたってことは、検査はもう終わったのかな。。

だけど、まだまだ眠い。。

誰にも見られないように、カーテンが180度自分の周りを囲むようにかかっている。

カーテンで仕切られているこの小さな部屋は、薄暗くてとても狭い。

外の様子も全くわからない。

近くに看護師さんいないのかな…

ここが病院の中のどこにあるのかもわからない。

しかも、カーテンの外からは誰の気配すら感じない。

目が覚めたことをことを言いに行った方がいいのかな?

でもまだ眠いし、、寝ていようかな…

鎮静剤の影響なのか、まだ頭がぼーっとしていた。

何だかフラフラするし、なんだか寝足りないかのようにまだ眠かった。

看護師さんが来るまで、寝たり起きたりを何度も繰り返した。

眠い中、頭の中でいろいろ考えた。

検査の結果はどうだったかな…

大丈夫だったかな…

不安。

怖い。

もしかしたら、今日で人生が変わってしまうほど、私の体はもうダメな状態なのかもしれない。

いつもの、この当たり前で幸せな毎日が病気によって、一気に壊れてしまう気がして…

もう内視鏡検査は終わったし、結果は出ているはず。。

だから、良くても悪くても、出た結果をちゃんと受け入れようと思った。

でももし、本当に結果が悪かったらどうする…?

そしたら、、

私、死んじゃうのかな…?

パパみたいに死んじゃうのかな…?

パパみたいに入院とか手術とかすることになるのかな?

心配で、心配で、仕方なかった。

良い方向に考えたいけど、どうしても悪い未来ばかり想像してしまう。

・余命宣告
・この先長く生きられない
・癌が他の臓器に転移している

などなど…

今日の検査結果次第で、もしかしたら自分のこの先の『運命』が大きく変わるかもしれない。

これからどうなるのかな…

病気になんかなりたくない…

内視鏡検査が終わってからいくら時間が経っても、鎮静剤のせいで眠すぎて眠すぎて、、

いくら寝ても、ずっと眠い状態は続き…

すると…

遠くの方から、誰かがこっちの方に向かって歩いてくる足音が聞こえた。

誰か来る…

まだ眠いけど、
さすがに起きなきゃダメか…

近づいてくる足音を聞いていると、カーテンの前でその足音は止まった。

そして…

思いっきりシャーっとカーテンを開けられた。

「櫻根さん、目覚めましたか〜?」

と看護師さんは言った。

カーテンが開いた先の景色を見ると、自分が今病院の中のどこにいたのかがやっとわかった。

私、ずっとここにいたんだ…

今、何時だろう…

随分長い間寝ちゃった気がする…

近くに時計もないから、今が何時なのか全くわからなかった。

その場で立ち上がると、少しふらついた。

危ない、、

鎮静剤、、恐るべし…!!

そのまま歩いて、ママが待っている待合室に戻る。

病院の外を見ると、空はオレンジ色に染まっていた。

寝ている間に、あっという間に夕方になっていた。

お昼頃から検査して、
もう夕方…?

内視鏡検査って
丸1日かかるじゃん…

検査って、やっぱり時間がかかるものなのかな。。

でもさ、、

たしか内視鏡検査って…

看護師さんは、早くて20分で終わるとか言っていた気がするけど。。

だって、お昼頃に検査してもう夕方ってことは、その時点でもう数時間経っていることになるよね…?

検査するだけで、数時間もかかるものなの?

いや。。

それか、私がただただ寝過ぎたせいで、あっという間に夕方になっちゃったとか…?

それにしても…

嫌な、、予感。。

この嫌な予感が的中しないといいんだけど。

早く結果を聞いて、家に帰りたい。。

待合室では、夕方だからか、病院内は患者さんたちで混んでいた。

看護師さんたちも、とても忙しそうにしていて。。

待合室で座ってのんびりしていたら、だんだん目が覚めてきた。

立ち上がっても、やっとフラフラしないくらいには戻ってきた。

たくさん寝て、
完全復活…!!

そして…

「櫻根さん、診察室の中へどうぞ…」

アナウンスが待合室に響き渡った。

もう覚悟を決めなきゃいけない。

どんな結果が出たとしても、どんなことを言われたとしても。

全てを受け入れるしかない。

よしっ……!!!

いざ!!

診察室へ…

椅子から立ち上がって、診察室のドアを開けてママと一緒に中へ入る。

 

ということで、今回はここまで!!

最後に…

今回は、

私の闘病日記vol.4
『初めての大腸内視鏡検査』

をみなさんにお話しました。

いかがでしたか?

次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!

↓↓こちらから続きが読めます↓↓

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最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。

あゆ
あゆ
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