今回は…
私の闘病日記vol.61
『回腸嚢炎入院レポート【No.13】』
をみなさんにお話ししたいと思います。
前回のお話を読んでいない方はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
私の闘病日記vol.60
『回腸嚢炎入院レポート【No.12】』
そして。
私と同じ病気で悩んでいる方。
または。
大切な家族に私と同じ病気にかかってしまった方に向けて、
少しでも勇気になればと思っています。
そして。
私みたいに病気ではなくても、
人生を生きていれば誰もが悩みを抱えて生きていますよね。
仕事で抱えるストレスに、人間関係のトラブル。
将来に不安を抱える人や、お金で困って毎日の生活が息苦しくて…
中には『自殺』をしてしまう人だっています。
何か、もう、消えてしまいたくなる気持ち。
私もそういう感情になった時あったので、少し分かる気がします。
でもね…
正直に言えば!!
もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、元気な状態であれば…
私は、あなたが『羨ましい』です。
だって…
私は22歳の時、大腸を手術で全部『摘出』してしまったので、
日常生活でも不便なことが多い。
(病気がなくて健康な人は、いいなぁ…)
と思うことも多いです。
でも!
人の悩みに、大きいも小さいもない。
そんな風にも思います。
私みたいに『体』に問題を抱えてる人、
それに体は元気だけど『心』に何かを抱えてる人。
いろいろな人がいるけれど、
『生きてる』ってことは、本当にラッキーなんだよ。
そんな当たり前なことに今回、
あなたが気づいてくれたら嬉しいです。
私の闘病日記
では、ここからは、
私の闘病日記vol.61
『回腸嚢炎入院レポート【No.13】』
をお話していきたいと思います。
コーヒー味のエレンタール
そして、病棟にある時計を見ると、もうすぐお昼の時間になっていた。
つまり、私にとって苦痛な時間が始まることを意味していた。笑
またまた
エレンタールタイム。。
もう嫌よょ。
一体、入院中にエレンタールを何本飲むことになるのやら…
考えただけで、気が重くなる。笑
ということで、ついに病棟内はお昼の時間になった。
各病室にご飯が配膳されていくのがわかる。
そして…
病室のカーテンが開くと、看護師さんが病室に入ってきた。
「お昼ご飯を運ぶ前に、エレンタール持ってきました〜」
と看護師さんは言った。
来た…!!
手元のエレンタールを見てみると…
今回は、なんと!
コーヒー味!!!
私、、
絶対、
無理なやつじゃん…!!
って、瞬時に思った。笑
私、コーヒーあまり好きじゃないし。。笑
というか苦手だし、、
あ…!!
でも、暖かくて甘〜いコーヒーなら飲めるんだけど…笑
コーヒーは、暖かくて甘いのに限る!!笑
しかも、今回出されたエレンタールは、色が結構なブラックで…
真っ黒。。
何だか苦そうな…
飲むのをためらう。
でも…!!!
私には今日のお昼から、流動食だけど、ご飯が出ることになっているから!!
『お昼ご飯から流動食が出る』って主治医も言っていたし!
例えエレンタールが飲めなくても、ご飯を全部食べることができれば、ちゃんと栄養は取れるはずだから…!!
もう私、エレンタールには頼らないからね!
エレンタールがなくても、生きていけるんだから!笑
とりあえず、お昼ご飯が運ばれてくる前に、看護師さんが持ってきてくれたコーヒー味のエレンタールを試しにひとくち飲んでみるか…
そう思いながらもしばらくの間、エレンタールと睨めっこ状態。笑
でも、意外と大丈夫な味かもしれないし!!笑
よし…
いざ、実飲!!
ゴクッ!!
…
おぇぇぇぇ…
ダメだこりゃ。。笑
やっぱり、私にコーヒー味のエレンタールはダメみたい…
ひとくち飲んでギブアップ。。
コーヒー味のエレンタールを、机の上の端っこに追いやった。笑
久しぶりのご飯
それから、少しの間待っていると、お昼ご飯が運ばれてきた。
やっと来た!!
私の久々ご飯…!!!
この日のお昼ご飯のメニューはというと…
・重湯100g(重湯の味は中華)
・コンソメスープ
・ヤクルト
・ココアババロア
というか、これらをご飯と呼んでいいのかは疑問だけど。。
結果、、
秒でなくなった。笑
早く普通のご飯が欲しいぃぃぃ。。
いやぁ。。
でもやっぱり食べられることって幸せだなぁ。
入院すると、当たり前の生活がどれだけ幸せなことか本当痛感するよね。。
それから、お昼ご飯も食べ終わって、ベッドでゴロゴロしていると…
あれ…
トイレに行きたいと
思わない…!!
ご飯直後だけ1回トイレへ行ったけど、それからは何時間か経っても、あまりトイレに行きたいとは思わなかった。
これはいい傾向ではないか…!?笑
もしかして、回腸嚢炎が良くなってきたのか…?
いや、そもそも採血でもう炎症の数値も基準範囲内だったから、もう治ったっていうことでいいのか。。
失禁もトイレの回数も減れば、退院できるはず…!!
ついに…
年内退院が見えてきた!!
幸先いい感じ…!!
これだけ元気だし、もう今からでも退院させてほしいなぁぁぁ。。
ワンピース『ゾロ』
もう本当に入院中は暇すぎて。。笑
何をしようか…
何かやるなら、何か自分のためになるようなことをしたいなぁ。
なんて考えていると、パッと思いついた。
あったじゃん!
私の目標!!
もっともっと絵を上手に
描けるようになりたい…!!
いつもイラストを描く時は、iPadで描いているんだけど、家に忘れてきちゃって…
不覚。。
でも!!
絵を描くだけだったら、シャーペンと消しゴムさえあれば描けるから!!
つまり!!
この2つはコンビニで買えるもの!!
紙は、採血の結果が書かれた紙の裏を使えば絵は描けるし!笑
ということで、院内にあるコンビニへ行って、シャーペンと消しゴムを買いに行くことにした。
思い立ったら即行動。笑
病室を駆け出して病棟を出る。
外来エリアに着くと、少しひんやりした。
寒くはないけど、外の空気を感じられるくらい。。
やっぱり、外来エリアと病棟は雰囲気が全く違う。
外来エリアは、なんだか懐かしい感じがするというか。。
外の匂いがするというか。。
もうこのまま
家に帰りたい…!!!
という気持ちを抑えながら、コンビニの中へ入る。
コンビニの中には、もう外来の患者さんは誰ひとりいなかった。
★コロナが流行っているため、外来の患者さんと入院している人でコンビニに行ける時間が決まっている。
文房具類が売っているところを見に行く。
すると、ちょうど描きやすそうなシャーペンと消しゴムを見つけて、そのままレジへGo!笑
本当は、何かお菓子とか甘いデザートとか買いたいけど、、
シュークリームとか、ケーキとか。。笑
でもそれはまだ、主治医からの許可が降りていないので…
いつも通りの生活に戻るまでは、諦めます。笑
退院したら、美味しいものたくさん食べます。笑
そして、無事にお会計を済ませて、また病棟へと戻る。
あぁ…
いつになったら
退院できるんだろう、私は…
思わずため息が出る。
少し暗い気持ちになりつつ、無事に自分の病室に到着!!
机の上で買ってきたシャーペンと消しゴムを置いて、何を描こうか決める。
うーん…
決めた…!!!
私ね、アニメのワンピースが好きで、よくイラストを描くんだけど、また誰かキャラクターを描こうと思ってて、、
今回は…
『ゾロ』を描こう!!
参考にする画像をスマホで調べて、良さげなゾロの画像を見つけて、いざスタート!
カキカキ…
いつもiPad(デジタル)でイラストを描いているから、アナログでイラストを描くのは結構久しぶり。笑
アナログだと、消しカスがたくさん出るし。笑
片付けとかも、めんどくさくて。。
以上、イラストに関するお話でした。笑
共感してくれる人がいたら嬉しいです。笑
秒で終わるご飯タイム
すると…
ゾロを書いている途中で、あっという間に夜ご飯の時間になった。
何かに夢中になっていると、時間経つの早いよね。笑
すると、看護師さんが病室に来て、今日の夜ご飯を机の上に置いた。
今日の夜ご飯はというと…
・重湯100g(重湯の味は味噌かつお)
・コーンスープ
・ヨーグルト
・飲む野菜(ピーチ味)
…
って!!
ご飯というより、、
ほぼ飲み物…!!!
飲み物系ばっかりじゃないか!笑
さすがに、お腹すいたゎ…
ご飯をくれ!!!
私が欲しいのはご飯なの…!!
結果、これまたお昼ご飯と同様、今日の夜ご飯も、
秒で平らげた。笑
オレンジ味のエレンタール
そして、夜ご飯を食べ終わった少しあと、夜勤担当の看護師さんが病室にやって来た。
看護師さんの手元を見ると、、
出た…!!!
地獄のエレンタール!!
ここでのエレンタール。。
今回は何味かと言いますと…
オレンジ味!!
あのさぁ。。
オレンジ味って、よく薬のシロップであるような味じゃない…?
それとも薬のシロップというとイチゴ味…?かな。。
どうなんだろう。。笑
でもオレンジ味も嫌な予感しかしないよね。
もう吐き気しかないよね。笑
しかも今回も250ml。
今回も、こうチビチビと地味に飲んでいくわけですが、、
もう嫌だよぉぉぉお。。
主治医なんとかしてよょ。
なんか本当に泣けてくるんだけど。笑
頑張れよ、私。。
って自分で自分を応援するのも、もう疲れたよ。。
ダメだよ、無理だよ、、
もう飲めないよょょ。
でも、そう思っていても仕方ないので…
とりあえず、そのままエレンタールのフタを開けて、チビチビ飲んでいく。
ゴクゴク…
あぁ。。
苦しい…!!!
頑張って飲み進めた結果。。
途中で断念。。
やっぱりダメだった…
でも結構飲んだよ。笑
自分なりに頑張って飲んだょ。
全部は飲めなかったけど、私、頑張ったょ。。笑
腕の痛み
夜。
点滴を入れてもらったところの腕が痛みだした。
腕がパンパンに腫れ上がっていて、少し赤くなっていた。
痛い…
どうして…
ちょうど病室に来た看護師さんに、
「腕が腫れてて痛いんだけど…」
と相談した。
すると、看護師さんは
「少し冷やしたほうがいいかもね〜」
「氷枕を持ってくるから、ちょっと待っててね!」
と言って、病室をあとにした。
数分後。
看護師さんは病室に戻ってきて、
「これをタオルで包んで、腕を冷やしてみてね」
と看護師さんは言って、氷枕とタオルを受け取った。
ひんやり…
腕が結構火照っていたから、これくらいの冷たさがちょうど気持ちよかった。
冷やすと、少し痛みが違うような気がする。
そして、その日の夜も何とか無事に過ごしたとさ。笑
ということで、今回はここまで!
最後に
今回は、
私の闘病日記vol.61
『回腸嚢炎入院レポート【No.13】』
をみなさんにお話しました。
いかがでしたか?
次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!
↓↓こちらから続きが読めます↓↓
私の闘病日記vol.62
『回腸嚢炎入院レポート【No.14】』
ぜひ、読んでね!!
SNSもやっています!!
・X(旧Twitter)
・Instagram
『櫻根あゆ』で検索してね!
最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。