今回は…
私の闘病日記vol.60
『回腸嚢炎入院レポート【No.12】』
をみなさんにお話ししたいと思います。
前回のお話を読んでいない方はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
私の闘病日記vol.59
『回腸嚢炎入院レポート【No.11】』
そして。
私と同じ病気で悩んでいる方。
または。
大切な家族に私と同じ病気にかかってしまった方に向けて、
少しでも勇気になればと思っています。
そして。
私みたいに病気ではなくても、
人生を生きていれば誰もが悩みを抱えて生きていますよね。
仕事で抱えるストレスに、人間関係のトラブル。
将来に不安を抱える人や、お金で困って毎日の生活が息苦しくて…
中には『自殺』をしてしまう人だっています。
何か、もう、消えてしまいたくなる気持ち。
私もそういう感情になった時あったので、少し分かる気がします。
でもね…
正直に言えば！！
もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、元気な状態であれば…
私は、あなたが『羨ましい』です。
だって…
私は22歳の時、大腸を手術で全部『摘出』してしまったので、
日常生活でも不便なことが多い。
（病気がなくて健康な人は、いいなぁ…）
と思うことも多いです。
でも！
人の悩みに、大きいも小さいもない。
そんな風にも思います。
私みたいに『体』に問題を抱えてる人、
それに体は元気だけど『心』に何かを抱えてる人。
いろいろな人がいるけれど、
『生きてる』ってことは、本当にラッキーなんだよ。
そんな当たり前なことに今回、
あなたが気づいてくれたら嬉しいです。
私の闘病日記
では、ここからは、
私の闘病日記vol.60
『回腸嚢炎入院レポート【No.12】』
をお話していきたいと思います。
続くエレンタール地獄
そして…
看護師さんが病室にやって来た。
手元を見ると、例のエレンタールが。。笑
嫌だぁぁぁ…！！！
心の中で悲鳴を上げる。笑
思わず言葉を失う私…
『エレンタール』ってなんだっけ？
という人は、この回のお話を読んでね！
私の闘病日記vol.55
『回腸嚢炎入院レポート【No.7】』
『2.栄養剤のエレンタール』を読んでね！
さてさて、話を戻して…
またあのエレンタールを飲まなきゃいけないという苦痛に耐えきれず、看護師さんに、
「今日の朝の分で、エレンタールって最後だったりしますか…！？」
と聞いてみた。
すると、看護師さんは
「え〜っと…」
と言いながら、パソコンで確認をする。
数秒後。
「一応、今日もエレンタールが全部で3本出ていて…」
「1食につき、1本飲むことになってるよ〜」
と看護師さんは言った。
マジですか…
そんなぁぁぁ…
そうだと思ったけども。。
きっとそうかなって、、
でもさぁ…
私、エレンタール飲んだら絶対に具合悪くなるじゃん。笑
具合が悪くなるってわかっていて、飲むなんて、、
さすがに嫌すぎる。笑
すると、看護師さんは続けて
「まぁでも、今日のお昼から流動食出るみたいだから…」
「無理に全部飲めとは言わないけどね！！」
って。笑
じゃあ！！
じゃあもうさ、エレンタールなしの流動食だけでいいじゃん！！笑
私もうエレンタール飲まなくてもいいんだったら、飲みたくないです、、笑
1滴も飲みたくないです…！
看護師さん曰く、病棟の冷凍庫で少し冷やしてくれたみたいで。。
ありがたい…
もう仕方ない、、
頑張って飲むか…
主治医よ…！！
交渉願う！！笑
エレンタールアレルギー
今回、看護師さんから渡されたエレンタールは1本。
朝ご飯の分ってことね。
だけど昨日のと比べると、量が少し増えていて250ml入っていた。
昨日のエレンタールとの差は＋50ml。
増えたのは、たったの50mlなんだけど、そのちょっとでも増えたことが本当に苦痛に感じちゃって…
もう辛い…
でも、いつまでたってもワガママなこと言っていても仕方ないので…
よし飲もう！！
全部飲んでやる！！
エレンタールを飲んだ後の体調不良も含めて、覚悟を決める。笑
容器のフタを開けて、ひとくち飲む。
ゴクゴク…
そして、そのまま飲み進めていくと…
きたきた、、
昨日と同じパイン味。
もう飲みたくねぇぇ。。
ゴクゴク…
今回は結構ゆっくりと時間をかけて、無事に1本飲みきることができた。
でも、飲み終わってから数分後のこと。。
うっっ…
やばい、、
やっぱりきた。笑
次第に吐き気を催してくるように…
きっとエレンタールのアレルギーだよ、私。笑
そう。
エレンタールアレルギー。笑
ありそうじゃない…？笑
でも今回は飲んだのが1本だけということもあって、吐き気はすぐに落ち着いた。
もうあんなに苦しい思いはしたくない…！！
採血の結果
病室でひとりのんびり過ごしていると、病室のカーテン越しから声が聞こえた。
「櫻根さんっ」
この声は…
主治医だ！！
主治医が病室にやって来た。
「今朝やってもらった採血の結果なんだけど…」
と主治医は言って、採血の結果が書かれた紙を机の上に置いた。
まずここで着目するのは『CRP』と『白血球数』の数値。
炎症を表している、この2つの数値が重要となってくる。
ここで、採血の項目にある『CRP』と『白血球数』についての復習をしておきましょう！
『CRP』とは？
CRPの数値が高い場合、感染症やいろいろな炎症性疾患などの疑いあり。
この検査値を見ても、どの臓器に炎症反応が起きているという診断はつかない。
でも、炎症状態の経過を見るには重要な検査値。
『白血球数』とは？
体内に侵入するウイルスや細菌を撃退する白血球。
白血球の数値が高くなっている時は、
身体のどこかに炎症や感染、病気あることを示している。
調べたところ、こんな感じかな？
もし間違えていたら、ごめんなさい！
ちなみに、この日の採血の結果はというと…
【CRP】0.06
基準値(単位)0.00〜0.14mg/dl
【白血球数(WBC)】6.87H
基準値(単位)3.30〜8.60
こんな感じです。。
どっちも基準範囲内…！！
そして、主治から一通り説明を受けて…
結果はというと、、
特に異常なし！！
だろうね…！！
そうだと思ったよ！！
エレンタールを飲むと具合が悪くなるけど、普通していれば私ちゃんと元気なんだからね！
入院中のプラン
そして、主治医は、
「今日のお昼から、流動食が出るからねっ」
と言った。
やっとご飯が出る…！！
待ってたよ、、私のご飯！！
もう私、入院したその日の朝から何も食べていないんだからね！！
さすがに、お腹すいたよ…
そして、1番大事な退院について。
今、問題なのは、
①トイレの回数の増加
②失禁
この２つ！！！
これらが解決しないと、退院はできないないらしく…
まぁ、そうなりますよね。。
体調が元気でもこの２つが解決しないと、入院した意味ないもんね…
ということで、点滴と内服薬（抗生剤と整腸剤）、食事で治すというか、炎症を鎮めるといいますか、、
そういうことです…！！笑
ここで、主治医から勧められたこれからの日程について、まとめました！
12月27日（今日）
3食エレンタール
流動食（お粥などの消化のいいもの）
★流動食は、お昼ご飯から！
12月28日〜12月31日（年内）
3食エレンタール
流動食（お粥などの消化のいいもの）
★トイレの回数の増加や失禁などの症状がないことを確認する。
1月1日〜
常食（普通の食事）
★流動食を食べていた時と比べて、トイレの回数増加や失禁がなければ、退院の日程を決める。
こんな感じです！笑
これが理想のプランらしいんだけど、、
私的に、このプランは
絶対に反対…！！笑
だって、、
だってよ！！
このプランでいったら、病棟でハッピーニューイヤーだよ…！？
それだけはダメでしょ！！
だから、主治医に
「年内に退院は…？」
って聞いてみたら…
なんと！！
「今日から流動食（お粥などの消化のいいもの）を始めた時に、トイレの回数の増加や失禁の症状が出なければ、年内退院でもいいかな…」
って！！
私はもちろん、すかさず
「先生！！年内に退院します…！」
とだけ伝えた。笑
いやさ、病棟で年末年始を過ごすのなんて嫌よ。。
本当はね、ちゃんと余裕を持って、大丈夫なことを確認してから家に帰る方がいいに決まってる。
私だってそこは、しっかり理解しているつもり…
でも！！
年始だけは…！！
もうクリスマスは諦めたから、せめて年始だけは！笑
でも多分、流動食や消化の良いものを食べて、トイレの回数が増えたままだったり失禁するようなら、きっと退院は延期になっちゃうだろうけど。。
そうならないように、ひたすら祈るしかない。笑
ちゃんと休んで、ちゃんと寝て…
とにかく、安静に過ごす！！
以上。
主治医とのお話でした。笑
退院予定報告
そこで、職場の上司に年内退院が決まったことを報告するため、LINEをすることに。
これを決定したと言っていいのかは、、
わからないけど。笑
ここで、実際のLINEの内容を公開します！
私：お疲れ様です。
年内に退院できることが決まりました。
また年始からよろしくお願いします！
数分後。
上司：入院になったのは元々の？
それとも今回初？
言いたくなかったらいいけど、今回何で入院になったのかな？って。
とLINEが来た。
そうなのよ。。
私、職場の上司にも、もちろん他の社員さんやアルバイトの人にも、自分の病気のことを言っていなくて…
今の職場には、入院・手術をしてから4年が経った頃に入社したから。。
もう隠せないよね…
というか、隠すつもりもなかったんだけどさ、、
なかなか言えなくて。。
そこで、私は上司にLINEで一通り話すことにした。
私：5年前の22歳の時に、大腸癌と膵臓に腫瘍ができてしまって、大腸全摘手術と膵臓の手術のため、2回入院と手術をしたことがあります。
今回は、日曜日に病院へ行って検査をしたところ、回腸嚢炎という病気の疑いがあるとわかって、そのまま入院をして、1週間ほど点滴や内服薬で治療をすることになってしまって…
ずっと話していなくて、すみません。
と送った。
この時に初めて職場の人に、自分の病気について伝えた。
いつか伝える日が来るかもと思っていたから、伝えた時はちょっと安心した。
そして、すぐに既読がついて返信が来るまで待つ。
心臓バクバクの
ドキドキ感…！！笑
すると、数分後。
ピロンっ
LINEの通知が来て、見てみると上司からの返信だった。
上司：そうだったのね、話してくれてありがとう。
大手術でびっくりでした！
話してくれてありがとうって、言ってくれるなんて…
もっと早く
言えばよかったな…
そう思った。
また退院したら、仕事頑張ろう…！！
ということで、今回はここまで！
最後に
今回は、
私の闘病日記vol.60
『回腸嚢炎入院レポート【No.12】』
をみなさんにお話しました。
いかがでしたか？
次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています！
↓↓こちらから続きが読めます↓↓
私の闘病日記vol.61
『回腸嚢炎入院レポート【No.13】』
ぜひ、読んでね！！
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本当にありがとうございました。
