今回は…
私の闘病日記vol.63
『回腸嚢炎入院レポート
【No.15】』
をみなさんにお話ししたいと思います。
前回のお話を読んでいない方はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
私の闘病日記vol.62
『回腸嚢炎入院レポート
【No.14】』
そして。
私と同じ病気で悩んでいる方。
または。
大切な家族に私と同じ病気に
かかってしまった方に向けて、
少しでも勇気になればと思っています。
そして。
私みたいに病気ではなくても、
人生を生きていれば、誰もが
悩みを抱えて生きていますよね。
仕事で抱えるストレスに、
人間関係のトラブル。
将来に不安を抱える人や、
お金で困って毎日の生活が息苦しくて…
中には『自殺』を
してしまう人だっています。
何か、もう、
消えてしまいたくなる気持ち。
私もそういう感情になった時あったので、
少し分かる気がします。
でもね…
正直に言えば！！
もしも今のあなたの体に
何も病気がなくて、元気な状態であれば…
私は、
あなたが『羨ましい』です。
だって…
私は22歳の時、大腸を手術で
全部『摘出』してしまったので、
日常生活でも不便なことが多い。
病気がなくて健康な人は、
いいなぁ…
と思うことも多いです。
でも！
人の悩みに、
大きいも小さいもない。
そんな風にも思います。
私みたいに『体』に問題を抱えてる人、
それに体は元気だけど『心』に
何かを抱えてる人。
いろいろな人がいるけれど、
『生きてる』ってことは、
本当にラッキーなんだよ。
そんな当たり前なことに今回、
あなたが気づいてくれたら嬉しいです。
私の闘病日記
では、ここからは、
私の闘病日記vol.63
『回腸嚢炎入院レポート
【No.15】』
をお話していきたいと思います。
主治医ラスト回診
それからは本当にやることもなく暇で。。
ゾロも書き終わっちゃったし…
ただただボーッとして過ごしていると、カーテン越しから声が聞こえた。
「櫻根さんっ」
この声は…！！
カーテンが開くと、そこには主治医が立っていた。
「退院、決まりましたね！」
と主治医は言った。
やっとだよ！！
ここまで長かった…
最初は年内に退院できるって言われていたのに、いざ入院したら年内退院は際どいみたいなことを言われちゃって…
どうなることかと思ったけど、無事に年内退院できそうで本当によかった。
病棟でハッピーニューイヤーだけは避けたかったから。笑
絶対に！！笑
『ハッピーニューイヤーin病棟』は絶対に嫌よ。笑
そして、主治医は
「年末年始は一応、消化にいいものを食べてくださいねっ」
と言った。
えっ…
年末年始だからこそ、
美味しいもの食べたいのに！
と思ったけどね、、
そう思ったけど、大人しく「うん」と頷く私。笑
そこで私は、
「先生は、年末は病院いるの？」
と主治医に聞いてみると、
「実は明日から来なくて…」
って。。
えぇぇぇ…！！！
先生、病院来てよょょょ…
先生いないと私。。。
てっきり主治医は、年末も年始も病院にいると思ってたから。。
というか先生にも休みは必要なんだから、年末年始に病院にいなくても当たり前というか、仕方ないよね。。
わがままばかり言っていても仕方ないので、
「うーーん、、そっかぁ…」
とだけ言っておきました。笑
主治医は続けて、
「次の外来は、1月9日に入れておきましたからねっ」
と言った。
はぁ……
明日から9日まで主治医に会えないのか。。
寂しい…！！
そして、そのまま主治医は病室をあとにした。
イラスト『サンジ』完成
それからというものの、暇すぎる時間が続き…
ゾロに引き続き、何かキャラクターを描くことした。
決めた…！！
『サンジ』を描こう！！
またまたワンピース。笑
スマホで参考になる画像を見つけて、シャーペンで描いていく。。
採血の結果が書かれた紙の裏を使って。。笑
あぁ……
私のiPad。。
iPadの便利さよ。。
やっぱりシャーペンでイラストを描くのが慣れていないから、なかなか難しい、というか面倒臭いというか…
そんなこんなで集中してサンジを描いていると、あっという間に時間は過ぎていき。。
気がついたら夕方になっていた。
もう…！？
もう夕方！？
窓の外を見ると、夕焼けが空いっぱいに染まっていた。
少しの間、夕日を眺めてまたサンジのイラストに取り掛かる。
そして数十分後…
『サンジ』完成〜！！
いかがでしょうか！
結構ゾロもサンジも上手く描けた。笑
やっぱりイラストを描くのは楽しいなぁと改めて思いました。
体温再上昇
それから窓の外はだんだんと暗くなっていき、時刻は午後6時。
病棟は夜ご飯の時間になった。
するとカーテンが開いて、看護師さんが夜ご飯を持って入ってきた。
今日の夜ご飯のメニューはというと…
・5分粥(200g)
・清汁(くずきり)
・豚ひれコンソメ煮(60g)
・やわらか野菜豆
・ブロッコリー煮浸し
・いりこ味噌
・りんご缶(50g)
・ヨーグルト
また更にご飯のメニューが増えた気がする！！
豚ひれコンソメ煮、、美味しかった…
お肉はやっぱり美味しい。。
そして、いつもと同じように、、
全て完食…！！！
美味しく食べられるって幸せ、、最高…
夜ご飯を食べ終わると、看護師さんが回診に病室へやって来た。
テキパキと体温と血圧、サチュレーションを測っていく。
な、なんと体温が…
37.1度…！！！
えぇぇぇ…
待ってよ、もうどゆこと？笑
私の体よ、今どうなってる…笑
今また体調が悪くなるとさ、あさって退院なんだから、、
退院が延期になっちゃたら最悪だから…
私は元気！！
めっちゃ元気！！
って必死に自分に言い聞かせる。笑
いやもうさ、正直明日退院でもいいのよ。。
主治医も明日から年末年始の休みに入って、病院に来ないって言ってたし。
先生が病院にいなきゃ、私ここにいる意味ないもん。笑
せめて体温が36度台に戻るように、今日はもうゆっくり休むことにした。
この日の夜もぐっすり眠ることができた。
海のカウントダウンカレンダー
2024年12月29日(金)
入院6日目。
朝。
ついに明日が退院予定日。
退院日が待ち遠しい。。
“早く明日にならないかな”って考えていると、1日時間経つのが遅いというか。。
その日まで結構長く感じるというか。
ちょっと話が脱線するんだけど…
よく夏休みに家族と海にいっていたんだけど、子供の頃ね。笑
たしか小学生の頃とかかな。
海に行く日が本当に楽しみで待ち遠しくて、まだかな、まだかなって。
その日を目掛けて『海に行く日まであと◯日！』っていうカウントダウンのカレンダーも作ったりしてさ。笑
毎朝、そのカウントダウンカレンダーを1枚ずつめくっていくんだけど、それがもう全然進まなくて。笑
というか、進んではいるんだけど、時間が経てば嫌でも1日が始まって、終わってを繰り返すからね。
そのカウントダウンカレンダーをめくるたびに、もう1枚めくりたくなっちゃって、まだ次の日の朝になっていないのに、めくっちゃったりしてさ。笑
“まだかな”、”早くこの日になってほしいな”って思えば思うほど、その日になるまで遠いっていうか…
え、、もう何の話してんの私。笑
すみません。。笑
以上、私の子供の頃の思い出でしたっ！笑
全粥スタート
そして、病棟内では朝ご飯の時間となり…
看護師さんが朝ご飯を持って、病室にやって来た。
「櫻根さん〜」
「朝ご飯ですよ〜」
と看護師さんは言って、机の上に朝ご飯を置いて病室をあとにした。
今日の朝ご飯を見てみると…
・全粥(250g)
・味噌汁(白菜・ネギ)
・豆腐よせ(枝豆カニあんかけ)
・カリフラワー中華風煮
・いんげん(生姜)
・牛乳(200ml)
また出たよ、私の嫌いな牛乳。。笑
そして、ついに！！
全粥…！！！
噛むごとに感じるお米の食感。
お米の味わいがわかるというか。。
久しぶりにお米を食べたような感じがして。笑
ちょっと感動。笑
そして…
秒で完食。笑
牛乳は除いて。。
あと、カリフラワーはちょっと苦手でした。笑
私、好き嫌いが結構多いから。。
良くないなとは思いつつ、、
でも全部食べたけどね。。笑
ご飯が食べられることは、本当に幸せなことですね…
リアル熊先生
今日は、朝から主治医が回診に来ない…
…
そうなのよ、主治医は年末年始の休みで、もう私が退院する日も病院には来ないの。。
つまんないよょ。。
寂しい。。
じゃあ、誰が回診に来ているのかって？
それは…
リアル熊先生。
と、会ったことのない女医先生。
ここで！！
初めてかな？
たしか今まで、リアル熊先生が登場したことなかったよね。
『リアル熊先生』とは一体どんな理由、意味があってこのニックネームにしたのか説明します。笑
童謡の”森のくまさん”っているでしょ？
みんなが知っているあの森のくまさん。
いわゆる森のくまさんみたいな可愛らしい感じの熊顔じゃなくて、リアル熊というのは、
ホントのリアルな熊みたいな顔をしていることから、私が『リアル熊』と名付けました。
ただそれだけです。笑
すみません、、こんなどうでもいい情報。笑
ただ、”リアルな熊みたいな顔”だったから、リアル熊というわけです。笑
誰にでもニックネームをつけるのです、私。笑
いや、もちろん本人には言いません。笑
しかもリアル熊先生とは、一度も話をしたことがありません。
どんな先生かも、よくわかっておりません。笑
ただ、膵臓の手術をした時、入院中に友達になった『りなさん』は、どうやら”リアル熊先生はとても良い先生だ”と言っていました。笑
『りなさん』って誰だっけ？という方は、この回の記事を読んでね！
私の闘病日記vol.38
〜膵腫瘍手術編〜
『病棟内フレンド』
『2.りなさん』を読んでね！
リアル熊先生は、前の入院の時も見かけたことがあったから、顔を見てすぐにわかった。
すると、女医先生は、
「ついに、明日退院ですね〜」
「体調は大丈夫そうですね！」
と言って、リアル熊先生と共に病室をあとにした。
やっぱり、、
主治医がいいな…
つけま看護師さん
大腸外科の回診が終わったところで、しばらく病室でぼーっとして過ごす。
すると、今日の昼担当の看護師さんが病室にやって来た。
「櫻根さん〜」
「今日の昼担当です、よろしくお願いします！」
目元を見ると…
めっちゃつけまつげ。笑
それが本当に、すごい量で！！！
おめめが
ぱっっっっっちり。笑
目につけまの重さがのし掛かる。。
みたいな。笑
私、人生でつけま付けたことがないから、つけた感じがどんな感じなのかわからないんだけど。
これほどのボリュームのあるつけまを付けてると、ちょっと目元が騒がしくなりそうというか。笑
でも今日の昼担当の看護師さんは、とてもかわいらしくて、すごくすごく感じもよくて。
とにかく感じがいい。笑
ありがたい。。
ということで、今回はここまで！
最後に
今回は、
私の闘病日記vol.63
『回腸嚢炎入院レポート
【No.15】』
をみなさんにお話しました。
いかがでしたか？
次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています！
↓↓こちらから続きが読めます↓↓
私の闘病日記vol.64
『回腸嚢炎入院レポート
【No.16】』
ぜひ、読んでね！！
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本当にありがとうございました。
