犬の平均寿命は何歳?犬種別ランキング・人間年齢・長生きのコツまで解説

今回は…
犬の寿命
について、お話ししていきたいと思います!
「犬の平均寿命って、
何歳くらいなんだろう?」
「うちの子には、
できるだけ長生きしてほしい!」
「愛犬の健康を守るために、
何をしてあげればいいのかな?」
あなたも、このように考えたことはありませんか?
犬は私たちにとって、かけがえのない家族の一員です。
一緒に過ごす時間が長くなるほど、
「いつまでも元気でいてほしい」
と願う気持ちも強くなりますよね。
実際、日本の犬の平均寿命は約14歳とされています。
ただし…
犬の寿命は犬種や体の大きさ、健康状態、生活環境などによって違いがあります。
また、平均寿命を過ぎても元気に暮らしている犬もいるため、数字だけで愛犬の余命を判断することはできません。
この記事では、犬の平均寿命や犬種別ランキング、小型犬・中型犬・大型犬の寿命の違い、人間年齢への換算方法、長生きのために実践したい健康管理などをわかりやすく解説します。
あなたの大切な愛犬が、これからも健康で幸せに過ごせるように、一緒に考えていきましょう。
犬の平均寿命は何歳?最新データをもとに解説
犬の平均寿命は約14歳ですが、犬種や体格によって違いがあります。
また、平均寿命とは統計から算出された数値であり、すべての犬がその年齢まで生きるという意味ではありません。
まずは、統計データを確認しながら、犬の平均寿命について理解していきましょう。
犬の平均寿命は約14歳|最新の統計データを確認


犬の平均寿命は、『14.1歳』です。
この数値は、アニコム損害保険株式会社が発行した『家庭どうぶつ白書2025』で報告されています。
同調査では、犬の平均寿命が14.1歳、猫の平均寿命が14.5歳という結果になりました。
| 動物 | 平均寿命 |
|---|---|
| 犬 | 14.1歳 |
| 猫 | 14.5歳 |
なお、この調査ではペット保険の契約情報を用いて生命表を作成し、0歳時点での平均余命を平均寿命としています。
そのため、国内で飼育されているすべての犬を直接調査した数字ではない点に注意が必要です。
また、犬の平均寿命が14.1歳だからといって、14歳を過ぎるとすぐに寿命を迎えるわけではありません。
15歳、16歳と年齢を重ねながら、元気に暮らしている犬もいます。
大切なのは、平均寿命という数字にとらわれすぎず、あなたの愛犬の健康状態を日頃から確認することです。
犬の平均寿命は昔と比べて延びている?


犬の平均寿命は、長期的に見ると延びてきています。
その背景には、獣医療の進歩や栄養管理、予防医療の発展などが関係していると考えられています。
例えば…
以前よりも健康診断や病気の早期発見に対する関心が高まり、犬の年齢や体質に合わせたフードも選びやすくなりました。
また、ワクチン接種や寄生虫予防など、病気を防ぐための対策も普及しています。
ただし…
犬の平均寿命を調べた統計は、調査期間や対象となった犬、集計方法によって結果が異なる場合があります。
そのため、異なる調査の数値を単純に比較して、寿命が何年延びたと断定することはできません。
もちろん、適切な健康管理を行えば必ず寿命が延びるわけではありません。
それでも、病気のリスクを減らしたり、生活の質を維持したりすることは期待できます。
あなたの愛犬が長く健康に暮らせるように、日々の生活習慣を見直してみましょう。
犬種別の平均寿命ランキング!小型犬・中型犬・大型犬を比較
犬の寿命を考えるうえで、犬種や体の大きさは重要なポイントです。
一般的に、小型犬は大型犬よりも長生きする傾向があります。
ただし…
同じ犬種でも、健康状態や生活環境によって寿命には個体差があるため、あくまでも目安として確認しましょう。
平均寿命が長い犬種ランキング


アニコム『家庭どうぶつ白書2025』では、犬の平均寿命が長い品種として、トイ・プードルやビション・フリーゼなどが上位に入っています。
主な結果は以下のとおりです。
| 順位 | 犬種・分類 | 平均寿命 |
|---|---|---|
| 1位 | トイ・プードル | 15.3歳 |
| 2位 | ビション・フリーゼ | 15.0歳 |
| 3位 | カニーンヘン・ダックスフンド | 14.8歳 |
| 3位 | 混血犬(体重10kg未満) | 14.8歳 |
| 5位 | 柴犬 | 14.7歳 |
| 6位 | ミニチュア・ダックスフンド | 14.6歳 |
| 6位 | ジャック・ラッセル・テリア | 14.6歳 |
| 6位 | パピヨン | 14.6歳 |
※調査対象となった契約頭数上位40品種の比較です。
同じ平均寿命の犬種は同順位としています。
ランキングを見ると、比較的小柄な犬種が多く含まれていることがわかります。
ただし…
平均寿命が長い犬種だからといって、病気になりにくいとは限りません。
犬種ごとに注意したい病気や体質の特徴が異なるため、それぞれに合った健康管理が必要です。
ランキングは、集計方法や調査対象が変わると順位が変動する可能性もあります。
また、犬を迎える際には寿命だけで判断せず、性格や必要な運動量、お手入れの方法なども確認しましょう。
犬種ごとの飼いやすさを知りたい場合は、
初心者でも飼いやすい犬17選!
小型犬・中型犬・大型犬の特徴と選び方
こちらも参考にしてください。
小型犬の平均寿命|チワワ・トイプードルなど


小型犬は、犬全体の中でも比較的長生きする傾向があります。
代表的な小型犬には、次のような犬種がいます。
- チワワ
- トイプードル
- ポメラニアン
- マルチーズ
- パピヨン
- ミニチュア・ダックスフンド
例えば…
先ほど紹介したアニコムの調査では、トイ・プードルの平均寿命は『15.3歳』、パピヨンは『14.6歳』でした。
小型犬は体が小さく、室内でも暮らしやすいという特徴があります。
しかし…
体が小さいからといって、健康管理が簡単というわけではありません。
例えば…
チワワでは膝蓋骨脱臼や心臓病、ミニチュア・ダックスフンドでは椎間板ヘルニアなど、犬種によって注意したい病気があります。
また、小型犬は少しの体重増加でも体に負担がかかる場合があるため、食事量や運動量を適切に管理することが大切です。
また、愛犬の体格や体調に合わせた運動を取り入れることも重要です。
小型犬だからといって、散歩をしなくてもよいわけではありません。
無理のない範囲で運動や遊びを取り入れながら、健康的な生活を目指しましょう。
チワワについて詳しく知りたい場合は、
こちらもご覧ください。
中型犬の平均寿命|柴犬・ボーダーコリーなど


中型犬の寿命は犬種によって幅があり、同じ中型犬でも健康状態や体格によって違いがあります。
代表的な中型犬として、
- 柴犬
- ボーダーコリー
- ビーグル
などが挙げられます。
アニコム『家庭どうぶつ白書2025』では、柴犬の平均寿命は『14.7歳』と報告されています。
また、2024年に学術誌『Scientific Reports』で公表されたイギリスの研究では、ボーダーコリーの生存期間の中央値が『13.1歳』でした。
ただし…
こちらは日本の平均寿命データとは調査方法が異なり、中央値と平均値を直接比較することはできません。
中型犬は活発な犬種も多く、十分な運動や遊びが必要になる場合があります。
しかし…
すべての中型犬に同じ量の運動をさせればよいわけではありません。
年齢や体力、関節の状態などを考慮しながら、愛犬に合った運動量を考える必要があります。
例えば…
若くて活発な犬には十分な運動の機会が必要ですが、高齢になった犬には無理をさせない配慮が必要です。
愛犬の様子を観察しながら、楽しく健康を維持できる生活習慣を整えましょう。
大型犬の平均寿命|ゴールデンレトリバーなど


大型犬は、小型犬と比べて平均寿命が短い傾向があります。
代表的な大型犬には、
- ゴールデンレトリバー
- ラブラドールレトリバー
- グレート・デーン
などがいます。
大型犬の寿命が比較的短い理由には、
- 成長や老化の速度
- 体格に伴う負担
- 犬種ごとの病気のリスク
など、複数の要因が関係していると考えられています。
ただし…
大型犬という理由だけで、短命になると決まっているわけではありません。
犬種や個体差によって寿命は大きく異なります。
例えば…
ゴールデンレトリバーの寿命は『10〜12歳』程度がひとつの目安として紹介されることがありますが、その年齢を超えて元気に暮らす犬もいます。
大型犬は成長期の栄養管理や適正体重の維持、関節への負担を減らす環境づくりなどが特に大切です。
また、年齢を重ねるにつれて体重を支えるのが難しくなる場合もあるため、床の滑りやすさや寝床の快適さにも配慮しましょう。
詳しくは、
ゴールデンレトリバーとは?性格・特徴・飼い方・注意したい病気まで徹底解説
こちらも参考にしてください。
犬の寿命を左右する3つの要因
犬の寿命は、犬種や体の大きさだけで決まるわけではありません。
- 遺伝的な特徴
- 病気の有無
- 食事や運動
- 生活環境
など、さまざまな要因が関係しています。
ここでは、犬の寿命を考えるうえで知っておきたい3つの要因について解説します。
小型犬と大型犬では寿命に違いがある


一般的に、犬は体が大きいほど寿命が短くなる傾向があると報告されています。
犬の体格と寿命の関係には、
- 成長速度
- 細胞の働き
- 病気の発生リスク
などが関係している可能性があります。
ただし…
その仕組みがすべて解明されているわけではありません。
また、小型犬でも体調管理が不十分であれば病気になる可能性がありますし、大型犬でも適切な健康管理を受けながら長生きすることがあります。
重要なのは、体の大きさだけで寿命を予測しようとしないことです。
例えば…
小型犬であっても、肥満や運動不足が続けば健康に悪影響が出る場合があります。
一方、大型犬でも適切な栄養管理や運動、病気の予防などによって健康維持を目指せます。
あなたの愛犬が小型犬であっても大型犬であっても、その犬種や体質に合った健康管理を続けることが大切です。
犬種・遺伝・性別・ミックス犬による寿命の違い


犬の寿命には、犬種や遺伝的な特徴、性別なども関係している可能性があります。
例えば…
イギリスの犬58万4,734頭を対象とした2024年の研究では、犬種や体格、性別などによる生存期間の違いが分析されました。
その研究では、メスの生存期間の中央値は『12.7歳』、オスは『12.4歳』という結果でした。
また、純血種とミックス犬の間にも統計的な違いが確認されています。
ただし…
これらは集団全体の統計的な傾向です。
メスだから必ず長生きする、ミックス犬だから必ず健康である、という意味ではありません。
実際には、遺伝的な病気のリスクや体格、飼育環境なども関係します。
また、同じ犬種でも健康状態や生活環境はそれぞれ異なります。
そのため、犬種や性別だけで寿命を判断せず、愛犬自身の健康状態を大切に考えましょう。
犬を迎える際には、寿命の数字だけではなく、犬種特有の病気や親犬の健康情報なども確認することが望ましいでしょう。
病気の有無や生活環境も寿命に影響する


犬の健康状態には、日々の生活環境や病気の有無も関係しています。
例えば…
食事の与えすぎによる肥満は、関節や体のさまざまな器官に負担をかける可能性があります。
また、適切な運動ができない生活では、筋力や体力の低下につながる場合があります。
一方、過度な運動や無理な食事制限も健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
犬が健康に暮らすためには、次のような点を意識しましょう。
- 栄養バランスの整った食事を与える
- 適正体重を維持する
- 年齢や体力に合った運動を取り入れる
- 病気の予防と定期的な健康診断を行う
- 安心して休める生活環境を整える
もちろん、適切に管理していても病気になることはあります。
それでも、日頃から健康状態を確認し、異変があれば早めに動物病院へ相談することが大切です。
犬の年齢を人間に換算すると何歳?老化のサインも解説
愛犬が年齢を重ねると、
「人間でいうと何歳くらいなのかな?」
と気になることもあるでしょう。
犬の成長や老化の速度は、人間とは異なります。
また、小型犬と大型犬でも年齢の重ね方に違いがあるため、犬の年齢を単純に7倍する方法では正確に換算できません。
ここでは、人間年齢への換算の目安や、シニア犬になる時期、老化のサインについて解説します。
犬の年齢を人間の年齢に換算する早見表


犬の年齢を人間の年齢に換算する際には、体格による違いを考慮する必要があります。
以下は、東京都の啓発資料で紹介されている人間年齢換算の目安です。
| 犬の年齢 | 小型犬・中型犬 | 大型犬 |
|---|---|---|
| 6歳 | 40歳 | 47歳 |
| 7歳 | 44歳 | 54歳 |
| 8歳 | 48歳 | 61歳 |
| 9歳 | 52歳 | 68歳 |
| 10歳 | 56歳 | 75歳 |
| 12歳 | 64歳 | 89歳 |
| 15歳 | 76歳 | 110歳 |
出典:東京都『ペットと暮らすシニア世代の方へ』(環境省資料を基にした換算目安)
※犬種や体格、飼育環境などによって異なるため、換算年齢はあくまでも参考値です。
表を見ると、同じ犬の年齢でも小型犬・中型犬と大型犬では、人間年齢への換算結果に違いがあることがわかります。
例えば…
犬の『10歳』は小型犬・中型犬では人間の約『56歳』、大型犬では約『75歳』が目安とされています。
犬の年齢を人間に換算すると、成長や老化についてイメージしやすくなります。
ただし…
換算表の数字がそのまま体の状態を示しているわけではありません。
愛犬の健康状態を確認する際には、年齢だけでなく、食欲や体重、運動量、普段の行動なども合わせて観察しましょう。
犬は何歳からシニア犬(老犬)になる?


犬がシニア期に入る年齢は、体の大きさや犬種によって異なります。
一般的な目安として、大型犬は『7歳』ごろ、小型犬・中型犬は『10歳』ごろから高齢期に入るとする資料があります。
ただし…
すべての犬がその年齢から急に老化するわけではありません。
また、犬のライフステージの区分には複数の考え方があり、獣医療では犬種や健康状態なども考慮します。
そのため、愛犬がまだ元気であっても、年齢を重ねてきたら健康管理を見直していくことが大切です。
例えば…
散歩の距離や食事の内容を見直したり、健康診断の頻度について獣医師に相談したりするとよいでしょう。
また、シニア期に入ったからといって、すぐに運動量を大幅に減らす必要があるとは限りません。
体力や関節の状態を確認しながら、適度な運動を続けることも大切です。
愛犬の体の変化に合わせて、お世話の方法を調整していきましょう。
犬の老化のサインと注意したい体調の変化


犬が年齢を重ねると、体や行動にさまざまな変化が見られる場合があります。
例えば…
次のような変化が挙げられます。
- 寝ている時間が以前より長くなる
- 散歩の途中で疲れやすくなる
- 段差を上り下りするのが苦手になる
- 目や耳の機能が低下する
- 筋肉が落ちたり、体重が変化したりする
- トイレの失敗が増える
- 夜鳴きや落ち着きのなさが見られる
ただし…
これらの変化がすべて加齢によるものとは限りません。
関節の病気や内臓疾患、認知機能の低下などが関係している可能性もあります。
特に、
- 急激な体重減少
- 食欲不振
- 飲水量の大きな変化
- 歩行の異常
などが見られる場合は、早めに獣医師に相談しましょう。
また、
- 呼吸困難
- 意識の異常
- けいれん
などの緊急性が疑われる症状があれば、速やかな受診が必要です。
愛犬の変化に早く気づくためにも、普段から食事量や排泄の状態、散歩中の様子などを確認しておくと安心です。
犬を長生きさせるために実践したい5つの習慣
「愛犬には、
できるだけ長く元気でいてほしい!」
犬と暮らしているあなたなら、一度はそう願ったことがあるのではないでしょうか。
犬の寿命はさまざまな要因に左右されるため、必ず長生きさせる方法があるわけではありません。
それでも、日頃の健康管理によって病気の予防や早期発見につなげることはできます。
ここでは、あなたが今日から実践できる5つの習慣をご紹介します。
年齢や体質に合った食事と適正体重を維持する


犬の健康を守るためには、食事の内容と量を適切に管理することが大切です。
犬に必要な栄養は、子犬・成犬・シニア犬といったライフステージや、体格、活動量、健康状態などによって異なります。
基本的には、犬の年齢や健康状態に合った総合栄養食を選ぶとよいでしょう。
また、おやつを与えすぎると、1日に必要なカロリーを超えてしまう可能性があります。
肥満は関節への負担やさまざまな健康問題につながるため、適正体重の維持を心がけましょう。
ただし…
体重だけで健康状態を判断するのではなく、肋骨の触れやすさや腰のくびれなど、体型も確認することが重要です。
犬の適正体重には個体差があるため、気になる場合は獣医師に相談してください。
また、高齢犬では筋肉量が減少したり、食欲が落ちたりすることもあります。
自己判断で食事量を極端に減らすのではなく、愛犬の状態に合わせた栄養管理を行いましょう。
毎日の散歩や適度な運動で健康を維持する


犬にとって、散歩や運動は健康的な生活を送るために欠かせません。
適度な運動は、筋肉や体力の維持、体重管理、気分転換などにつながります。
また、散歩中にさまざまなにおいを嗅いだり、周囲の環境に触れたりすることは、犬にとって大切な刺激になります。
ただし…
必要な運動量は犬種や年齢、健康状態によって異なります。
活発な犬種では十分な運動時間が必要になる一方、高齢犬や関節に問題がある犬では、無理をさせないことが大切です。
例えば…
長時間の散歩が難しくなった場合には、短時間の散歩を複数回に分ける方法もあります。
また、暑い季節には熱中症の危険性があるため、気温や路面温度にも注意が必要です。
犬の散歩は、単に運動量を増やすことだけが目的ではありません。
あなたの愛犬が無理なく楽しめることを大切にしながら、毎日の生活に取り入れましょう。
歯磨き・口腔ケアで歯と歯茎の健康を守る


犬の健康管理では、歯や歯茎のお手入れも重要です。
犬も人間と同じように、歯垢が蓄積すると歯周病などの口腔トラブルにつながる可能性があります。
米国動物病院協会(AAHA)の歯科ケアガイドラインでは、日常的な歯磨きと定期的な歯科診察の重要性が示されています。
家庭での口腔ケアでは、できるだけ毎日歯磨きを行うことが望ましいとされています。
ただし…
歯磨きを嫌がる犬に無理やり行うと、恐怖心やストレスにつながる場合があります。
最初は口元を触る練習から始め、少しずつ慣らしていくとよいでしょう。
また、人間用の歯磨き粉ではなく、犬専用の製品を使用してください。
- 口臭が強い
- 歯茎が赤く腫れている
- 食べにくそうにしている
このような様子が見られたりした場合は、動物病院で診てもらうことが大切です。
歯磨きだけですべての歯周病を防げるわけではないため、必要に応じて獣医師による専門的な処置も検討しましょう。
定期的な健康診断と病気の予防を心がける


犬の健康を守るうえで、定期的な健康診断は大切な習慣です。
犬は体調が悪くても、その症状を言葉で伝えることができません。
また、病気によっては初期段階で目立った症状が見られない場合もあります。
そのため、元気そうに見えるときでも、年齢や健康状態に応じて健康診断を受けることが重要です。
米国動物病院協会(AAHA)では、シニア犬に対して少なくとも年2回の健康診察を推奨しています。
健康診断では、体重や体型、心臓や肺の状態、口腔内の健康状態などを確認し、必要に応じて血液検査や尿検査などを行います。
検査の内容や頻度は、犬の年齢や病歴、体質によって異なるため、かかりつけの獣医師と相談して決めましょう。
また、ワクチン接種やフィラリア予防、ノミ・マダニ対策なども、地域や生活環境に合わせて行うことが大切です。
「病気になってから病院へ行く」
のではなく、病気を予防し、早期発見につなげる意識を持ちましょう。
ストレスを減らして快適な生活環境を整える


犬が健康的に暮らすためには、安心できる生活環境も重要です。
犬は生活環境の変化や大きな音、運動不足、長時間の孤独などによってストレスを感じることがあります。
ただし…
何をストレスに感じるかは犬によって異なります。
例えば…
静かな場所を好む犬もいれば、家族の近くで過ごすことを好む犬もいるでしょう。
大切なのは、あなたの愛犬が安心して過ごせる環境を整えることです。
特に、高齢犬では足腰が弱くなったり、視力や聴力が低下したりする場合があります。
そのため、滑りにくい床材を使用したり、段差を減らしたり、寝床を快適に整えたりする工夫が役立ちます。
また、室内の温度や湿度にも注意し、季節に合わせて適切な環境を維持しましょう。
そして…
愛犬と一緒に遊んだり、優しく声をかけたりする時間も大切にしてください。
寿命という数字だけではなく、愛犬が毎日を安心して幸せに過ごせることを意識しましょう。
犬との生活環境や基本的なお世話について詳しく知りたい場合は、
犬の飼い方を初心者向けに徹底解説!必要な準備・食事・散歩・しつけの完全ガイド
こちらも参考にしてください。
犬の寿命についてよくある3つの質問
ここまで、犬の平均寿命や犬種別の違い、健康管理について解説してきました。
最後に、犬の寿命についてよくある疑問にお答えします。
犬は20歳以上まで生きることもある?


答えは…
『はい』
犬が20歳以上まで生きることはあります。
ただし…
犬全体の平均寿命が約『14歳』であることを考えると、『20歳』以上まで生きる犬は長寿といえるでしょう。
犬が何歳まで生きるかは、犬種や体格、遺伝、健康状態などによって異なります。
そのため、『この犬種なら20歳まで生きられる』と断定することはできません。
また、長生きを目指す際には、年齢の数字だけに注目するのではなく、生活の質を維持することも大切です。
痛みや不調を抱えたまま我慢させるのではなく、必要に応じて治療や生活環境の調整を行い、穏やかに過ごせるようにしてあげましょう。
室内飼いの犬は屋外飼いより長生きする?


答えは…
室内飼いであれば必ず長生きする、というわけではありません。
犬の寿命には、飼育場所だけでなく、犬種や健康状態、食事、運動、獣医療へのアクセスなど、さまざまな要因が関係しています。
ただし…
屋外での生活では、暑さや寒さ、寄生虫、事故などに対する安全管理が特に重要になります。
一方、室内で暮らしている犬でも、運動不足や肥満、誤飲などの問題が起こる可能性があります。
そのため、室内飼いか屋外飼いかだけで判断するのではなく、安全で快適な環境を整えることが大切です。
特に高齢犬や持病のある犬では、温度管理や体調観察がしやすい環境を用意し、獣医師の指導に合わせて暮らし方を調整しましょう。
平均寿命を過ぎた犬はあと何年生きられる?


平均寿命を過ぎた犬が、あと何年生きられるかを正確に予測することはできません。
平均寿命は集団全体の統計に基づくものであり、個々の犬の余命を決めるものではないためです。
例えば…
平均寿命が14歳前後とされていても、15歳や16歳を過ぎて元気に暮らしている犬もいます。
一方、若い年齢で病気になる犬もいます。
大切なのは、愛犬が現在どのような健康状態にあるかを確認することです。
食欲や体重、排泄、睡眠、歩き方などに変化がないかを観察し、気になる症状があれば動物病院に相談しましょう。
また、持病がある場合には、今後の治療方針や生活の質について獣医師と話し合うことも重要です。
平均寿命を超えたからといって、悲観する必要はありません。
あなたの愛犬が、これからも穏やかで幸せな時間を過ごせるように、できることをひとつずつ続けていきましょう。
まとめ|犬の平均寿命を知って愛犬と長く健康に暮らそう


今回は、犬の平均寿命や犬種別ランキング、人間年齢への換算、長生きのための健康管理について解説しました。
犬の平均寿命は、アニコム『家庭どうぶつ白書2025』によると『14.1歳』です。
ただし…
寿命は犬種や体格、健康状態などによって異なるため、すべての犬に当てはまるわけではありません。
この記事の重要なポイントは、以下のとおりです。
- 犬全体の平均寿命は約14歳
- 一般的に小型犬は大型犬より長生きする傾向がある
- 犬種や遺伝、健康状態、生活環境などが寿命に関係する
- シニア期に入る時期は犬種や体格によって異なる
- 食事・運動・口腔ケア・健康診断などが健康維持に役立つ
- 平均寿命を過ぎても元気に暮らしている犬はいる
愛犬には、できるだけ長く元気でいてほしいですよね。
私も、犬と暮らすうえで健康の大切さを忘れずにいたいと思っています。
ただ、寿命は私たちが自由に決められるものではありません。
だからこそ、愛犬と一緒に過ごせる一日一日を大切にしたいですね。
あなたの愛犬がこれからも元気に過ごせるように、無理のない範囲で健康管理を続けていきましょう。
そして。
たくさんの楽しい思い出をつくっていけたら素敵だと思います。
大切なのは、何歳まで生きるかという数字だけではなく、愛犬があなたと一緒に幸せな毎日を過ごせることです。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。
犬の健康状態や必要な検査・治療は個体によって異なります。
気になる症状がある場合は、獣医師にご相談ください。







