私の闘病日記

私の闘病日記vol.26〜大腸全摘編〜『念願の退院』

あゆ
あゆ
こんにちは!

今回は…

私の闘病日記vol.26
『念願の退院』

をみなさんにお話ししたいと思います。

前回のお話を読んでいない方はこちらから

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私の闘病日記vol.25
『ストマ装具からの漏れ』

私の闘病日記vol.25〜大腸全摘編〜『ストマ装具からの漏れ』 今回は… 私の闘病日記vol.25 『ストマ装具からの漏れ』 をみなさんにお話ししたいと思います。 前回のお話を読んでいない...

そして。

私と同じ病気で悩んでいる方。

または。

大切な家族に私と同じ病気にかかってしまった方に向けて、少しでも勇気になればと思っています。

そして。

私みたいに病気ではなくても、人生を生きていれば誰もが悩みを抱えて生きていますよね。

仕事で抱えるストレスに、人間関係のトラブル。

将来に不安を抱える人や、お金で困って毎日の生活が息苦しくて…

中には『自殺』をしてしまう人だっています。

何か、もう、消えてしまいたくなる気持ち。

私もそういう感情になった時あったので、少し分かる気がします。

でもね…

正直に言えば!!

もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、元気な状態であれば…

私は、あなたが『羨ましい』です。

だって…

私は22歳の時、大腸を手術で全部『摘出』してしまったので、日常生活でも不便なことが多い。

(病気がなくて健康な人は、いいなぁ…)

と思うことも多いです。

でも!

人の悩みに、大きいも小さいもない。

そんな風にも思います。

私みたいに『体』に問題を抱えてる人、それに体は元気だけど『心』に何かを抱えてる人。

いろいろな人がいるけれど、

『生きてる』ってことは、本当にラッキーなんだよ。

そんな当たり前なことに今回、あなたが気づいてくれたら嬉しいです。

私の闘病日記

では、ここからは、

私の闘病日記vol.26
『念願の退院』

をお話していきたいと思います。

あゆ
あゆ
レッツゴー!!

パウチの種類変更

ストマちゃんは結構な頻度で病室に来てくれて、一緒にパウチの交換を手伝ってくれた。

便が漏れるたびにいつも病室に来てくれて、、

感謝。。

ありがと…ストマちゃん。。

ストマちゃんは、いつもパウチの交換の手伝いを終えると、

ササッと走って病室から出ていく。

(いつも何だか忙しそうだな…)

ストマちゃんが言うには、何度も何度も漏れ続ける原因として、

もしかしたらそのパウチが、自分の体と合っていない可能性もあるということで、

『センシュラミオ1』という、新しいパウチを試してみることになった。

『センシュラ1イレオxproプラス』から『センシュラミオ1』に!!

見た目が少し違って、

手術が終わってからずっと使っていた、センシュラ1イレオxproプラスのパウチは、

パウチから便を出すところは、ちゃんとフタみたいなのがついていた。

今回、初めて使うセンシュラミオ1というパウチは、

パウチから便を出すところが、マジックテープになっている。

マジックテープ。。

何だか隙間から、便が出てきてしまうんじゃないかって少し不安になった。

何回か折り曲げてからのマジックテープだから、きっと大丈夫だとは思うんだけど。。

ちょっと心配だった。

でも…

『センシュラミオ1』のパウチで試してみたはいいものの、

漏れることに変わりはなかった。

結局、また今まで使っていた『センシュラ1イレオxproプラス』に戻すことに。。

『センシュラ1イレオxproプラス』とか『センシュラミオ1』とか、

名前が似ているから、自分で書いていてもよくわからなくなってくる。。笑

というか、もしかして、こんなに何度も漏れるのって私だけ…?笑

みんなどうなんだろう。。

ストマの友達が周りにいないから、誰にも聞けないわ…

何度も何度も便が漏れるから、夜もなかなか熟睡できなくて。。

もう心が耐えられないほど精神的に追い込まれて、病室でひとり静かに泣いた。

少しだけね。。笑

本当は大声で泣きたいくらい。。

ストマは2、3ヶ月の期間限定(その後、閉鎖予定)だけど、

その2、3ヶ月さえもすごく長く感じるし、

もう、どうしたらいいのか全くわからなかった。

自分でもどうすることもできないし、

何でまた漏れるの?

って何回も泣きそうになったし、

こんなに新しいパウチに交換しているのに、

何度も漏れ続けることに、イライラした時も多々あった。

心が折れるとは、まさにこのことだと思った。

慣れてきたパウチ交換

これから2、3ヶ月の間、1日24時間ずっと、

漏れを気にしてばかりの不安な毎日を過ごさなきゃいけないなんて…

そんなことばかりずっと考えてしまって、他に何も手につかなかった。

ただ、今わかっていることは、

なんとしてでも閉鎖の手術をするまでの間、頑張って乗り越えるしかないということ。

それだけだった。

先のことを考えれば考えるほど嫌になる毎日…

そんな日々が少しの間続く。

ただ、漏れ続けて良かった(?)ことが1つだけ。笑

何度も漏れたおかげで、

自分ひとりでも、スムーズにパウチを交換できるようになった。

私、成長した。笑

それから、パウチ交換もひとりでちゃんとできるようになったということで、

一旦退院できることになった。

家に帰った後のストマのことで、もちろん不安もあったけど、

とにかく1分でも早く家に帰りたかった。

喜びと不安の退院日

入院してから15日、手術から12日後。

ついに、待ちに待った退院日。

実際、喜びよりも不安の方が大きかったけど、無事に退院することができた。

よかった…

今回の入院で、主治医や看護師さんと仲良くなれたし!

退院できて嬉しいぃぃ…!!

でも、これで全てが終わったわけでもなく、、

次回の入院は、ストマ閉鎖手術と膵腫瘍の手術。

予定では2ヶ月後か、3ヶ月後。

その時が早くきてほしい。。

病棟の看護師さんたちは、

「また待ってるからね!」

と言ってくれた。

同じ病室だったけど、1回も話したことのない女の人から

「退院おめでとう…!」

と言ってもらえた。

握手して祝福してくれた…

優しい。。ありがとう…

ナースステーションにいる看護師さんたちに、一通り挨拶を終えて、病棟を出た。

久しぶりの外の空気。

行き交うたくさんの人たち。

眩しい日差し。

見慣れた駅…

いつも通りの変わらない景色。

自分が病気でも入院や手術をしていても、当たり前だけど世の中は何も変わっていない。

たった15日間の入院だったけど、1年くらい入院していたみたいな感覚だった。

外の世界、最高〜〜!!

退院後の不安

退院できてすごく嬉しかったけど、

家から病院が遠くて、何かあった時、すぐに病院に行けるような距離ではないから、

もし家で何かトラブルがあったら…

痛いとか、苦しいとか…

出血とか…?

と考えると、少し怖くなった。

入院している時は、

何かあった時にナースコールを押せば、すぐ病室に看護師さんや先生が来てくれて、

処置とかしてもらえるけど、家だとやっぱり何かあった時は不安だった。

それに、まだ慣れていないせいか、ストマがあると動くのも気を使ってしまう。

漏れたらどうしよう…

漏れないようにしなきゃ…

漏れて服が汚れたら嫌だな…

とかとか。。

そんなことばかり考えても、仕方ないのはわかってる。

不安なことが多すぎて、もうどうしたらいいのかわからない。

いろいろ心配なことはあるけど、とりあえず退院できて良かった…

でも、ここからが本当の地獄の始まりだった。

ストマ固定用ベルト

退院の日に、

「パウチの漏れ防止に、試しにこれ使ってみ!」

と、ストマちゃんからあるものを紹介された。

それは何かというと…

ストマの固定用ベルト!!

ストマの固定用ベルトってどんなもの…?

と思う人も多いと思うので、わかりやすくイラストを描いてみました!

わかるかな…??

ストマの固定用ベルトを装着してみると…

退院してから、漏れることはパタリとなくなった。

入院中、あんなに漏れていたのに、、

本当、すごい。笑

不思議。。笑

こんなことなら、もっと早く教えてほしかったなぁ…

ストマからの漏れ問題は、無事に解決した。

 

ということで、今回はここまで!!

最後に…

今回は、

私の闘病日記vol.26
『念願の退院』

をみなさんにお話しました。

いかがでしたか?

次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!

↓↓こちらから続きが読めます↓↓

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ぜひ、読んでね!!

 

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本当にありがとうございました。

あゆ
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