私の闘病日記

私の闘病日記vol.31〜膵腫瘍手術編〜『回腸人工肛門閉鎖術・膵腫瘍核出術』

あゆ
あゆ
こんにちは!

今回は…

私の闘病日記vol.31
『回腸人工肛門閉鎖術・膵腫瘍核出術』

をみなさんにお話ししたいと思います。

前回のお話を読んでいない方はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

私の闘病日記vol.30
『手術前準備・術前説明』

私の闘病日記vol.30〜膵腫瘍手術編〜『手術前準備・術前説明』 今回は… 私の闘病日記vol.30 『手術前準備・術前説明』 をみなさんにお話ししたいと思います。 前回のお話を読んでいない...

そして。

私と同じ病気で悩んでいる方。

または。

大切な家族に私と同じ病気にかかってしまった方に向けて、少しでも勇気になればと思っています。

そして。

私みたいに病気ではなくても、人生を生きていれば誰もが悩みを抱えて生きていますよね。

仕事で抱えるストレスに、人間関係のトラブル。

将来に不安を抱える人や、お金で困って毎日の生活が息苦しくて…

中には『自殺』をしてしまう人だっています。

何か、もう、消えてしまいたくなる気持ち。

私もそういう感情になった時あったので、少し分かる気がします。

でもね…

正直に言えば!!

もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、元気な状態であれば…

私は、あなたが『羨ましい』です。

だって…

私は22歳の時、大腸を手術で全部『摘出』してしまったので、日常生活でも不便なことが多い。

(病気がなくて健康な人は、いいなぁ…)

と思うことも多いです。

でも!

人の悩みに、大きいも小さいもない。

そんな風にも思います。

私みたいに『体』に問題を抱えてる人、それに体は元気だけど『心』に何かを抱えてる人。

いろいろな人がいるけれど、

『生きてる』ってことは、本当にラッキーなんだよ。

そんな当たり前なことに今回、あなたが気づいてくれたら嬉しいです。

私の闘病日記

では、ここからは、

私の闘病日記vol.31
『回腸人工肛門閉鎖術・膵腫瘍核出術』

をお話していきたいと思います。

あゆ
あゆ
レッツゴー!!

手術日までの過ごし方

手術前日。

とにかく、早く手術してほしかった。

1秒でも早く、ストマから解放されたかった。

そのために今回の入院・手術まで頑張ってきた。

ついに、もうすぐ手術。

ワクワクというか、ドキドキというか。。

やっぱり手術は怖いっちゃ、怖い。。笑

でも頑張るしかない!!

手術前日の夜まで、しっかりとご飯も出た。

食事制限とかしなくていいのかな…?

でも特に「食事制限しなさい」とか言われてないから大丈夫か。。笑

院内にコンビニがあって、ぷっちょとかアメとか、

甘いデザートを買って、病室で食べたりもした。

こっそりね。。笑

同じ病室の人のいびきがひどくて眠れない時もあった。

きっと入院あるあるだと思う。笑

手術の日までの暇な時間は、

病棟内をお散歩をしたり、家族や看護師さん、先生たちとお話ししたりした。

今回の病室では、前回入院した時のおばあちゃんみたいな、

少しでも関わると面倒臭くて、勝手にカーテンを開けてくるような人はいないみたいで、

ホッと安心した。

本当によかった。。

前回の入院の時は、下剤も飲んだりして大変だったから、

今回も、少しだけだとしても、下剤を飲むはめになるのかなとビクビクしていたから、

今回は、下剤は飲まなくてもいいと分かった時は、すごく気持ちが楽になった。

再びアルジネードウォーター

手術前日の夜。

前回も飲んだ『アルジネードウォーター』という亜鉛ドリンクを

今回は、今日の夜2本、明日(手術当日)の朝2本飲まなきゃいけないらしい。。

前回は、手術前日の夜1本、当日の朝に1本だった。

(前回の時よりも、倍の量を飲まなきゃいけないのか…)

でも、

2リットルの下剤と比べたら、すごく楽だし、

飲めない味ではなかったから、比較的すんなりと飲むことができた。

1本目はスムーズに飲むことができたけど、

2本目が、だんだん飽きてきちゃって、飲むのが少し辛かったけど。。笑

無事に全部飲めてよかった…!!

明日は、約2ヶ月ぶりの手術。

きっとまた痛みとの戦いが始まる。

気合いと勢いで、絶対に全て乗り越えてみせる。

手術当日の朝

朝、目が覚めてすぐに、看護師さんが病室にやって来た。

看護師さんから、アルジネードウォーターを2本受け取って、

ゆっくりとゴクゴク飲み進めていく。

(朝からこんなに飲まなきゃいけないなんて…)

2リットルの下剤よりは、断然マシだけど。笑

無事に、2本のアルジネードウォーターを飲み終わってから、

少しの間、荷物の整理などをして少し気を紛らす。

不快な弾性ストッキング

ゆっくりのんびりして、ベッドの上でゴロゴロしたり、スマホを見たり…

そんなこんなで時間を潰していたら、看護師さんが病室にやってきた。

この前の手術の時と同じように、

手術中の血栓防止のための、メディキュットのような弾性ソックスを渡された。

(これ、、めっちゃ窮屈なんだよな…)

「弾性ストッキングは、前回と同様、手術室の移動までに履いておいてね」

と看護師さんから、言われた。

そこで!

“なぜ手術の時に弾性ストッキングを履かなきゃいけないのか”を調べてみました!

全身麻酔などで長時間動けない状態が続き、手術後もベッドの上で安静にする時間が長くなってしまうと、血栓を作ってしまうことがある。

でも、この弾性ストッキングを履くことによって、足の深部にある静脈が圧迫されて細くなり血液の流れが速くなって滞りにくくなり、血栓ができてしまうのを防ぐことができる。

『血栓』=血の塊

こんな感じかな!

間違っていたらすみません!

そして、血圧や体温を測る。

今回も、前回と同じで、朝一番の手術。

8時30分に、手術室へ移動することになっている。

それまで、またゆっくりと病室で過ごす。

病棟の朝食の時間になると、

廊下からブイーンとご飯が運ばれる音が、病室まで近づいてくる。

前回の手術の時は、術後5日にならないと飲み物もご飯も食べられなかったけど、

今回は、手術からどれくらいたったら、ご飯が食べられるようになるのか…

何もわからない。。

(朝ご飯いいな…私も食べたいな。。)

そんなことを考えていると、家族が病室に入ってきた。

それにしても、やることがなくてひまひま。。笑

家族と話したり、スマホを見たり、弾性ストッキングを履いた。

前回と同様、弾性ストッキングは、すごくきつくて履くのが少し大変だった。

(本当キツイ、キツイ…)

早く手術が終わって、靴下脱いで、スッキリしたい。

手術室へ移動

そして…

ついに、手術室へ移動する時間となった。

看護師さんが病室にきて、迎えにきてくれた。

そのまま大きな荷物を持って、家族と看護師さんと一緒に手術室へ向かう。

そのまま歩いて病棟を出て、エレベーターに乗りこむ。

不思議と手術の緊張は、あまりしていなかったけれど、

その代わり、とにかく早く全てが終わって欲しかった。

手術室ドアの前で、家族とバイバイする。

手術室へとつながる大きなドアの中に入ると、

手術する部屋が、番号順にたくさん並んでいるこの景色をみると、

前回の手術した時のことを思い出した。

(何だか、、懐かしいというか、なんというか。。笑)

今日も私と同じ日、同じ時間に、手術する人たちがこんなにいる。

ドクターたちは大変だ。。

そのまま、看護師さんから紙製の帽子みたいなものを受け取って、頭にかぶる。

周りをキョロキョロ見渡したり、看護師さんとお話ししていると、

周りの人が、それぞれ手術室に向かって歩いていく。

私も、看護師さんと一緒に手術室に向かう。

(今回は、何番の手術室かなぁ…)

そんなことを考えながら、看護師さんについて歩いた。

手術室に到着

ついに、今回の手術室の前についた。

自動ドアが開くと…

手術室の中は、手術着を着た人がたくさんいた。

前回と手術室の番号は違かったけど、中は広くて、前回と変わりはなかった。

(やばい、、なんか急に緊張してきた…!!!)

小さい椅子に案内される。

本人確認のために、

・名前
・生年月日
・手術の内容
・麻酔の方法

などを聞かれる。

名前と生年月日、手術は回腸人工肛門閉鎖術、膵腫瘍核出術、

麻酔方法は全身麻酔、硬膜外麻酔と伝える。

前回の手術の時よりも、なんか少し賑やかな感じ。笑

先生たちもとても優しくて、周りの看護師さんも前回よりも感じが良かった。

(安心する。。手術頑張れそう。。)

ついに、手術台へ案内される。

手術台に横になると、前回と一緒で背中がポカポカ温かった。

手術室は、かすかに小音で音楽が流れていた。

初めての硬膜外麻酔

そして、先生から

「先に、硬膜外麻酔をしていきましょうね〜」

と言われる。

横を向いて、膝を抱え込む体勢になる。

海老のように背中を丸める。

背中に注射して、局所麻酔をする。

痛っっっ!!!

(待って、、待って。。こわいぃぃぃ…)

麻酔が効いてくると、

背中から背骨の中にある脊髄の近くに、やわらかいチューブをいれていく。

麻酔をしているから、痛いわけではないけど、

背中の骨に拳で、グリグリやられた時の「うっ」ってなる感じに似ている。。笑

わかる人いる…?笑

なんて言ったらいいのかわかんないけど。。

もう硬膜外麻酔はやりたくない。。

とにかく不快。。笑

ついに手術開始…

それから、前回と同じように

血圧計や心電図のモニター、人差し指の爪先にパルスオキシメーターを付けられる。

そして、点滴のルートをとる。

また前回と同じように、何回も刺されるかと思ったけど、

今回の先生は、ルート一発で成功してくれた。

(よかったぁぁぁぁ!!!)

あとはもう眠るだけ。。

少ししてから、女医さんもきて、全身麻酔をすることになった。

そして、

酸素マスクを口元に持ってこられる。

酸素マスクの中に入ってくる微量の空気を吸いながら、

そのまま数秒間、眠くなるまでじっと待つ。

無事にストマ閉鎖できますように。

膵腫瘍も、ちゃんと核出手術だけで済みますように。

そう祈りながら眠りについた。

 

ということで、今回はここまで!!

最後に…

今回は、

私の闘病日記vol.31
『回腸人工肛門閉鎖術・膵腫瘍核出術』

をみなさんにお話しました。

いかがでしたか?

次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!

↓↓こちらから続きが読めます↓↓

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本当にありがとうございました。

あゆ
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