大腸がんの原因とは?食べ物・生活習慣・遺伝との関係や予防方法を徹底解説

今回は…
大腸がんの原因
について、お話ししていきたいと思います!
「大腸がんって、何が原因で発症するの?」
「食生活が悪いと、大腸がんになりやすいのかな…」
「大腸がんは遺伝するって聞いたけど、本当?」
あなたは、このような疑問や不安を抱えていませんか?
大腸がんは、日本人にとって身近ながんの一つです。
その原因には、喫煙・飲酒・肥満などの生活習慣をはじめ、年齢や遺伝的な要因など、さまざまなものが関係しています。
しかし、大腸がんになった人が、必ずしも生活習慣に問題を抱えていたわけではありません。
健康的な生活を送っていても発症する可能性がありますし、若い年齢で大腸がんになる人もいます。
実は、私自身も20歳のときに大腸に1,000個以上のポリープが見つかり、22歳で大腸がんと診断されました。
その後、大腸全摘手術を経験しています。
だからこそ、大腸がんは決して他人事ではないということを、あなたにも知ってほしいと思っています。
この記事では、大腸がんの主な原因や危険因子をはじめ、食べ物・生活習慣・遺伝との関係、若年発症、予防方法について詳しく解説していきます。
また、家族性大腸腺腫症(FAP)を経験した私自身のお話も交えながら、できるだけわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
大腸がんの原因について正しく知ることは、必要以上に病気を怖がらず、あなた自身や大切な家族の健康を守るための第一歩です。
それでは、一緒に学んでいきましょう!
大腸がんの原因とは?発症する仕組みを解説
大腸がんは、大腸の粘膜にある細胞から発生する悪性腫瘍です。
大腸には結腸と直腸があり、これらの場所に発生するがんをまとめて大腸がんと呼んでいます。
大腸がんの発症には、細胞の遺伝子に生じる変化が深く関係しています。
また、生活習慣や遺伝的な体質なども発症リスクに関係すると考えられています。
まずは、大腸がんがどのような仕組みで発生するのか、基本的な知識から確認していきましょう。
大腸がんは細胞の遺伝子に変化が起こることで発症する
大腸がんは、大腸の粘膜にある細胞の遺伝子に変化が積み重なることで発生します。
私たちの体では、日々新しい細胞が作られ、古くなった細胞と入れ替わっています。
この仕組みは、通常、遺伝子の働きによって適切に調節されています。
しかし、細胞の増殖や修復に関わる遺伝子に異常が生じると、細胞が正常な制御を受けずに増え続ける場合があります。
その結果、がん細胞が発生し、増殖していくことがあるのです。
こうした遺伝子の変化には、加齢などに伴って後天的に生じるものと、生まれつき受け継いだ遺伝的な要因が関係するものがあります。
ただし、遺伝子に変化が生じたからといって、必ず大腸がんになるわけではありません。
複数の遺伝子の変化が積み重なることなどによって、発症につながると考えられています。
つまり、大腸がんは、細胞の遺伝子に起こる変化と、さまざまな危険因子が関係して発症する病気なのです。
大腸ポリープががん化する場合がある
大腸がんの中には、大腸ポリープが時間をかけてがん化するものがあります。
大腸ポリープとは、大腸の粘膜にできる、盛り上がった形の病変のことです。
ポリープにはさまざまな種類があり、その中でも腺腫と呼ばれるタイプは、将来的にがん化する可能性があります。
一般的に、腺腫は大きくなるほど、がんが含まれる可能性が高くなる傾向があります。
ただし、すべての大腸ポリープががんになるわけではありません。
また、大腸がんには、明らかなポリープの段階を経ずに発生する経路もあります。
そのため、大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合は、大きさや形、種類などを確認し、必要に応じて切除や経過観察を行います。
ポリープの段階で適切に対応することは、大腸がんの予防につながる場合があります。
ただし、ポリープの扱いは一人ひとり異なるため、医師の判断に従うことが大切です。
大腸がんの原因は一つだけとは限らない
大腸がんの原因を考えるうえで重要なのが、複数の危険因子が関係する場合があるということです。
例えば、次のような要因が挙げられます。
- 喫煙
- 飲酒
- 肥満
- 運動不足
- 食生活
- 加齢
- 大腸がんの家族歴
- 遺伝性の病気
- 炎症性腸疾患
ただし、これらの危険因子がある人すべてが、大腸がんになるわけではありません。
また、危険因子がほとんど見当たらない人でも、発症する可能性があります。
例えば、飲酒や喫煙をしない人でも大腸がんになることがありますし、遺伝性の病気が発症に深く関係している場合もあります。
そのため、大腸がんと診断されたときに、特定の生活習慣だけを原因と決めつけることはできません。
大切なのは、現在わかっている危険因子を正しく理解し、改善できるものについて対策を考えることです。
大腸がんの原因となる主な危険因子
大腸がんには、発症リスクを高めることが知られている危険因子があります。
国立がん研究センターでは、喫煙・飲酒・肥満・高身長などを大腸がんの危険因子として挙げています。
また、炎症性腸疾患や家族歴なども、大腸がんの発症リスクに関係するとされています。
ここでは、代表的な危険因子について詳しく解説していきます。
喫煙による大腸がんのリスク
喫煙は、大腸がんの発症リスクを高める危険因子の一つです。
たばこの煙には、発がん性のある物質が含まれています。
こうした物質は、肺だけでなく、体のさまざまな臓器に影響を及ぼします。
そのため、喫煙は肺がんだけでなく、大腸がんを含む複数のがんとの関係が知られています。
また、たばこを吸う本人だけでなく、周囲の人が煙を吸い込む受動喫煙にも注意が必要です。
がん予防の観点からは、たばこを吸わないこと、他人のたばこの煙をできるだけ避けることが推奨されています。
喫煙習慣がある人は、禁煙を検討することが大切です。
禁煙は大腸がんだけでなく、心臓や血管、呼吸器などの健康を守ることにもつながります。
飲酒による大腸がんのリスク
飲酒も、大腸がんの発症リスクを高めることが知られています。
アルコールは、体内で分解される過程でアセトアルデヒドという物質を生じます。
アセトアルデヒドには発がん性があり、飲酒とがんの関係を考えるうえで重要な物質です。
また、飲酒量が多くなるほど、大腸がんの発症リスクが高くなることが報告されています。
国立がん研究センターは、2026年6月に「科学的根拠に基づくがん予防法5+1」の内容を刷新しました。
その中で、飲酒に関する推奨は、従来の「節酒する」から「飲酒をひかえる」に変更されています。
これは、少量の飲酒でも、がんのリスクが上昇する可能性があることなどを踏まえたものです。
そのため、がん予防の観点では、お酒を飲まないことが望ましいとされています。
普段からお酒を飲む習慣がある場合は、飲酒量や頻度について見直してみましょう。
肥満や運動不足による影響
肥満や運動不足も、大腸がんのリスクに関係しています。
特に肥満は、結腸がんなどの発症リスクを高める要因として知られています。
肥満になると、体内のホルモンや代謝、慢性的な炎症などに変化が起こり、がんの発症に関係する可能性があると考えられています。
また、運動習慣についても研究が行われており、身体活動が多い人は、結腸がんの発症リスクが低い傾向にあることがわかっています。
そのため、日頃から体を動かすことは、大腸がんの予防を考えるうえで重要です。
運動というと、ランニングや筋力トレーニングなどを思い浮かべるかもしれません。
しかし、必ずしも激しい運動をする必要はありません。
例えば、次のような方法があります。
- ウォーキングをする
- エレベーターではなく階段を利用する
- 近い距離の移動は歩く
- 家事などで体を動かす
- 長時間座り続けないようにする
大切なのは、無理のない範囲で身体活動を増やすことです。
体調や持病などによって適切な運動量は異なるため、自分の体の状態に合わせて取り組みましょう。
加齢と大腸がんの関係
大腸がんは、一般的に年齢が高くなるほど発症する人が増える病気です。
これは、長い年月の間に細胞の遺伝子に変化が蓄積することなどが関係していると考えられています。
実際に、日本では40歳代から大腸がんの罹患率が増加する傾向があります。
ただし、大腸がんは中高年だけが発症する病気ではありません。
20代や30代といった若い年代でも、発症する可能性があります。
特に、家族性大腸腺腫症(FAP)やリンチ症候群などの遺伝性疾患では、一般的な大腸がんよりも若い年齢で発症することがあります。
そのため、「まだ若いから大腸がんになるはずがない」と年齢だけで判断しないことが大切です。
血便などの気になる症状がある場合や、家族歴について心配なことがある場合は、医療機関に相談しましょう。
炎症性腸疾患による大腸がんのリスク
炎症性腸疾患とは、腸に慢性的な炎症が起こる病気の総称です。
代表的なものには、潰瘍性大腸炎やクローン病があります。
特に、大腸に長期間にわたる炎症が続く場合、大腸がんの発症リスクが高くなることが知られています。
慢性的な炎症によって大腸の粘膜が傷つき、修復を繰り返す過程などが、がんの発生に関係すると考えられています。
ただし、炎症性腸疾患がある人すべてが大腸がんになるわけではありません。
発症リスクは、炎症の範囲や持続期間、病状などによって異なります。
そのため、炎症性腸疾患と診断されている場合は、定期的な診察や検査を受けることが重要です。
病気の状態に応じて、医師が大腸内視鏡検査などの必要性や検査間隔を判断します。
自己判断で通院や検査を中断せず、主治医と相談しながら健康管理を続けましょう。
大腸がんの原因と食べ物・食生活の関係
「普段食べているものが、大腸がんの原因になるのかな?」
あなたは、このように考えたことがありませんか?
大腸がんと食生活の関係については、世界中でさまざまな研究が行われています。
その結果、赤肉や加工肉の摂取、食物繊維の摂取量などが、大腸がんの発症リスクに関係することがわかってきました。
ただし、特定の食べ物を一度食べただけで、大腸がんになるわけではありません。
長期間の食生活や摂取量、ほかの危険因子なども関係しています。
ここでは、食べ物や食生活と大腸がんの関係について解説します。
赤肉や加工肉の食べすぎによる影響
赤肉や加工肉の摂取は、大腸がんの発症リスクとの関係が研究されています。
赤肉とは、主に牛肉・豚肉・羊肉などの哺乳類の肉を指します。
一方、加工肉とは、保存性や風味を高めるために加工された肉のことです。
例えば、次のような食品が挙げられます。
- ハム
- ソーセージ
- ベーコン
- サラミ
- ビーフジャーキー
WHOの国際がん研究機関(IARC)は、加工肉について、人に対する発がん性を示す十分な証拠があると評価しています。
また、赤肉についても、大腸がんとの関連が指摘されています。
ただし、これらの評価は、特定の食品を一度食べただけで大腸がんになるという意味ではありません。
また、加工肉とたばこが同じ発がん性分類に含まれていても、危険性の大きさが同じという意味ではありません。
食品の発がん性評価では、科学的な証拠の強さと、実際の発症リスクの大きさを区別する必要があります。
肉類は、たんぱく質や鉄分などの栄養素を補給する食品でもあります。
そのため、肉類を一律に禁止するのではなく、加工肉に偏らない食生活を心がけることが大切です。
魚や大豆製品なども取り入れながら、食事全体のバランスを整えていきましょう。
食物繊維が不足すると大腸がんになりやすい?
食物繊維の摂取と大腸がんの発症リスクについても、多くの研究が行われています。
食物繊維は、野菜・果物・豆類・海藻・全粒穀物などに含まれる成分です。
便の状態を整えたり、腸内環境に関わったりする働きがあります。
国立がん研究センターでは、食物繊維の摂取が大腸がんの予防に効果的である可能性があるとしています。
そのため、普段の食生活で食物繊維が不足している場合は、適切に取り入れることが大切です。
ただし、食物繊維をたくさん食べれば、必ず大腸がんを防げるというわけではありません。
また、食物繊維が不足している人が、必ず大腸がんになるわけでもありません。
食物繊維は、大腸がんの発症リスクに関係する要素の一つとして考えることが重要です。
なお、腸の病気がある人や、大腸の手術を経験した人などは、食物繊維の摂取量や食品の選び方に注意が必要な場合があります。
そのため、自分の体の状態に合わせて、医師や管理栄養士に相談することをおすすめします。
野菜や果物の摂取と大腸がんの関係
野菜や果物には、ビタミン・ミネラル・食物繊維など、健康維持に役立つ栄養素が含まれています。
そのため、野菜や果物が不足しない食生活を心がけることは、健康管理のうえで重要です。
国立がん研究センターの「科学的根拠に基づくがん予防法5+1」でも、野菜と果物が不足しないようにすることが推奨されています。
ただし、特定の野菜や果物に、大腸がんを確実に防ぐ効果があると証明されているわけではありません。
例えば…
「この野菜を毎日食べれば大腸がんにならない」
「この果物を食べれば、大腸がんを予防できる」
といった情報を見かけても、そのまま信じ込まないことが大切です。
大腸がんの発症には、さまざまな要因が関係しています。
そのため、一つの食品だけに期待するのではなく、いろいろな食品を組み合わせて、栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。
特定の食べ物だけが大腸がんの原因になるわけではない
大腸がんの原因について調べていると、特定の食品を危険視する情報を目にすることがあります。
しかし、特定の食品を食べたことだけを理由に、大腸がんの発症原因を判断することはできません。
大腸がんには、食生活だけでなく、喫煙・飲酒・肥満・加齢・遺伝的な要因などが関係しています。
そのため、健康的な食生活を続けている人でも、大腸がんになる可能性があります。
反対に、加工肉などを食べたことがあるからといって、必ず大腸がんになるわけではありません。
大切なのは、日頃から食品の種類や摂取量に気を配り、バランスの良い食生活を継続することです。
極端な食事制限をすると、必要な栄養素が不足してしまう場合もあります。
大腸がんを予防するためには、特定の食品だけに注目するのではなく、食生活全体を見直すことが大切です。
また、食事だけでは大腸がんを完全に防ぐことはできないため、必要ながん検診を受けることも忘れないようにしましょう。
大腸がんの原因は遺伝?家族歴との関係
大腸がんの原因として、遺伝について気になっている人も多いのではないでしょうか?
「親が大腸がんになったら、自分も発症するの?」
「家族に大腸がんの人がいなければ安心?」
このような疑問を抱いている人もいると思います。
大腸がんの中には、遺伝的な要因が発症に深く関係するものがあります。
代表的な病気が、家族性大腸腺腫症(FAP)やリンチ症候群です。
ここでは、遺伝と大腸がんの関係について詳しく見ていきましょう。
大腸がんには遺伝が関係する場合がある
大腸がんの発症には、遺伝的な要因が関係する場合があります。
ただし、大腸がんのすべてが遺伝性というわけではありません。
国立がん研究センターの「大腸がんファクトシート2024」では、遺伝性大腸がんは大腸がん全体の約5%を占めるとされています。
つまり、大腸がんの多くは、明確な遺伝性疾患が確認されていない人にも発症するということです。
一方で、家族性大腸腺腫症(FAP)やリンチ症候群などの遺伝性疾患がある場合は、大腸がんの発症リスクが高くなることがあります。
また、特定の遺伝性疾患が確認されていなくても、家族に大腸がんの経験者がいる場合は、発症リスクが高くなることがあります。
ただし、家族に大腸がんになった人がいるからといって、必ず自分も発症するわけではありません。
家族歴は重要な情報の一つですが、それだけで将来の発症を判断することはできないのです。
家族性大腸腺腫症(FAP)とは?
家族性大腸腺腫症(FAP)は、大腸に多数の腺腫性ポリープが発生する遺伝性の病気です。
主にAPC遺伝子の病的な変化が関係しています。
典型的なFAPでは、若い年齢から大腸に多数のポリープができ、適切な管理や治療を行わなければ、大腸がんを発症するリスクが非常に高くなります。
そのため、FAPと診断された場合は、専門医による定期的な検査や治療が重要です。
病状によっては、大腸を切除する手術が検討されることもあります。
また、FAPは大腸以外の消化管などにも病変が発生する場合があるため、長期的な健康管理が必要になります。
なお、FAPは親から遺伝する場合だけでなく、本人に新しく遺伝子の変化が生じて発症する場合もあります。
そのため、家族にFAPの人がいない場合でも、発症する可能性があります。
私自身も、20歳のときに大腸に1,000個以上のポリープが見つかり、FAPと診断されました。
当時の経験については、闘病日記でも詳しくお話ししています。
FAPは、一般的な大腸がんとは異なる特徴を持つ病気です。
そのため、正しい知識を持ち、必要な検査や治療について医師と相談することが重要です。
リンチ症候群とは?
リンチ症候群は、遺伝性大腸がんに関係する代表的な病気の一つです。
DNAの複製時に生じた間違いを修復する働きに関係する遺伝子に、生まれつき病的な変化があることで、がんの発症リスクが高まります。
代表的な原因遺伝子には、MLH1・MSH2・MSH6・PMS2などがあります。
リンチ症候群では、大腸がんだけでなく、子宮体がんなどの発症リスクも高くなることが知られています。
また、一般的な大腸がんよりも若い年齢で発症する場合があります。
FAPとの大きな違いは、大腸に大量のポリープができることが診断の必須条件ではない点です。
そのため、家族歴や発症年齢、がんの種類などを確認したうえで、必要に応じて専門的な検査が行われます。
リンチ症候群が疑われる場合や、すでに診断されている場合は、医師と相談しながら定期的な検査を受けることが重要です。
家族に大腸がん患者がいなくても発症する?
家族に大腸がんを経験した人がいなくても、大腸がんを発症することはあります。
そもそも、大腸がんの多くは、明確な遺伝性疾患が確認されていない人に発生します。
そのため、家族歴がないという理由だけで、大腸がんのリスクがないと考えることはできません。
また、遺伝性の病気であっても、家族歴がはっきりしない場合があります。
例えばFAPでは、親から受け継いだ遺伝子の変化だけでなく、本人に新しく生じた遺伝子の変化によって発症するケースもあります。
つまり、家族歴がなくても、遺伝性の病気が関係している場合があるということです。
一方で、家族に大腸がんの人がいるからといって、必ず遺伝性大腸がんであるとも限りません。
家族歴は重要な情報ですが、それだけで病気の有無や発症リスクを判断することはできないのです。
遺伝が心配な場合は医師に相談する
家族に大腸がんを経験した人がいる場合や、遺伝性の病気について不安がある場合は、医師に相談することをおすすめします。
特に、次のような場合は、遺伝性の要因について確認することが重要です。
- 若い年齢で大腸がんになった家族がいる
- 家族に大腸がんの経験者が複数いる
- 家族にFAPやリンチ症候群と診断された人がいる
- 大腸に多数のポリープが見つかった
- 家系内に大腸がんや子宮体がんなどの経験者が複数いる
医師は、家族の病歴や発症年齢などを確認し、必要に応じて専門的な検査や遺伝カウンセリングを提案します。
遺伝カウンセリングとは、遺伝に関する医学的な情報を理解し、本人や家族に必要な選択を考えるための支援です。
遺伝について不安を感じている場合でも、一人で判断する必要はありません。
まずは医師に相談し、自分に必要な検査や健康管理について確認していきましょう。
若い人が大腸がんになる原因とは?
大腸がんは、一般的に年齢が高くなるほど発症する人が増える病気です。
しかし、20代や30代といった若い年代でも発症することがあります。
私自身も、22歳で大腸がんと診断された一人です。
そのため、「大腸がんは高齢者だけがなる病気」とは考えてほしくありません。
ここでは、若い年代で大腸がんを発症する可能性や、遺伝性の病気との関係について解説します。
20代・30代でも大腸がんになる可能性がある
大腸がんは中高年に多い病気ですが、20代や30代でも発症する可能性があります。
若い年代では、大腸がんの発症頻度が比較的低いものの、決して発症しないわけではありません。
また、若年発症の大腸がんには、遺伝性の要因が関係する場合があります。
ただし、若い年齢で発症した大腸がんが、すべて遺伝性というわけではありません。
原因が一つに特定できないケースもあります。
若い人の場合、「まだ大腸がんになる年齢ではない」と考えて、体の変化を軽く受け止めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、血便や便通の変化などが続いている場合は、年齢に関係なく医療機関で相談することが大切です。
大腸がんは、若いからという理由だけで可能性を否定できる病気ではありません。
若年発症と遺伝性大腸がんの関係
若い年齢で大腸がんを発症した場合、遺伝性の病気が関係している可能性があります。
代表的なのが、家族性大腸腺腫症(FAP)やリンチ症候群です。
これらの病気では、生まれつき特定の遺伝子に病的な変化があるため、一般的な大腸がんより若い年齢で発症することがあります。
ただし、若年発症の大腸がんが、必ず遺伝性の病気によって引き起こされるわけではありません。
発症年齢や家族歴、ポリープの数など、さまざまな情報をもとに医師が評価します。
若い年代で大腸がんと診断された場合には、本人の治療だけでなく、必要に応じて家族の健康管理についても相談することが重要です。
また、家族に遺伝性大腸がんと診断された人がいる場合は、症状がなくても専門医への相談が必要になることがあります。
22歳で大腸がんと診断された櫻根あゆの経験
ここで、少しだけ私自身の経験についてお話ししたいと思います。
私は20歳のときに大腸内視鏡検査を受け、大腸に1,000個以上のポリープがあることがわかりました。
そして、家族性大腸腺腫症(FAP)と診断されました。
その後、22歳で大腸がんと診断され、大腸全摘手術を受けています。
20代という年齢で大腸がんになるなんて、以前の私には想像もできませんでした。
病気について知らないことも多く、不安になることもありました。
だからこそ、あなたに伝えたいことがあります。
「若いから大丈夫」と、年齢だけで体の変化を判断してほしくないということです。
もちろん、20代や30代で大腸がんになる人は比較的少なく、誰もが私と同じ経験をするわけではありません。
また、私の場合はFAPという遺伝性の病気が関係しており、一般的な大腸がんとは異なる特徴がありました。
それでも、若い人が大腸がんになる可能性があることは、知っておいてほしいと思っています。
そして、もう一つお伝えしたいことがあります。
それは、病気を経験した後も、自分らしく生きることはできるということです。
私も大腸全摘手術を経験しましたが、現在も定期的に検査を受けながら生活しています。
病気や手術を経験したからといって、人生の楽しみがすべてなくなるわけではありません。
もちろん、病気の状態や治療後の生活は一人ひとり異なります。
それでも、病気について正しく知り、自分に必要な治療や健康管理を考えていくことは、これからの人生を大切にすることにつながると思っています。
【あゆの吹き出し】
【うさ先生の吹き出し】
私が最初に体の異変を感じたころのお話は、
でも詳しく紹介しています。
同じような病気を経験している方や、若い年齢での発症について知りたい方は、よかったら読んでみてくださいね。
ストレスや便秘は大腸がんの原因になる?
大腸がんの原因について調べていると、ストレスや便秘との関係が気になる人もいると思います。
「ストレスが多いと大腸がんになるの?」
「便秘が続くと大腸がんになりやすい?」
このような疑問を抱いたことはありませんか?
しかし、ストレスや便秘が直接大腸がんを引き起こすと、明確に証明されているわけではありません。
ここでは、医学的にわかっていることと、まだ明らかになっていないことを分けて解説します。
ストレスと大腸がんの関係
ストレスは、私たちの心や体にさまざまな影響を与えます。
例えば、強いストレスが続くことで、睡眠の質が低下したり、食欲が変化したり、体調を崩したりする場合があります。
しかし、ストレスが直接大腸がんの発症原因になるかどうかについては、現時点では明確な結論が出ていません。
米国国立がん研究所(NCI)も、慢性的なストレスとがんの発症との関係について、研究結果が一致していないことを説明しています。
一方で、ストレスによって生活習慣が変化する可能性はあります。
例えば、ストレスが多いときに飲酒量や喫煙量が増えたり、運動不足になったりすることがあります。
こうした生活習慣は、大腸がんを含むさまざまながんのリスクに関係する場合があります。
そのため、ストレスを適切に管理することは、心身の健康を守るうえで大切です。
ただし、大腸がんになった原因を「ストレスのせい」と決めつけることはできません。
病気になった人の性格や精神状態を、発症原因として決めつけないことも重要です。
慢性的な便秘は大腸がんの原因になる?
便秘が続いていると、大腸がんとの関係が気になることがありますよね。
しかし、慢性的な便秘そのものが大腸がんの直接的な原因になるとは、現時点では明確に証明されていません。
便秘には、さまざまな原因があります。
例えば、次のようなものが挙げられます。
- 水分不足
- 食物繊維の摂取不足
- 運動不足
- 薬の影響
- 腸の働きの変化
- ストレスなどによる体調の変化
また、大腸がんが進行することで、便の通り道が狭くなり、便秘が起こる場合もあります。
つまり、便秘が大腸がんの原因になるという単純な関係だけでなく、大腸がんが便秘などの症状を引き起こす可能性についても考える必要があります。
そのため、便秘が続いている場合や、急に排便習慣が変わった場合は、医療機関で相談することが大切です。
便秘だからといって、必ず大腸がんであるわけではありません。
しかし、普段とは違う体の変化が続いている場合は、自己判断で放置しないようにしましょう。
血便や便通の変化がある場合は医療機関へ相談する
大腸がんは、早期の段階では自覚症状がほとんどないことが多い病気です。
しかし、進行すると、血便や便通の変化、腹痛、貧血などの症状が現れる場合があります。
代表的な症状には、次のようなものがあります。
- 便に血が混じる
- 便の表面に血が付着する
- 便秘や下痢が続く
- 便が以前より細くなる
- 排便後も便が残っているように感じる
- お腹の痛みや張りが続く
- 貧血やめまいなどの症状が現れる
ただし、これらの症状があるからといって、必ず大腸がんであるとは限りません。
痔や炎症性腸疾患など、ほかの病気でも似た症状が現れる場合があります。
そのため、症状だけで大腸がんかどうかを判断することはできません。
一方で、「きっと痔だから大丈夫」と自己判断して、血便などを放置することも避ける必要があります。
特に血便がある場合は、医療機関に相談してください。
また、激しい腹痛や繰り返す嘔吐、便やガスが出ないといった症状がある場合は、腸閉塞などの可能性もあるため、速やかな受診が必要です。
大腸がんの症状についてさらに詳しく知りたい場合は、
「大腸がんの初期症状は?血便・便の変化・チェック項目・受診目安を徹底解説」
こちらも参考にしてください。
大腸がんのリスクを減らすためにできる予防方法
ここまで、大腸がんの原因や危険因子について解説してきました。
では、大腸がんの発症リスクを減らすためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?
大腸がんを完全に予防できる方法はありません。
しかし、生活習慣を見直すことで、発症リスクを減らせる可能性があります。
ここでは、日常生活で取り組める予防方法について紹介します。
禁煙して飲酒を控える
大腸がんの予防を考えるうえで、禁煙と飲酒を控えることは重要です。
喫煙や飲酒は、大腸がんの発症リスクに関係することが知られています。
そのため、たばこを吸っている場合は禁煙を検討し、お酒を飲む習慣がある場合は、飲酒を控えることが推奨されます。
また、他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙にも注意が必要です。
自分自身の健康を守るだけでなく、家族など周囲の人の健康を守ることにもつながります。
生活習慣を変えることは、簡単ではないかもしれません。
特に、長年喫煙している人にとっては、禁煙が難しく感じる場合もあると思います。
そのような場合は、禁煙外来などの専門的な支援を利用することも選択肢の一つです。
大切なのは、自分に合った方法で健康的な生活習慣を目指すことです。
適度な運動を習慣にする
適度な運動を習慣にすることも、大腸がんの発症リスクを減らすために大切です。
特に身体活動は、結腸がんの発症リスクを下げることが研究で示されています。
ただし、運動というと、ジムでのトレーニングやランニングなどを想像する人もいるかもしれません。
しかし、必ずしも激しい運動をする必要はありません。
例えば、普段の生活の中で歩く時間を増やしたり、階段を利用したりすることも、身体活動を増やす方法です。
また、長時間座り続けている場合は、こまめに立ち上がって体を動かすことも意識してみましょう。
運動を習慣にするためには、無理なく続けられる方法を見つけることが重要です。
最初から頑張りすぎるのではなく、あなたの生活スタイルに合った方法を取り入れてみてください。
なお、持病がある人や治療中の人は、医師と相談しながら運動量を調整しましょう。
バランスの良い食生活を心がける
大腸がんの発症リスクを減らすためには、バランスの良い食生活を心がけることも大切です。
例えば、次のようなポイントを意識してみましょう。
- 加工肉の摂取量や頻度を見直す
- 野菜や果物が不足しないようにする
- 食物繊維を適切に取り入れる
- 魚や大豆製品など、さまざまな食品を組み合わせる
- 特定の食品だけに偏らない
ただし、すべてを完璧に実践しようとする必要はありません。
急に食生活を大きく変えようとすると、かえって負担に感じる場合もあると思います。
そのため、普段の食事を振り返り、できることから少しずつ取り組んでいきましょう。
また、食生活について考えるときは、栄養バランスだけでなく、自分の体調に合わせることも重要です。
腸の病気や手術歴がある場合は、一般的に健康的とされる食品であっても、食べ方に注意が必要な場合があります。
自分の体に合った食生活について、必要に応じて医師や管理栄養士に相談しましょう。
適正体重を維持する
肥満は、大腸がんの発症リスクに関係する危険因子の一つです。
そのため、適正体重を維持することも重要です。
体重管理では、食事だけでなく、運動習慣や生活リズムなども関係します。
ただし、体重を減らすことだけを目標にするのはおすすめできません。
極端な食事制限によって急激に体重を減らすと、栄養不足や体調不良につながる場合があります。
また、適切な体重は年齢や体格、持病などによって異なります。
国立がん研究センターが2026年に刷新した「科学的根拠に基づくがん予防法5+1」では、がん予防の観点から、男女ともにBMI21~25の範囲が推奨されています。
ただし、すべての人が一律にこの範囲を目指せばよいというわけではありません。
高齢者や持病のある人、治療中の人などは、個別の健康状態を考慮する必要があります。
大切なのは、無理なダイエットをすることではなく、健康的な生活習慣を続けながら、自分に合った体重を維持することです。
大腸がん検診を定期的に受ける
大腸がんの早期発見には、定期的ながん検診が重要です。
日本では、原則として40歳以上の男女を対象に、年1回の大腸がん検診が推奨されています。
一般的に行われる検査が、便潜血検査です。
便潜血検査とは、便の中に血液が混じっていないかを調べる検査です。
大腸がんやポリープなどがある場合、目には見えない少量の出血が起こることがあります。
便潜血検査では、こうした出血の有無を確認します。
ただし、検査で陽性になったからといって、必ず大腸がんであるとは限りません。
痔やほかの大腸の病気などでも、陽性になる場合があります。
一方で、便潜血検査が陰性でも、大腸がんが完全に否定されるわけではありません。
そのため、定期的な検診を受けることが大切です。
また、便潜血検査で陽性になった場合は、必ず精密検査を受けましょう。
通常、精密検査では大腸内視鏡検査などが行われます。
なお、血便や便通の変化などの症状がある場合は、検診の対象年齢や時期を待たずに、医療機関で診察を受ける必要があります。
がん検診は、症状がない人を対象として、がんを早期発見するために行うものです。
症状がある場合の診察や検査とは目的が異なることを覚えておきましょう。
家族歴や持病に応じて適切な検査を受ける
大腸がんの検査は、すべての人が同じ年齢から、同じ間隔で受ければよいわけではありません。
例えば、家族性大腸腺腫症(FAP)やリンチ症候群などの遺伝性疾患がある場合は、一般的ながん検診とは異なる検査計画が必要になることがあります。
また、家族に大腸がんの経験者がいる場合や、炎症性腸疾患がある場合にも、個別の健康管理が重要です。
そのため、自分自身の病歴や家族歴を医師に伝え、必要な検査について相談することが大切です。
遺伝性疾患がある場合には、一般的な大腸がん検診の対象年齢より若い段階から、定期的な検査が必要になることもあります。
また、大腸がんの治療を経験した人は、治療後の状態に合わせた診察や検査が必要になる場合があります。
大切なのは、あなた自身の健康状態に合った検査を受けることです。
大腸がんの原因に関するよくある質問
最後に、大腸がんの原因について、疑問に感じやすいことをQ&A形式で解説していきます。
原因や危険因子について正しく理解し、不安の解消につなげていきましょう。
大腸がんの原因は男性と女性で違う?
大腸がんの基本的な発生の仕組みは、男性と女性で大きく異なるものではありません。
どちらも、細胞の遺伝子の変化や、生活習慣、加齢、遺伝的な要因などが関係しています。
ただし、大腸がんの発症頻度や、危険因子との関連の強さには、性別による違いがみられる場合があります。
例えば、国立がん研究センターでは、日本人女性において、赤肉や加工肉の摂取が大腸がんのリスクを高める可能性があると紹介しています。
そのため、男性と女性でまったく同じリスクがあるとは限りません。
ただし、性別だけで大腸がんの発症を判断できるわけではありません。
男女ともに、健康的な生活習慣や適切な検診を意識することが大切です。
甘いものを食べすぎると大腸がんになる?
甘いものを食べること自体が、大腸がんの直接的な原因になると証明されているわけではありません。
ただし、糖分を多く含む食品や飲料を過剰に摂取すると、エネルギーのとりすぎによって体重が増加する場合があります。
肥満は、大腸がんの危険因子の一つとして知られています。
そのため、甘いものを食べる場合も、摂取量や頻度、食事全体のバランスを意識することが大切です。
甘いものが好きだからといって、必ず大腸がんになるわけではありません。
また、すべてのお菓子やスイーツを禁止する必要があるという意味でもありません。
大切なのは、普段の食生活全体を考えながら、無理のない範囲で健康的な食習慣を続けることです。
大腸がんになるのは生活習慣が悪いから?
大腸がんになった人の生活習慣が、必ず悪かったというわけではありません。
確かに、喫煙・飲酒・肥満などは、大腸がんの発症リスクに関係しています。
しかし、大腸がんの発症には、加齢や遺伝的な要因など、自分では変えられないものも関係しています。
また、健康的な生活を送っていても、大腸がんになる可能性があります。
そのため、大腸がんと診断された人に対して、生活習慣が原因だったと決めつけることはできません。
病気になった本人が、過去の生活習慣だけを理由に自分を責める必要もありません。
大切なのは、原因を一つに決めつけることではなく、現在の体の状態を正しく理解し、必要な治療や健康管理につなげることです。
家族が大腸がんになったら自分も発症する?
家族が大腸がんになったからといって、必ず自分も発症するわけではありません。
ただし、家族に大腸がんの経験者がいる場合は、発症リスクが高くなることがあります。
特に、近親者に大腸がん患者が複数いる場合や、若い年齢で大腸がんになった家族がいる場合には、遺伝性の要因について確認することが重要です。
また、家族性大腸腺腫症(FAP)やリンチ症候群などの遺伝性疾患が関係する場合もあります。
そのため、家族歴が気になる場合は、医師に相談し、必要な検査について確認することをおすすめします。
家族に大腸がんの経験者がいることは重要な情報ですが、将来の発症が決まっているわけではありません。
必要以上に不安を抱えるのではなく、正しい情報をもとに健康管理を考えていきましょう。
健康的な生活をしていれば大腸がんを予防できる?
健康的な生活習慣は、大腸がんの発症リスクを減らすために役立ちます。
例えば、次のような取り組みが挙げられます。
- 禁煙する
- 飲酒を控える
- 適度な運動を習慣にする
- バランスの良い食生活を心がける
- 適正体重を維持する
ただし、健康的な生活を送っていても、大腸がんを完全に防ぐことはできません。
大腸がんの発症には、加齢や遺伝的な要因など、さまざまなものが関係しているためです。
そのため、生活習慣を整えることに加えて、適切ながん検診を受けることも重要です。
また、家族歴や遺伝性の病気がある場合は、医師と相談しながら、自分に合った健康管理を続けましょう。
まとめ|大腸がんの原因を理解して予防と早期発見につなげよう


今回は、大腸がんの原因について、食生活・生活習慣・遺伝との関係や予防方法を詳しく解説しました。
大腸がんの発症には、喫煙・飲酒・肥満などの生活習慣だけでなく、加齢や遺伝的な要因など、さまざまなものが関係しています。
また、20代や30代といった若い年代でも、大腸がんを発症する可能性があります。
今回の記事のポイントをまとめると、次のようになります。
- 大腸がんは、細胞の遺伝子に変化が積み重なることで発生する
- 喫煙・飲酒・肥満などは、大腸がんの主な危険因子として知られている
- 赤肉や加工肉の摂取、食物繊維の摂取量など、食生活との関係も研究されている
- 一部の大腸がんには、家族性大腸腺腫症(FAP)やリンチ症候群などの遺伝性疾患が関係する
- 20代や30代でも、大腸がんになる可能性がある
- 健康的な生活習慣は、大腸がんの発症リスクを減らすために役立つ
- 定期的ながん検診や、必要に応じた医療機関への受診が早期発見につながる
私自身、20歳のときに大腸に1,000個以上のポリープが見つかり、22歳で大腸がんと診断されました。
その後、大腸全摘手術を経験しています。
当時の私も、これから自分の人生がどうなってしまうのか、不安に感じることがありました。
でも、病気や手術を経験した後も、人生は続いていきます。
今では、定期的に検査を受けながら、自分らしい生活を送っています。
そんな経験をした私だからこそ、あなたに伝えたいことがあります。
それは…
「大腸がんについて正しく知ることは、必要以上に怖がるためではなく、自分自身の体と未来を大切にするためのもの」
だということです。
もし、あなたが今、大腸がんについて不安を抱えているのなら、一人で悩み続けず、必要に応じて医療機関で相談してくださいね。
そして、今日からできることがあれば、少しずつ取り組んでみてください。
無理にすべてを変えようとする必要はありません。
あなたの体調や生活に合わせて、できることから始めていきましょう。
大腸がんの症状・検査・ステージ・治療方法などについてさらに詳しく知りたい方は、
「大腸がんとは?初期症状・原因・検査・ステージ・治療方法をわかりやすく解説」
こちらも読んでみてくださいね。
また、私が実際に経験したFAPの診断や大腸がんの告知、手術、退院後の生活などについては、「私の闘病日記」で詳しく紹介しています。
医学的な情報だけでは伝えきれない、当時の出来事や私自身の気持ちもお話ししています。
もしあなたが今、病気と向き合っているのなら、私の経験が少しでも参考になればうれしいです。
これからも『大腸がん克服!櫻根あゆ日記』では、私自身の経験や、健康について役立つ情報をお届けしていきたいと思っています。
あなたがこれからも、自分らしく笑顔で毎日を過ごせることを願っています。
本記事の医学的な情報は、以下の公的機関・研究機関の情報を参考にしています。
※本記事は一般的な医療情報を提供するものであり、個別の診断や治療に代わるものではありません。症状や家族歴などについて不安がある場合は、医療機関に相談してください。







